生理前のお悩みは尽きないものですが、地味に心を締め付けるのが底の知れない食欲。深刻な症状とも受け取りづらいですが、たくさん食べてしまってはせっかくのダイエットも水の泡。日々の我慢も水の泡。
普段は少食の方でも食事制限できている方であっても、生理前ともなると人が変わったかのように食欲に負けてしまいます。

この食欲はどうして起こるのか?どうしたら良いのか?できるものなら解決していきたいもの。生理前の自分の体の変化に、上手に向き合いたいですよね。

◆生理前の食欲の原因

生理前の食欲が引き起こる原因は、排卵後に多く分泌される黄体ホルモンが関係しています。
この黄体ホルモンが分泌されるようになると、食欲がいつも以上に増したり、むくみを引き起こしたりするのです。

黄体ホルモンが分泌されると、血糖値が下がり、糖分を体が欲しがります。
生理前になると特に甘いものが食べたくなるのは、この下がった血糖値が原因!むやみに甘いものが食べたくなっていたのではなく、ちゃんとした体からのサインだったのです。

また、更に血糖値が下がると、安定させようとアドレナリンが分泌され、食欲を増進してしまいます。
食べても食べてもお腹が空くあの状態も、つまりは下がった血糖値が原因なのです。

もともと妊娠のために必要な黄体ホルモン。そのため黄体ホルモンが分泌されることによって、妊娠に備えて、脂肪、栄養、水分、塩分などを体に貯めこみます。
そのため、生理前に体重が増加したり、むくみが目立つようになるのはごく自然なこと。
妊娠することなく生理が起こることによって、黄体ホルモンの分泌は収まり、いつもの食欲へと元に戻ります。

◆食欲と向き合うために

気持ちのままに食べてしまってはいけません。しかし、食べないことによってストレスを溜めてしまうのはもっとよくないこと。
増して生理前はストレスにナイーブですし、上手な食べ方をみつけるのがベストだと思います。

・食事の回数を増やす

普段の食事のまま回数を増やすわけではありません。回数を増やして軽い食事を摂ることによって、空腹感のある時間を作らないようにするのです。

例えば、「ファイブファクターダイエット」は皆さんご存知でしょうか?生理前のダイエットはあまりするべきではありません。
しかし、食事を5回に分けて空腹感を減らす点、炭水化物、タンパク質、水分を意識して摂る点において参考にできる部分があります。(詳しくはこちら)

・よく噛んで食べる

満腹中枢を刺激するために、いつも以上に噛むことに集中して食事を摂りましょう。脳をだますのです。
特に普段噛むことを意識せず食べている方は、ダイエットにも繋がるのが咀嚼を増やす行為。ぜひ普段から実践していきたいものです。

噛むこと以外にもお菓子は袋から出してお皿に盛って食べる、大きなスプーンではなく小さなスプーンで何度も口に運んでゆっくり食べる。そんな、ちょっとした工夫も効果的です。

・炭水化物は減らさない

先述の通り、血糖値を安定させるためにも糖分である炭水化物を抜くのはやめましょう。炭水化物を抜くことによって血糖値が下がり、食欲が増してしまっては逆に太ってしまうことにもなります。

特にイライラする生理前ですから、「炭水化物解禁ウィーク」と捉えて、自分を甘やかしても良いかもしれません。普段は我慢しているものを楽しむことで気分転換にも繋がります。
とはいえ、もちろん摂り過ぎは厳禁ですよ!

・間食にも一工夫を

思いのままにスイーツを楽しむのではなく、低カロリーで満腹感を得られるような間食を心がけましょう。
例えば、ふかしたお芋や、ドライフルーツといった自然の甘みのあるもの。ゼリーや寒天といったカロリーの低いもの。カロリーゼロの炭酸水も満腹感を得ることができるのでおすすめですよ!

生理前の1週間程度というと、長くない期間ではあります。しかし、特にイライラする生理前だからこそ、我慢するのはいつも以上に辛いですよね。
そのため、食欲が起こるのは体からのサインだと捉えて、ガマンしないのも一つの手。生理が終わる頃には意外と体重が元に戻っていたりもするものです。

これからも付き合っていかなければならない生理だからこそ、食欲とも上手に向き合っていきたいですよね。
 



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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)