早発閉経と聞いて、あまりピンとこない人も多いと思います。
まず初めに、早発閉経とは一体なんなのか?というお話をしていきたいと思います。

《早発閉経とは?》

早発閉経とは、まだ閉経年齢(40代後半から50代後半)に達していない20、30歳代で卵巣年齢が閉経年齢に達してしまっている状態をいいます。
こういった症状が起こる要因は、初めて月経が始まった時から月経周期が不順で、生理周期が定まらないといった人に多く起こります。
生理不順と聞いても、最近の女子ではそれが当たり前といった人も多いので、生理不順というだけで産婦人科に行くことは少ないと思います。しかし、本来ならば生理不順というだけでも病院に行って先生に診てもらわないといけないのが当たり前。それが現代人は生理不順となってしまう人が多いので、病院に行かないのが当たり前と化しているのでしょう。
その中でも、早発閉経とは20歳代から月経が来なくなるので、高校を卒業する頃には1年に2回から3回ぐらいしか月経が来なくなってしまい、20歳代前半からは完全に月経が来なくなってしまうという経過が、主に早発閉経と病院で診断されます。
早発閉経と診断されるには、月に一回来る月経が、1年間来なかった場合早発閉経と診断されてしまいます。半年ぐらい、月経がこないといった状態が続いているとまた病名は変わってくるので閉経といった診断では表せられません。

《もしかして…?という不安があるのならば早めの診察を》

生理不順だからといって月経が1年間も来ないとなると、それまでの間に心配になり病院に行くという人が多いので、完全な早発閉経になるという人は少ないです。
もしかしてと言う心配がある場合、月経誘発剤と言う女性ホルモンのお薬を処方してもらうので、完全に月経が終わってしまうということは少ないのです。こういった検査は、女性にしかわからない問題なのですが、女性自身「怖い」という思いから、病院へ行くということが少ないと思います。もしも何かあるんじゃないか?という不安が頭の中をよぎるのでしょう。 ですが生理が来ないという時点で、自分自身の体は何らかのサインを出していると言っていいと思います。何かしらの原因があるからこそ、こういった女子の生理現象さえ起こらなくなってしまうというのが問題なのです。

《早発閉経の診断方法とは?》

次に早発閉経の診断や、検査方法をお話していきたいと思います。
早発閉経の診断は、月経の経過確認とホルモン検査で行うことができます。早発閉経の患者さんは、卵巣が正しく機能していないため卵巣を刺激する下垂体からのホルモンであるFSH、LHがきわめて多量に放出されています。この値を測定することにより早発閉経か、そうでないかが診断できるのです。
そして、確定診断の為に腹腔鏡検査を行います。その検査により卵巣が萎縮していることを確認していきます。卵巣組織の一部分を生検して、その一部分の中に原子卵胞がなくなっていることを確認することが必要になるのです。ですが、こういった検査は治療方針にはなんら変わりがないため、単に研究のための検査となってしまいますので、希望される患者さんは別ですが、腹腔鏡検査を行っていない病院もあります。
早発閉経の患者さんのなかには抗卵巣自己抗体という特殊な抗体が陽性になってしまっているために発症している人が多く、こういった場合はステロイド剤を用いることによって排卵が起きることもあります。ですがこの自己抗体を持っている患者さんはすごく少なく、多くの方は治療に反応しない、いわゆる難治性の早発閉経の方が多いです。

《早発閉経を発症させないためには、日々の生活習慣の改善が必要となる》

早発閉経は薬の処方による治療法もありますが、主に何が原因か?という断定的な要因がないことから、生活習慣から見直す事が、先決かと思われます。
日々の食生活や、睡眠、ホルモンバランスを崩してしまうようなことは避けていく事が大切です。
ホルモンバランスの乱れは、基本的に食生活と睡眠で崩れていってしまうので、必要な栄養はサプリメントなどで補うのも効果的です。
その中でも、豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きがあるという事で、長年女性からは必須とされていましたが、最近では、スーパーイソフラボンと言われるエクオールが注目を集めています。
エクオールについては簡単にですが、説明させていただきますと、大豆食品や、魚油の摂取量が多く、特にベジタリアンの人で、腸内環境が整っている人に多く作られるエクオール産生菌です。元々日本人は、肉よりも魚、野菜でも根菜やきのこ類が中心となった食生活だったので、世界に比べるとエクオール産生菌保持者は多かったのですが、近年では、若い女子だと少なくなってきていると言われています。
ですので、このエクオール産生菌を増やす事、腸内改善を目的とした食生活で、女性の体のお悩みの解決にも繋がっていくと言われています。


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