前回に引き続き、性感染症についてお話したいと思います。(前回はこちら)

「尖圭コンジローマ」

列圭コンジローマは良性型のヒトパピローマウイルスが原因となり発症します。あらゆる性行為により感染し、性器や肛門周辺にニワトリのトサカ状、もしくは乳頭のようなイボができます。イボは外科的手術や軟膏塗布で治療できますが、ウイルスを完全に取り除くことは難しいため、性器ヘルペス同様に【完治しない病気】と言えます。

ヒトパピローマウイルスは子宮頸がんの原因なにもなる病原菌ですが、尖圭コンジローマに感染したからといって、必ずしも子宮頸がんになるとは言えません。ですが尖圭コンジローマと診断された方は、少なくても1年に1度は子宮頸がん検診を受ける事をオススメします。

「B型肝炎」

B型肝炎ウイルスは、HIVやC型肝炎ウイルスより感染力の強いウイルスで、主に血液感染と性行為による感染が増えています。オーラルセックス、アナルセックスも同様です。この他に、入れ墨、ピアスの穴開け、カミソリや歯ブラシの共用などによる感染の可能性があると言われています。B型肝炎には、急性肝炎と慢性肝炎が存在し、急性肝炎として数ヵ月で治る場合もありますが、慢性化した場合は、肝硬変や肝臓癌への進行にも繋がる病です。

B型肝炎には、予防するためのワクチンが存在しており、約半年間の内に3回の接種を行うことで、約15年間持続するとされています。医療従事者は積極的にワクチンを接種しています。

「C型肝炎」

国内最大の感染症とも言われるB型肝炎やC型肝炎。中でもC型肝炎の患者数はダントツ。主に血液感染が知られていますが、生理中のセックスや、アナルセックスなどが危険視されています。

検査態勢が整う1992年2月以前に輸血を受けた人、ウイルスに汚染された注射器で予防接種を受けた人、適切な消毒をしない器具で医療行為を受けた人などで、感染に気がつかないままの人も多いと言われています。ウイルスに感染しても約3割が自然に消えるが、ウイルスが増え続けると、慢性肝炎、肝硬変、肝ガンへと進んでいくという恐ろしい病気なのです。

しかし、新たな新薬が発表され、157人を対象とした治験では、以前から懸念されていた副作用も少なく、全員ウイルスが消えたという結果が出ています。気がつかないまま生活している人が多い肝炎。不治の病ではなくなった今こそ、早く治療を受けるために、自分が感染しているかどうか知ることが大切だといえます。

「HIV感染症」

最後にHIVについてお話ししたいと思いますが、【HIV=エイズ】ではありません。また死に直結する病でも無くなっているのです。むやみに怖さばかりが先立っているように思えますが、まずはHIV/エイズについて、正しい知識を持つことが、偏見や誤解を解く第一歩なのです。

HIVの主な感染経路は「性行為による感染」「血液による感染」「母子感染」の3つで、HIVを含む体液が、相手の傷口や粘膜部分などに接触することで感染の可能性が出てきます。日本国内では、あらゆる性行為による感染が最も多いとされています。

HIVに感染しても気づかずに治療しなければ、免疫力がだんだん弱くなり、数年~10年で健康な人であれば何ともない菌やウイルスで様々な病気が起こります。その病気が、「エイズ指標疾患」 とされる病気にあてはまるとエイズを発症したと診断されます。現在の医療では、体内からHIVを完全に排除することはできませんが、治療法はとても進歩しており、HIVに感染してもエイズ発症を抑えることができるようになっているのです。

性行為による感染を防ぐためにもコンドームを正しく使うことにより、安全なセックスが可能になります。これはどの性感染症にも共通の予防法であり重要な事。誰とでも寝るのではなく、特定のパートナーとのセックスが予防に繋がるのです。また、性感染症は誰にでも起こりうる事で、心当たりがあったり、不調を感じたりしている場合は、恥ずかしがらず早急に診察を受け医師の判断を仰ぎましょう。 10代20代の男女には必ずコンドームを使用した安全なセックスを心がけて頂きたいです。

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