男性と別れた後って「復縁したい……」と思うこと、あると思います。
ところが、この「復縁」には2種類あります。2種類のうち、片方は非常に多く、片方はほんのひと握り。そして、復縁が成立するのは、「ほんのひと握り」の場合だけ、と考えて良いでしょう。復縁が非常に難しいのは、「共依存」というものと深く繋がっているためなのです。共依存ってなに?本当にあなたに合った相手と付き合うには? 今回は復縁と共依存について、考えてみたいと思います。

◆「共依存」って何?

共依存、という言葉を聞いた事がある方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?メンタル面での問題のひとつとして、最近では認知度も徐々に高まってきました。共依存というのは、「相手に尽くすことで自分の存在価値を見出す関係」のことです。比較的、女性に多いですが、男性に無いというわけではありません。むしろ、女性の場合は、明らかにどう見ても依存しているのだけれども、男性の場合には、一見収入もあり、強がって自立しているように見えながら、心理的には非常に依存している……というケースがあります。
男女の依存のほかに、女性同士の依存というものも、例えば友人同士や、母と娘との間でよく見られるのですが、ここでは割愛して、男女の共依存に焦点をあててみましょう。

◆男女の共依存ってこんなカタチ……

共依存は、相手に認められることで自分の存在意義を感じる、という関係ですから、例えば男性と女性が共に依存している場合、依存しあいながら意外にも関係は長続きしていくことが多いのです。相手がいなければ生きていけない……という状況が続き、お互いに頻繁にメールをしたり、相手に尽くしあい、関係を続けます。ただ、これはこれで、自分で自分の存在価値を感じられないままのお付き合いですし、「相手の本心」というものがなかなか心底から信じられませんから、いつでも「相手に捨てられるのではないか」という不安をお互いに持ちながら、お互いに尽くし続けるという、疲れる関係になってしまいます。
しかし、これが男女ともに共依存の状態ではなく、「片方が依存しているだけ」の場合は、また少し違います。依存しているほうは、頻繁に連絡をしたい、いつでも一緒にいたい、くっついていなければ不安……という感情があるのですが、相手が離れていくと怒ったり、機嫌を悪くしたりします。共依存の人には、自分が捨てられるのではないかという不安がいつもありますから、相手に捨てられないように尽くし、四六時中くっつこうとします。ですから、依存されている側にとっては、非常に鬱陶しいことになります。一方的に依存されている側は息苦しくて、たまりません。依存されている側に、相手への依存心が最初からない場合、早い段階でその男女は別れることになります。
また、最初は男女がともに共依存の状態にあり、お互いにお互いを縛りながら関係を続けるけれども、やがて人生の過程の中で、片方が自立していく、ということもあります。するとやはり、一方的な依存関係ができあがり、依存されているほうが別れを切り出すことが多いのです。この場合には、共依存している間は、お互いに連絡を取り合い、うまくやることができます。しかし、片方が自立した暁には関係が壊れてしまいますので、それなりに長続きしたと思える関係でも、別れが訪れます。
そして、復縁したい……という感情が発生しやすいのは、こうした「依存関係が壊れたとき」なのです。たいていは、自立していないほうの人が別れを切り出します。

◆依存していると、復縁できないワケ

復縁したいという気持ちは、そもそも大半が、この依存心から来ています。依存しているから復縁したいのですが、相手は依存されているからイヤになって別れたわけですから、当然復縁は難しくなります。
この関係で、復縁を目指すのならば、復縁したい!という気持ちを捨て、あなた自身がもう一度、彼の信頼を取り戻し、「もう依存する彼女ではない」ということを知ってもらい、言ってみれば「惚れ直してもらえる」ことでしか、復縁できるチャンスはありません。
復縁したい! と望むとき、たいていの女性は、依存できる相手を失い、さまよい、気持ちがフラフラになりながら、依存できる相手を取り戻したいと願っています。それは、言ってみれば終わりのない負のサイクルです。しかし、このサイクルから抜け出さなくては、決して復縁は叶いません。
彼は「もう依存されたくない」と思っているのですから、心身ともに自立することだけが、あなたが彼との関係を取り戻す唯一の方法です。しかし、そのためには、「復縁したい」という気持ちからは一度離れる必要があります。
しかしこれを実現し、しかも、それを彼に見てもらって、復縁したいという気持ちになってもらうのは、とても難しいことです。ですから、最初に、復縁できるのは「ほんのひと握り」と申し上げたのです。

◆依存しやすい女性とは?

ここで、依存しやすい女性とはどのような人なのかを、あらためて見ておきましょう。依存している人というのは、ほとんどの場合、依存しているという自覚がありません。ここに挙げるパターンにあなたが当てはまったのなら、あなたは依存性の高い女性かもしれません!?

《依存しやすい女性にありがちなこと》

友達や彼氏とのメールやLINEには、即返信が当たり前
LINEで、既読無視されたまま返信がなかなか来ないとイライラする
彼氏がいるなら、休日は一緒に過ごすのが当たりまえ
スケジュール帳の欄が空いていれば、誰かと会う約束を入れたい
丸一日、彼氏からの連絡がないと淋しくてしかたない
・自分の考えていることに相手から同意が得られない場合、正しいのは自分だと思う
彼が望んでいることなら、なんでも叶えてあげたい
自分に自信がない
・彼に褒めてもらえれば、なんでもオッケー

いかがでしたか?
これらの多くに当てはまる場合には、あなたにも共依存の可能性があります。
共依存の人の恋愛は、相手に負担を与え、しかも自分は決して本質的な幸せを手に入れることができません。そして、ひとたび男女の関係が崩れれば、復縁を求めてさまようことになってしまうのです。

◆共依存から抜け出し、幸せな恋愛をするには?

共依存から抜け出して、幸せな恋愛をしたいのなら、あなた自身が自立できる人間になるしか方法はありません。相手に尽くし、喜んでもらうこと、特定の相手とくっつくことによって幸せを感じるのではなく、自分の価値観を身につけ、自分で「幸せとは何か」を判断していくことが必要です。
共依存の原因は、単に性格ということではなく、親からの育てられ方や、生い立ちにある場合も少なくありません。そのようなときは、心理カウンセリングなど、自己の潜在意識を覗き、癒されないままあなたの中に留まっているインナーチャイルドを解放することも必要になるかもしれません。
実際、全く依存をすることなく完全に自立して生きていられる人は、全体の1パーセントにも満たないといわれています。依存体質で不幸な恋愛を繰り返しがちな方は、この機会に是非自分の恋愛を見直してみてはいかがでしょうか。



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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)