DV(ドメスティックバイオレンス)による被害は後を絶つことがありません。被害届を出していない人もかなりいらっしゃるようですので、実際の数はもっと多いことでしょう。
DV被害にあっていても、本当は優しい人だからなど様々な理由でどこにも相談せずにいる人もいらっしゃるはずです。悩んでいないでおかしいと感じたら専門家に相談しましょう。暴力は決して許してはなりませんから。


「DV(ドメスティックバイオレンス)とは」

DV(ドメスティックバイオレンス)とは「親密な関係にあるパートナーからの暴力」のことを言います。夫だけでなく恋人から受けていることも指しています。ここでいう暴力は①身体的、②精神的、③性的、④経済的など様々な要素を含んでいます。見逃してはいけないことは、DVの加害者は「暴力」という手段・方法を意図的に選択しているという点です。

男性が女性に何かを伝えようとするとき、相手が夫婦や交際相手だからといって、暴力が正当化されていいわけはありません。暴力は、どんな状況においても、犯罪なのです。あまり身近ではないと感じている方も多いかもしれませんが、現在の日本では・・・・・女性の4人に1人が暴力を受けた経験があります。そして、執拗な暴力を受けたことがある女性は10人に1人もいるのです。

配偶者間における犯罪で殺される女性は1年間に117人(2006年)という悲惨な結果になっています。これは、決して自分には関係ないことではないのです。


「DV防止法」

DVの被害者を保護し、支援するための法律として、2001年に「DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)」が施行されました。
これまでに3度改正が行われています。3度目の改正では生活の本拠を共にする交際相手からの暴力及びその被害者についても、配偶者からの暴力及びその被害者に準じて、法の適用対象とされました。
これにより、配偶者の範囲が、これまでの事実上の婚姻関係にある者に加え、生活の本拠を共にする交際相手からの暴力の被害者も含められることになりました。着実にDVをめぐる行政機関をはじめとする制度は整備されつつあります。


「DV被害にあったらここに相談」

*あなた、そしてあなたのまわりの方が被害にあっている場合


様々な相談施設などがあることを知っておいてください。悩んでいないで先ずは相談してみましょう。周りの人がDVかどうか迷っていたらまず相談してみることを勧めて上げましょう。場合によっては一緒に付き添ってあげたり、相談窓口の確認などをしてあげることも良いでしょう。

※女性センター 地域の女性センター(ウィメンズプラザ、男女共同参画センター等の名称で呼ばれているところもあります)には、人権相談や法律相談、心と体の相談などのかたちでDVに対応する相談体制が整っています。

女性センター一覧  http://www.gender.go.jp/e-vaw/advice/advice06list.html

※福祉事務所 市などの自治体が運営する施設です。福祉事務所では「婦人相談員」がDVの相談に乗ってくれます。

※警察署 DVは犯罪です。問題が深刻化する前に相談しておくことも大切です。交番ではなく最寄りの警察署を訪ねましょう。


※配偶者暴力相談支援センター【緊急の場合】


都道府県に必ず設置されている公的なシェルターです。
生活の場のない女性や、さまざまな暴力被害にあった女性たちを支援しています。DV防止法にもとづいて、相談から一時緊急保護、自立支援までの業務を行います。男性の暴力が深刻な場合、緊急性が高い場合などは、本人からここに連絡するよう勧めてください。
都道府県のホームページに電話番号が記載されているので、電話で状況を伝えて係員の指示を受けて下さい。

※その他の相談窓口

・保健所
・精神保健福祉センター
・子ども家庭支援センター
・児童相談所
・法務局人権相談
・弁護士会人権法律相談
・法テラス

(参考:女性のためのDV相談室)


DVは紛れもなく犯罪です。一人で悩んでいないで相談することが何よりも大切なのです。相談機関に行く勇気がなかったら周りの誰かに相談してみて下さい。きっと今までと違った道が見えてくるに違いありません。



 

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