人は生きていく上で、沢山の事を学びます。大好きな人とのお別れや、思いもよらない悲劇、辛い経験を幾度となく繰り返し、人はそれでも生きていきます。ですが、悲しい現実を受け入れられない時ってありますよね。誰にだってあると思います。他人から見たら「そんなこと?」と思われてしまう事だって、自分にとったら大きな出来事かもしれないし、反対に「大変だったね」と他人に言われても、自分からしたら大丈夫な事だって、大きい小さいではなく心が壊れる思いは自分にしか分かりません。

だけど、それでも私達の人生の時間は刻々と刻まれていきます。早く悲しみから立ち直って、時間を無駄にしないで!なんて結局は他人だから言える事。悲しみや絶望を受け入れて、受け止める時間は人それぞれに違うのですから、決して焦らなくていいのです。今回は、深い悲しみを心に抱えて、自分自身ではどうすることも出来ない方たちに、些細ではありますが少しのアドバイスが出来たらいいなと思います。


【深い悲しみから乗り越える方法】

いつもと同じ生活を心掛ける事
心に大きな負担を感じると、いつもと同じ生活を送ることは少し難しくなってきてしまいます。ですが、心理カウンセラーの方たちが、深い悲しみを感じた方たちに述べる事は、いつもと同じ生活を意識することだけ考えてみて下さいと言うそうです。

何も出来なくなるほど、悲しみは心を侵食していってしまいますが、だからと言って独り暮らしをしている人なら、仕事をしないと生活できなくなってしまう。そして家族と暮らしている人も、家族に心配をかけっぱなしではいけない。その思いが少しでも心にあるのなら、いつもの生活を出来るように、「今日も一日過ごせた」と言う気持ちを毎日毎日重ねていく事です。

何かいつもの自分と違う事をするとか、無理に出掛けようとすると、余計に心は重たくなっていってしまいます。「いつもと違う自分」を余計に意識してしまうため、また一人になった時心の中にある悲しみは大波のように襲ってくるからです。だから、何も無理することなく、いつも通りの自分を意識することが、心の修復に一番の近道となるのです。

◆悲しみと直面できないのなら、心に蓋をしてもいい
大きな悲しみは、自分自身目をそむけたくなるほど嫌なモノです。直面してしまったら一体自分はどうなってしまうのだろうという不安や、この悲しみに耐えられるのか分からない心、そんな時はもういっそ心に蓋をしていいと思います。見たくない現実に今すぐ直面する必要はないです。ですから、自分自身「そろそろ大丈夫かも…」と感じた時、その蓋を少し解放するのも一つの手ですね。

悲しみは向き合わないと前に進めないよ!と周りは言うかもしれないけど、そんな他人の言葉なんか気にしなくていい。自分の悲しみは自分だけのもの、自分のペースで自分の思いのままに、蓋を開けるのが良いと思います。

◆時間は残酷なまでに感情を風化させていく
悲しみを乗り越えるのは、乗り越えられた後にしか感じられない思いです。「もうすぐ、悲しみから乗り越えられる!」なんて思える人は少ないですよね?乗り越えられた時に、やっと「あ、私もう大丈夫だ」と感じるモノ。その思いに必要なのは、時間だけです。時間はどんな人間にも、誰にでも平等に与えられたもの。
忘れたくない思いも、忘れてしまいたい思いも、全て全て完膚なきまでに風化させてくれるのが時間なのです。

その時間が経つまでは、とても辛くてしんどくて、涙溢れる日々を過ごしてしまうかもしれませんが、それさえも懐かしく感じる時がいつか来るのです。その時まで待つのは心が疲れてしまうかもしれませんが、絶対と言っていいほど、時間が解決してくれるものなのです。

◆今だけは自分の心のままに休む事
心が疲れてしまった時、私達は心の修復を一番に考えようとします。その修復方法は、睡眠です。頭を沢山使うと、脳は休息をとるため眠気が増すという実例がある分、眠ることは心にも体にも必要なことです。悲しい思いをしたとき、皆さんがする行動は、誰かに話すとか沢山泣くなど、人それぞれに心を軽くさせる方法を考えます。その中でも「眠る」という人も多く、眠る事で心をいったん遮断し、現実にある悲しい思いから自分を守る防衛本能が働くのでしょうね。

筆者が悲しい思いをしたときに一番取る方法が、眠る事です。夢にまで悲しみをシンクロさせてしまう事もありますが、起きていることが辛くて、辛くてたまらない時は、逃げていいと思います。心のままに、休むことは一番自分を甘やかす方法だから、今だけはそんな自分でイイのです。


悲しみを乗り越える方法は沢山あります。だけど、悲しみをちゃんと自分の心で受け止める方法は、自分しか分からないもの。でも、無理に心をこじ開けて荒療治するよりも、自分で自分を極限まで甘やかしてあげましょう。そしていつか心が「大丈夫だよ」と応えてくれたら、その時に整理できたらいいと思います。

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