女性が充実したセックスライフを送る上で、最も欠かせないのが「潤い」。濡れるのが当たり前だと思っていたのに、時として「潤い」が足りなくなる場合があります。なぜ「潤い」が足りなくなるのでしょう。それは、性的興奮や性的快感をうまく得ることができないことも、1つの原因として挙げられます。これらの症状を俗に「不感症」と呼びます。この「不感症」の原因とは、一体何なのでしょうか。

【不感症とは】
不感症とは、セックスの際にオーガズムに達しない状態のことをいいます。要するに、セックス時に「イク」という感覚が得られないということです。しかし、この「不感症」の定義とは実に曖昧なのも事実です。現に「不感症」という言葉自体も、医学用語とは言い難いものなのです。「不感症」の一般的な定義は以下の通りです。
性的快感が得られない あるいは、全く得られない
オーガズムに達しない あるいは、達した経験がない
性的欲望自体はあるのに、快感を感じることができない、あるいは感じづらいというのも「不感症」の定義にあてはまります。

【不感症の原因】
身体的原因
〜先天的な問題〜
性器は、人の数だけ形が違うといっても過言ではありません。生まれつき、とても膣が狭いもしくは広い女性、あるいは、膣が下向きになっている女性など様々な人がいます。その中の1つに、「処女膜強靭」といって、生まれつき処女膜が硬い人もいるのです。そういった場合、挿入時にかなりの痛みを伴うこともあります。女性にとっての「性感帯」といわれるのは一般的に、乳房・膣・クリトリスの3箇所です。(もちろん人によって、それ以外の部分にも存在する)
その中の「クリトリス」は、性感帯のなかでも快感を得やすい性器の一部です。そんな「クリトリス」は、包皮という皮で覆われています。覆いかぶさっている包皮の量というのは、もちろん個人差があるのですが、「クリトリス」全体を覆ってしまっている状態のことを「クリトリス包茎」といいます。
この「クリトリス包茎」は、包皮が全体を覆ってしまっていることから、分泌物や垢がたまりやすくなり、衛生的にもよくありません。また、「不感症」にも大きく関係しており、挿入時の性交痛やクリトリスへの刺激に鈍感になるなど、様々な不都合が生じます。

〜後天的な問題〜
女性器全般においてそうですが、特に女性器内部の「膣」はデリケート。この「膣」に、子宮内膜症やその他の炎症などが起きていることで、性交痛を感じる女性が多いといわれています。その他にも、加齢やホルモンバランスの乱れによる症状も如実です。閉経に伴い、ホルモンバランスが大きく崩れ、女性ホルモンの分泌が少なくなります。そのため、性器の潤いが減少したり、快感を得にくくなるという症状が出る場合もあります。

精神的原因
「不感症」の精神的原因というと、一般的に「トラウマ」が多いといわています。過去に性的虐待を受けたことから、男性恐怖症やセックス恐怖症に陥ってしまったという女性は、悲しいかな少なくないのです。「不感症」は、実際目に見える身体的原因であれば治療もしやすいのですが、精神的原因となると目に見えないので、治療も一筋縄ではいきません。

【曖昧な定義による誤解】
冒頭にお話した「不感症の定義」。医学的にも症状が不透明なことから、定義はかなり曖昧なものになっています。それゆえに、「私は不感症である」と誤解をしている女性も多くいます。例えば、”オーガズムを得られない イコール 不感症である” というのは、大きな誤解です。一般的に、若年層に多い「オーガズムを得られない」という悩み。人と人との相性があるのと一緒で、セックスにも体の相性が多いに関係します。今まで経験した人では、オーガズムを得られなかったかもしれませんが、体の相性の良い人とセックスをした場合に、「初めてオーガズムを得られた」という女性はたくさんいます。
また、男性が自分本位なセックスをした場合、女性が性的快感を得ずに終わってしまい、「私は不感症なのでは……」と勘違いする人も、少なくないようです。セックスは、1人でするものではありません。1人でするのであれば、オナニーで十分なわけです。しかし、相手がいる以上、自分本位ではなく相手への思いやりも必要不可欠になってきます。セックスというより親密な人の関わり合い、コミュニケーションもより一層大事になってきます。

【不感症を改善するには】
先述にあるとおり、不感症の原因は様々です。性交痛があるようであれば、無理をせずにまずは医師へ相談してみると良いでしょう。精神的なものが関係している可能性もありますが、子宮内膜症などの病気が原因という場合もありますので、個人の判断では難しいでしょう。濡れなくて困っている人も、女性ホルモンのバランスが原因ということもあるので、婦人科に相談してみるのも良いでしょう。
また、自分の性感帯をよく知るという上で、オナニーが良いといわれています。もちろん、それで全てが解決するわけではないのですが、自分の体を知るという上でも、画期的な方法といえるでしょう。

いかがでしたでしょうか。あなたもあてはまる部分はありましたか?自分だけで抱え込まずに、誰かに相談して一歩前進することで、あなたのセックスライフも明るいものになるでしょう!

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)