この世の中にメリット、デメリットでお付き合いをする難しい関係性、それは恋愛だけ。

相手を好きという気持ちは、確かな理由があって心に生まれわけではなく、心の中にいつの間にかつぼみができ、様々な方法で水を注ぎ、そして花を開くという、とても複雑でシンプルなものです。

恋愛も人間関係。会社や友人など、そういった関係では相手に対しギブアンドテイク の精神を出してしまうのです。ですが恋愛のそういった見返りは、私がこんなに好きなのだからあなたも私のことを好きでいてよ!というような気持ちの見返りであって、ものや目に見える事柄ではないのが厄介なところ。

もしもそれが、会社の人や友人関係にある間柄なら、こんな風にしてもらったんだから、これを返すというのは当たり前のことですよね。でも恋愛に置き換えると、それらは持つべきものではない感情で、それを重要視してしまうと2人の関係性は危ぶまれていってしまうのです。人間関係だというのならば、この見返りを求めるという思いは間違っていないのではないか?と思う人も多いです。

筆者が思うに、友人や会社の人たちなど自分の周りにいる人間関係は、何かしらの要因でお付き合いが始まっていると考えられます。友人関係になるのならば、対等でなければお付き合いは続かないし、会社の人とあれば、お互い不利益になる関係なら意味がないものですよね。

そこで恋愛で違うのが、お互い不利益になるかもしれないけれど心がゴネている、というのが恋愛なのだと思います。この人のことが好きだけど、この人と一緒にいると私はもしかしたらダメになるかもしれない…という風に頭ではわかっていても、心は相手を求めているという矛盾が1つの体で沸き起こってしまうものだと思うからです。そしてそういった矛盾が、どんどん自分の心に侵食していくことで相手を信用できなくなり、自分の心さえも疲れていてしまうという悲しい結果につながっていくのです。

ですので、恋愛も他の人間関係と同様、見返りを求めることで心の安定を保とうとする人が多く、自分ばかりが頑張っていても意味がないという考えを表立って出してくる人が多いのでしょう。ですがそうなると、私たちの心に咲いた愛の花はどうなっていってしまうのでしょうか。自分が頑張れる分と、相手が頑張れる分、同じ人間ではないのですからそれは違って当たり前なのです。
ですが自分本位に、相手から何もしてくれないと見返りを求めるようになってしまうと、その心は満たされることなくどんどんと複雑な心境のまま進んでいってしまうことになるでしょう。

それでもお付き合いを続けていくとどうなるのでしょうか?次に起こってしまうことは、愛は無限ではないという考えに行き着くのです。

皆さんは無意識かもしれませんが、愛は無限ではなく有限なものだと思ってる人が多いと思います。愛は限りあるものだから、全て出し切ってしまったら相手に見返りを求めてしまうかもしれないと思い、相手に対する愛を出し惜しみするようになるのです。その理由は、相手からも、自分同様の愛を返してほしいがため、相手と同じくらいの愛で安定 を保とうとするのです。

そもそも愛とは、限りのある有限なものなのでしょうか?筆者は思います。本来愛とは、相手ヘの思いが強ければ強いほど心のどこか分からない部分から湧き出てくるものだと思うのです。
ですので、愛は有限だと決めつけるのは自分自身であって、愛は本来無限なるものなのです。出し惜しみすることなく、その無限に湧き出てくる愛を 相手にどんどん伝えると、相手はどう思うでしょうか?大切にしてくれている、大事に思ってくれている、一番に考えてくれている、自分のこと。

人間には良心があります。人の痛みが分かるため、人の優しさに敏感になるため、そのために備わった心があります。赤の他人にそこまで思われたとき、人の心は悪いほうに傾くでしょうか?それほど私たち人間は、人の気持ちも組めない貧しい心の持ち主なのでしょうか。




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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)