私が薬膳、中医学の勉強を始めたきっかけの一つに生理痛がありました。
生理痛で苦しみ始めたのは高校生の頃。生理痛はあって当たり前。痛くなる前に鎮痛剤を飲むを繰り返していました。
勉強し始めて、実は生理痛はないのが当たり前。生理痛があるということは身体からのSOSサインだと知りました。
では、生理痛は何故起こるのでしょうか?中医学で見る生理痛について考えてみましょう。


一言で生理痛と言っても、体質によって対処方法は変わります。
まず、血と血を動かすエネルギーがスムーズに流れない、巡りの悪いタイプ。
ストレス、イライラさんに多いタイプです。このタイプの方の痛みの特徴は張る痛み。胸が張る、下腹部が張るなど。
痛みや不調があるとますますイライラする、痛みが益す、という悪循環ですね。柑橘類、ジャスミンなど香りのいいお茶でリラックスをおススメします。また、ため息をついてはいけない、なんて我慢しないでください。
ため息は気(エネルギー)を流してくれます。ストレス時の身体の本能なのかもしれませんよ。


血と血を動かすエネルギーが不足しているタイプ虚弱体質、病後、疲労、疲れやすい方に多いタイプです。このタイプの方の特徴はしくしくと鈍い痛み。もともと血が不足しているうえ、生理による出血も重なるため、生理後はぐったり、、、そんな方も多いと思います。とにかく元気と血を補ってくれる食材(レバー、人参、ほうれん草など)を摂ること。そしてできるだけ無理をせず、休息することも心がけてください。

また、冷えによる痛みもあります。いわゆる冷え性、寒い所に長時間いたなどの環境によるものもありますし、薄着、身体を冷やす飲食の摂り過ぎなど自ら冷えを招いている方。痛みは下腹部の冷えによる痛み、腰のいたみ、温めると楽になるタイプです。身体を冷やさないよう心がけましょう。特にくびれているところ、首・手首・足首・足の付け根、わきの下など。ここを温めるだけでも冷えは随分改善されます。マフラー、手袋、靴下・・・防寒を心がけたいですね。カイロを貼るのもいいと思います!そしてお食事も、冷えを招くものは避けましょう。
生野菜サラダ、冷たい飲み物はさけて、身体を温めるものを温かい調理法で頂きましょう。


また、生理痛も苦痛ですが、生理前症候群(PMS)に悩まれている方もとても多いです。イライラ、食欲が抑えられない、眠気、不眠、むくみ、便秘、、、症状も様々。PMS時のイライラがひどくて、自分が嫌になる・・・という相談を受けたことがあります。いつもの自分ではない自分にストレスを感じ、落ち込む事もありますね。中医学では、『気』・『血』・『津液(身体の中の血液以外の水)』のバランスがとても大切と考えられており、バランスを崩した状態が不調となります。PMSはいわゆるバランスを崩した状態。気のバランスが崩れれば、イライラ、落ち込み、無気力などの症状が、血のバランスが崩れれば、めまい、くすみ、頭痛などの症状が、水のバランスが崩れれば、むくみ、吐き気などの症状があらわれます。

生理が始まると症状は治まってきますが、あまりにも辛すぎるという方は、婦人科や漢方医にご相談されることをおススメします。自分が嫌になる事がないよう、リラックスして過してくださいね。ゆっくりお風呂に入る、いつもより早く就寝する、アロマ等好きな香りでリラックスする等、こんな時はお一人で過ごす時間を作るものいいかもしれませんね。

逆に避けてほしいのは、ストレス発散のための暴飲暴食!そして喫煙です!!これらは巡らせたい『気』、『血』、『水』を滞らせることもあります。楽しいお酒も控えめに。ストレスになるようでしたら少量にしてくださいね。




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