「加藤諦三」さんと聞いて「ああ。あの人か」とすぐにピンと来る人は、今の若い人には少ないだろうと思います。
それもそのはずで、加藤さんはまだ40代だった1980年代の後半頃にはすでにラジオの電話人生相談番組の名回答者として絶大な知名度を博しており、あの時代、加藤さんの言葉で「変なことを考えるのを思いとどまりました」と言う人は数知れず、一定のお年を召されて今世紀に入ってからの加藤さんとはメディアへの登場回数が全く違いました。
あの頃、わが国の特に女性たちにとっては、恋愛や結婚・家族関係などの面でその悩みに対して的確な答えをくれる社会心理学の専門家というのは、加藤諦三さんの他にそうは存在しなかったのです。それでは、今なお輝き続ける加藤諦三さんの数々の言葉のほんの一部ではありますが、特に男女の関係について語った格言を厳選して、紹介させていただきます。


【“女を見る目のない男、男を見る目のない女”は最後に不幸になります】

男を見る目のない女子のみなさんにくれぐれも心に刻んでおいていただきたい言葉です。暴力を振るうような男や酷い暴言を吐くような男に、いまだに未練を持ったりしてはいませんか?そういう、決定的に男を見る目のない女子は最後、本当に不幸になってしまうと加藤諦三さんは昔から警鐘を鳴らしています。気をつけてください。


【結婚するということは、相手の過去と一緒になるということです】

よく、結婚してしまってから「そんな話しは聞いてなかった」みたいに騒いでいる人がいますよね。あれ、とんでもない勘違いなのですよ。20年、30年、場合によっては40年、50年にも及ぶその人の過去の話を結婚する前に全部することなんて、しょせん不可能なのです。結婚するということは、いちいち話してなどいられない「色々」を全て積み重ねた上で今のその人の人格があるのだということを、承知した上で一緒になるということなのです。つまり、いちいち知り得ない相手の過去と一緒になるということなのです。


【離婚原因で一番多いのは浮気や不倫ではなく、「話が通じない」ということです】

これもよく言われることですが、離婚原因のナンバーワンは「性格の不一致」だと言いますよね。これも大きな勘違いです。
筆者は血液型性格占いの信者ではありませんが、その世界で「性格的相性が悪い」とよく言われるO型とAB型、A型とB型の夫婦は、話がとてもよくはずみ相性がいいことをいろんなご夫婦の実例を見てきた上で知っています。性格なんか、人間一人一人みな違っていて当然なのです。では、どんな夫婦が離婚してしまうのでしょうか。それは、「価値観や感性が一致しない夫婦」すなわち、「話が通じない夫婦」です。やはり結婚は、例えば同じ「いわさきちひろ」の絵を見て「かわいいね」と感じる者同士で一緒にならないと、結局は離婚が待っています。加藤諦三さんはわが国で離婚がまだ今ほど一般的ではなかった当時から、こうおっしゃっていたのですね。凄いと思います。


【男と女の関係に見えるけれども、実は親子の関係ということもあります】

芸能人はじめとする「セレブ」のカップルによく見られる傾向です。見かけ上は「男女」の関係に見えても、実際には「養育本能と圧倒的な経済面の優位性をもってして、相手のことを“育て”ている関係です。この関係のカップルは、子育てが終わって子どもの方が自立心を獲得するようになると、別れを迎えることが多いのです。


【『友達ならいい』は、別れたいという意味です】

これも実に鋭い指摘ですね。というよりも、真剣に恋心を打ち明けてくれた異性に対してこういった言葉を発することは、あまりにも失礼です。男子もそうですが女子のみなさんも、万が一意中の異性からこんなことを言われたならば、次の日からその人とは一切口もきかない方がいいです。加藤諦三さんはこれに関して、『言葉通りに受け取る人はノイローゼ気味です』ともおっしゃっています。全くその通りですよね。

<参考:「加藤諦三公式ホームページ」、「テレフォン人生相談」(ニッポン放送)>




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画像引用元:ニッポン放送 公式ホームページ

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