痔はメジャーな病気ですが、それでもやっぱり「痔です」っていうのはなかなか勇気のいることです。痔について相談することがでいない人もいますので、代わりに痔についていろいろお話させていただこうと思います。

 
◆痔とは?
いぼ痔、切れ痔、痔ろうなどを総称して「痔」と言います。正しく説明すると、肛門に起こった炎症や出血症状のことですが、日本人の3人に1人が痔になっていると言われていますので、生活習慣病の一つになります。

 ◆痔の種類
痔には3種類あります。
・イボ痔・・・肛門の組織が大きくなってしまいイボができるため「イボ痔」と言われます。イボ痔には多くの人がかかりやすくなっていますね。
・切れ痔・・・・肛門が切れてしまうことによって起こります。
・あな痔・・・・上記2つの痔に比べて、あまり知られていなの痔です。
肛門陰窩というくぼみから感染し、膿の通り道ができてしまう病気になりますが、この種類の痔は必ず手術が必要となりますので注意が必要です。放置してしまうとガンになってしまう可能性がありますから、余計に注意しなければならない痔だとも言えるでしょう。

◆痔は再発しやすい
痔は生活習慣病の一つですから、生活習慣が悪いとすぐに再発してしまいます。また、痔の症状が出てくると、過敏性大腸症、炎症性腸疾患などの病気にも発展してしまいますので、痔になったら生活習慣を見直していくようにしましょう。

◆なってしまったら?ならないためには?
痔になってしまったり、ならないための対策についてをお伝え致します。ならないための対策なのに、なってしまったときと同じ対策をするの?と思われるかもしれませんが、「予防」も「悪化させないための方法」も痔に関しては一緒のものになるんですよ。


【水溶性・不溶性食物繊維を摂る】
痔を保存療法で乗り切るのであれば、便秘や下痢を遠ざけなければなりません。ですから、水溶性の食物繊維で便を柔らかくし、不溶性の食津繊維で腸管を刺激して排泄を促進するようにしましょう。水を飲むと便が柔らかくなるという考えは少し間違っています。口から入れた水は腸が吸収してしまうので、なかなか便は柔らかくならないからです。さらに、腹筋を鍛えて排便力を鍛えるようにするといいでしょう。いつまでもトイレにこもってふんばっても、切れ痔になるだけですからね。腸の中からきれいにしないと意味がないんですよ。


【ビフィズス菌】
腸内には善玉菌と悪玉菌がありますが、悪玉菌が増えると便秘・下痢になります。ですから、善玉菌であるビフィズス菌を増やすことで痔を解消するようにしてください。ビフィズス菌は食物繊維やオリゴ糖、乳糖を摂ると増えますので、大豆やたまねぎ、バナナなどを積極的に摂取してください。またおやつにはヨーグルトを食べるといいのではないでしょうか。


【香辛料とアルコールは避ける】
香辛料は肛門を刺激し炎症の原因になってしまいます。また、アルコールも炎症を起こす成分になりますので、唐辛子などの香辛料やビールなどのアルコールは痔を悪化させるだけになるでしょう。


【排便の時間を勝手に決めない】
毎朝排便できたらそれは問題ありませんよね?しかし、毎日決まった時間に排便できる人って、そうはいないかと思います。ですから、「この時間にトイレに行く」と決めるのではなく、「行きたくなったら行く」という気持ちでいればいいと思いますよ。ストレスを溜めたら、便秘にもなりますし、痔にもよくありませんからね。


【排便後は丁寧に洗う】
排便の後は、肛門をきれいに洗うようにしましょう。汚いと炎症がひどくなってしまいます。

【座りっぱなしに注意】
デスクワークなどの仕事で、ほぼ一日中座りっぱなしの人は痔を誘発させるか、悪化させてしまいます。肛門の血行が悪くなりますから、1時間に1回は立ち上がって血行をよくするようにしてください。


◆さいごに
痔が悪化すると、座ることさえできないくらいの痛みが出ることがあります。こうなったら、もう泣きたくなるくらいの状態に陥りますから、そうならないためにも対処法を知っておくべきですね。なお、痔になって痛くて仕方ないときは、応急処置を施してください。
痛みがある場合は、肛門に力を入れてしまうのはよくありませんので、お尻を温めるようにしてみましょう。これで痛みが軽減します。

ただし、患部が熱っぽいときは温めるのではなく冷たいタオルで冷やすようにしてください。出血している場合は、患部にガーゼを当ててお尻の位置を心臓より高くしてじっとします。肛門から痔核が出手嶋っている場合は、肛門の中にゆっくりと押し込みましょう。

痔

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