女性である限り、年十年もおつきあいする「月経」。
一か月に一度とはいえ、気分も憂うつになりがち。

色々と面倒なこともありますが、なるべくならいい気分で過ごしたいものです。どのようにしたら良いでしょう。


「月経」

女性の一生のうち、月経があるのは平均で35~40年間、毎月5日間を月経期間とするとなんと生涯で6年半以上もお付き合いすることになるのです。
女性であるからには切り離すことの出来ない月経の仕組み。
小学校のときにお勉強しましたが、もう1度おさらいしておきましょう。

*月経期

排卵した卵子と精子が結合し受精卵となり、子宮内膜に着床すれば妊娠成立。
妊娠しなかったときは、黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌が減少。
いらなくなった子宮内膜がはがれ落ち、血液といっしょに体外へ排出される(月経)

月経のときに出る血液は、子宮内膜がはがれて、溶けて出てきたものなのです。
はがれた機能層の下には、基底層という部分があり、また次の月になると新たに組織を作り出し、内膜を厚くしていきます。
このように子宮内膜がはがれて外に出て、また作り出すという毎月のサイクルは、女性ホルモンによって起こります。
これが子宮のなかで毎月繰り返されているのです。

(参考:ユニ・チャーム)


それでは月経に伴う様々な症状をみてみましょう。

・PMS(月経前症候群)
PMSについては意外と知らない方も多いのですが、実際月経前に不快感を感じている方は多くいらっしゃいます。
月経前に不快を感じることが全くないという人は、全体の1割にも満たないというアンケート結果も出ています。

月経の始まる1~2週間くらい前から起こる不快症状
イライラ・腰痛・眠気・頭痛・胸の張り、痛み・下腹部痛などの様々な症状があります。

この中で、特に多い症状がイライラです。頷いていらっしゃる方多いと思います。
これらの症状は身体的なものですが、精神的な症状もあげられます。
精神的に不安定になる・憂うつ・無気力・不眠など・・・・
そして、このPMSは30代が一番重いようです。
この時期は仕事や生活が一番忙しい時期のため、それらのストレスも重なって一艘症状を重くしているのかもしれません。

・「PMS」のセルフケア
まずは、ライフスタイルの改善です。不規則な生活はNGです。ストレスを溜めこむのもよくありません。
食事にも気を使いバランス良くなるよう心がけましょう。

アルコール・塩分・カフェインはPMSの症状を悪化させる可能性があるので注意しましょう。
又、軽い運動(有酸素運動)も症状を和らげると言われています。ウォーキングなどをするのも良いでしょう。
日記をつけ、自分の身体のリズムを知りましょう。
毎月、月経の時期を記録しておくと身体のリズムを知ることが出来ます。それに合わせて色々な事を調整することが出来るので、役立ちます。

症状がひどい時は、医師に相談してみましょう。


「月経中の不快感」

*ナプキンによるムレやかゆみによる悩みを感じている方

タンポンを使ってみると解決することがあります。
肌が柔い方はナプキンを使うことでかぶれることもありますので、タンポンを試したことのない方、一度は試してある価値はあると思います。

最近では「月経カップ」というものも出ているようです。
シリコン製のカップを膣の入り口に入れて経血の受け皿のように使うものということです。
日本ではまだ市販されていないので、安全性など気になるところではありますが、お肌に関していえば、ムレやかゆみの心配はなさそうです。

*生理痛

生理中に感じる不快な症状として、腹痛・腰痛・全体倦怠感などもほとんどの女性が感じているようです。
これらに対しては、身体を温めて血行をよくするのは効果的です。
おへその下、腰の下の仙骨のあたりを温めるのが良いでしょう。
冬であれば、低温やけどをしないように張るタイプのカイロなどもおススメです。

ゆっくり入浴して身体を温め血行を促すことで、痛みも和らいできます。
ぬるめのお湯に好きなアロマオイルなどを少したらしてゆっくりとつかると疲れをとる効果も期待できます。

鎮痛剤を使うのも一つの選択肢です。体に良くないのではと使わない方もいらっしゃいますが、痛みに耐えて憂うつに過ごすのはもったいないことです。正しい量や飲み方を守って使ってみてはいかがでしょうか。

少し体を動かすのも、意外と効果があります。軽い散歩やストレッチをすると気分も変わり、痛みも和らいできますよ。


月経前・月経中と様々な症状がありますが、どちらもあまりにも辛いようであれば、医師の診断を受けることをお勧めします。
何か別な原因がある場合もあります。

いずれにしても、女性だけが一生つきあう「月経」。
毎月大変な事ですが、女性であることに誇りを持って憂うつな気分を少しでも和らげましょう。我慢は大敵ですよ。






N112_hooduewotukujyosei-thumb-815xauto-14599
(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)