「離婚」今や2分に1組が離婚する時代と言われています。周りを見ても離婚経験者は大勢いらっしゃいます。そして、離婚予備軍の女性もどれくらいいるのかわかりません。「離婚」と言う選択は、早まってしてはそのあとが大変です。しかしながら、ぐずぐずと嫌な関係を続けているのも決して良いとは言えません。どのように決断したらよいのでしょうか。

 

「離婚件数の推移」
毎日のように、週刊誌、ワイドショーなどで芸能人やスポーツ選手などの有名人の離婚について話題にのぼっていますが、これは特殊な世界のことだけではありません。離婚件数は、1970年が約9.6万件でしたが、2013年には約23.1万件と71年当時に比べ、約2.4倍になっています。時間でみてみると、「約2分に1組」が分かれている計算になります。その数字だけをみると日本は離婚大国かと思いますが、世界的に見て圧倒的に離婚率が高いのはロシアとなっています。

 

「離婚理由」
では、みなさんどんな理由で離婚しているのか、気になりますね。

1位 性格の不一致 
確かに、1番よく聞く離婚理由がこれですね。性格の不一致ってある意味当たり前のようですが、ずっと生活を共にしていると、耐えられないことがあるのですね。絶対的な理由があるわけではないけれど、「性格の不一致で別れる」長年夫婦をやってきた人には、何となく納得部分があるのではないでしょうか。

2位 不倫(不貞行為)“浮気・不倫・不貞行為” 結婚していたら、絶対にしてはいけないことですが、これもよく聞く離婚理由です。許されない恋だから、余計のめり込んでしまうなんてことがおきているのでしょうか。しかし、不貞行為は明らかに離婚請求を出来る理由となります。“不貞行為”とは 配偶者のあるものが、その自由意思に基づいて配偶者以外のものと性的関係をもつこと。というのが法律的解釈です。この”不貞行為”を理由に離婚請求する場合には、請求する側が、配偶者と異性の愛人との「性行為を確認し、ないし推認できる証拠」を立証しなければなりません。裁判所では詐欺や詐称行為を防ぐため、不貞行為の証拠を厳しく制限しています。

3位 家族(親族問題)
いわゆる「嫁姑問題」や親族との不和を解消することに配偶者が非協力的な場合などが挙げれます。意外ですが、上位に挙がっているのが現状です。

4位 暴力(DV)
DVなど、身体的に受ける暴力、言葉での暴力を理由に離婚する人も増えています。この場合は、調停や裁判などで専門家の手を借りて離婚した方が良いと思われます。相手との話し合いが出来ませんので、第三者に介入してもらう必要がある場合が多いです。

 

「離婚の準備」
離婚する場合に考えなくてはいけないことは、離婚後の生活のことです。お子さんがいなくて、ご自身に経済力がある場合はさほど心配する必要はないでしょうがその他の場合は入念に準備をしておかないと大変です。もちろん、DVなどで明らかにお子さんに悪影響を与えてしまう場合はなるべく早く家を出ることを考えた方が良いかと思いますが、その場合も気づかれないように準備しましょう。身の回りの生活に必要なものを持ち出せるように、まとめておき、場合によっては信頼できる人に少しづつ預けるという方法もあります。離婚まで、時間がかけられる場合はある程度は生活の基盤を整えてから、離婚に踏み切りましょう。お子さんがいる場合は、経済的な問題の他にお子さんの心理的な問題も考慮しなくてはなりません。年齢的な事も含め、慎重に進めましょう。
もし、離婚という事になったら、養育費をいつまで、いくらもらったらよいのかもよく計算しておかなければなりません。しかしながら、養育費をきちんと受け取っている人は本当に少ない割合の人なので、そこも含めてよく考えておく必要があります。

 

「離婚協議書」
話し合いによって、離婚する場合は、必ず”離婚協議書“と言うものを作成しましょう。もし、相手が慰謝料の支払いを決めたのに払わない、なども場合に”離婚協議書“があれば回収の手続きを進めるのが容易になります。口約束だけで決めていると、内容が証明されないので支払いを請求することが難しくなってしまいます。養育費についても、きちんと“離婚協議書”に書いておきましょう。早く別れたいということで、そんなものは作らなかったという方が多くいらっしゃいますが、早まることなくきちんと作っておきましょう。*離婚協議書作成の流れ

1.話し合いにより、離婚する際の内容を決める

・離婚を合意した旨

・慰謝料について

・財産分与

・親権者の指定

・面接交渉

・年金分割

・公正証書を作成するか否か

2.離婚協議書を作成する

3.離婚協議書を公正証書にする(公正証書を作成する場合)
離婚協議書については、弁護士などの専門家に頼むという方法もありますが、ひな形も検索すると出てきますので、そちらをもとに作成するとよいでしょう。※公正証書とは、法律の専門家である公証人が公証人法・民法などの法律に従って作成する文書です。そのため、高い証明力があるため、裁判所の判決などを待たないで直ちに強制執行手続きに移ることができます。つまり、慰謝料や養育費の支払いなどを約束した場合、もし、支払いが滞っても裁判を起こして裁判所の判決を待たずに強制的に回収する手続きに入ることが出来ます。

 

「いざ、離婚」
“離婚協議書”の準備が出来たら、準備は整いました。離婚するのは、結婚するのに比べて何倍ものエネルギーがいるとよく言われますが、準備が整ったらあとは潔くことを進めましょう。もちろん、好きになって一緒になった人です。それなりの“情”というものもあるでしょう。でも、決めたからにはきっぱりと行動することが大切です。

 

「離婚」と言う決断。「結婚」するときのようにウキウキすることではありません。でも、より良い人生を歩むために、早まらず、でも、潔く決断しましょう。(決して、離婚をお勧めしているわけではありませんが・・・・)



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