「愛されたい!」こう思うのは、世界中の誰であっても同じではないでしょうか?でも、愛されたいばかりでは、本当に愛してもらうのは難しいのです。「愛されたい」「愛されたい」ばかりで「愛したい」がない人のことを愛されたい症候群と言います。

愛されたい症候群の女性は愛に飢えています。それはたぶん、幼少期の親との関係に問題があったのだと推測されます。すなわち、【親からの愛情が無条件の愛ではなかった】ということ。
子どもに無関心な親、忙しすぎて放置する親の他、「○○するからあなたはいい子ね」「○○する子は好きだわ」という条件付きの愛を与える親であった場合、子供は自分自身が愛されているわけではないということを無意識に感じ取ってしまうのです。また、明らかに虐待を受けて育った人も同様に「自分は必要のない人間」「世の中からいなくなってもいい人間」と思いながら育つことになります。「いい子にしていないと捨てられるかもしれない」「本当の私は価値がない人間」そう思いながら育った子供は、大きくなってから、「誰か私を愛して!」「本当の私を理解してくれる人ってだれなの!?」「私を捨てないで!」と自分を愛してくれそうな人に必死に縋り付いてしまうようになるのです。

つまり、愛されたい症候群=アダルトチルドレンというわけ。
幼少期の親との関係にトラウマを持ち、成長した後もそのトラウマに悩まされる、それがアダルトチルドレンです。
愛されたい症候群はまさにそれ。愛してほしかった時期に愛されなかった、そのトラウマが、成長した後もずっと付きまとっているため、問題が起きているのです。

愛して欲しい!と思うのは誰だって思うことなので、それ自体は問題はないのです。けれど、この愛されたい症候群の場合、「愛して!」以外の物がないのが問題。とにかく、どんな時でも「愛して!」相手に嫌われそうになったら縋り付く【愛】というよりも【執着】と言ってもいいかもしれません。でも、不思議と愛してほしい!と叫べば叫ぶほど、愛は遠ざかっていくもの。愛してほしい、捨てないでほしい、ずっと私だけを見て、そうなると相手が重く感じてしまうのは当然のことと言えば当然かもしれませんね。愛されたい症候群の人は、愛されたいと苦痛な叫びを上げ続けるよりも、人を愛することから始めてみませんか?

愛って言うのは、誰からもらっても同じというものでは無いのです。愛する人からもらう愛が一番なのです。ですので、大好きな人に精一杯の愛を与え、自分を愛してもらいましょう。大好きな人の気持ちを尊重し、その人を大切にしていくことで、相手もあなたを愛してくれることでしょう。愛されたければ愛す。これがとても大切なことです。愛は求めるだけではだめ。欲しければ相手にも与えなければだめなのです。
もう一つ、愛されたい症候群の人の特徴の一つに「自分に自信がない」というものがあります。愛されたいと強く思う気持ちの裏には「いつか捨てられるのではないか?」「捨てられたら独りぼっちになってしまう」そんな焦りがあるため、愛されることに必死になってしまうのです。ですので、もう少し自信をつけてみましょう!自信のある女性は素晴らしく魅力的に見えますし、卑屈な女性に比べ、男性もこの人となら・・・!と思ってくれる可能性も高いです。
それに、自分に自信のある人は、孤独になることなんてありません。自信を持って生きている人の周りには、常に誰かがいるはずです。自信を持つことで、精神的な自立を果たすことができ、カレに依存せずにやっていけるようになるため、男性側もあなたの愛を重いと感じることがなく、相手を疲れさせるようなことにはならなくなりますよ。

愛されたい症候群の女性がなぜ避けられるか、それはひとえに依存しすぎるからなのです。依存され続けたら相手の男性も疲れてしまいます。依存し過ぎないよう、自分の世界を確立するようにしてください。自分に自信をつけるにはいろいろな方法があります。美しさに磨きをかける、キャリアを積む、自分の好きな道のプロになる、本当に様々です。いろんな道はあるのですが、やっぱり、ありのままの自分でいられる道を探しましょう。人には何かしら必ず長所があります。その長所を伸ばし、そこを自分の自信とすることが大切です。

愛されたい症候群の根本的な問題は【ありのままの自分を愛してもらったことがない】ことなのですから、一度でもありのままの自分をすてきだと言ってくれる人が現れたら、それだけでかなり救われるはず。自分らしく生き、自分らしく動き、その中で見つけた愛を大切にする、これが愛されたい症候群克服のために必要なことなのです。

アダルトチルドレンは病気ではないため、治療はありません。けれど、幼少期のトラウマのせいで、生きづらくなっているのは確かです。そこをどううまくコントロールするのか、それはあなた自身のこれからにかかっているのですよ。



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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)