女性に とって睫毛のもつ威力は絶大ですね。まつ毛エクステや付けまつ毛でより魅力的な目を演出するのは女性の特権ですが、自まつ毛が抜けたり薄くなることで悩ん でいる女性も多いのではないでしょうか?「睫毛が不十分であるまたは、物足りない」といった症状は、「睫毛貧毛症」という疾患名があり、発毛可能な毛包が 存在すれば治療が可能です。
しかし、「睫毛貧毛症」の治療は、自費診療となるためまだまだ薬の知名度が低いのが現状です。今回は、まつ毛を生やす効果のある「ビマトプロスト外用液剤」についてお話しいたします。


1.睫毛貧毛症とは?

睫毛貧毛症とは、睫毛が「少ない・細い・短い・」などと睫毛が不十分な症状を言います。睫毛が抜ける原因は、目を擦ったりするときの刺激、マスカラや付け睫毛の糊による刺激、睫毛エクステによる刺激やビューラーの過度な使用などが挙げられます。


2.睫毛の大切な役割は?

ゴ ミやホコリなどの異物が目に入らないように保護し、眼球へのキズや目の疾病を防ぐ役割があります。睫毛は、センサーのように働き目の周りに危険を感じたと きに反応し目を閉じるような仕組みになっています。また、最近の研究では睫毛が目の水分保持にも重要な役割を果たしていることが分かっています。また、 「目は口ほどにものを言う」との言葉通り女性にとってメイクアップのなかで目元は非常に重要なパーツと言えます。睫毛は外的魅力をアップさせるうえでも大 切なものですね。


3.ビマプロスト外用液剤

睫 毛を伸ばす薬の始まりは、緑内障の点眼薬の成分であったビマトプロスト点眼薬の副作用の一つとして睫毛を伸長させるという点に着目したことです。従来は、 ビマプロストを有効成分とする緑内障治療薬ルミガンやFDA(アメリカ食品医薬品局)で認可されたケアプロストが美容クリニックなどで自由診療として処方 されていました。日本では、2014年にビマプロスト外用液剤:グラッシュビスタが認可されました。
グラッシュビスタは、「睫毛貧毛症治療薬」として認可された薬です。しかしながら、保険適用は認められず現状では、自由診療での処方となっています。
自由診療の場合は、医療機関によって若干の値段の差もありますが5ml1本のグラッッシュビスタの価格は2万円前後のようです。ご興味があればお近くの美容クリニックや美容皮膚科にご相談ください。


4.使用法

ルミガンには専用のハケは附属していないの別に購入する必要が有ります。グラッシュビスタには、専用のアプリケータというハケが付属しています。

1)メイクオフ→基礎化粧品→コンタクトを外す
2) アプリケーターにグラッシュビスタを一滴垂らします。
3) アプリケーターでアイラインを引くように睫毛の根元につけます。
4) 睫毛の根元以外についた薬液を拭き取ります。
5) 使用済のアプリケーターは、使い捨てです。必ず左右別々のものを使用しましょう。


5.副作用

発症頻度は低く使用中止により回復するようですが下記のような副作用が見られた場合は、医師に相談をしてください。

1)虹彩色素過剰:眼球の色が濃くなる。
2)眼瞼溝深化:まぶたがくぼむ。
3)眼瞼色素沈着:まぶたの色素沈着。


6.まとめ

先に述べたように現状では、ビマプロスト外用液剤は自費診療での薬です。しかし、睫毛貧毛症をもつ人のなかには、がん治療の副作用や自己免疫疾患などが原因の場合もあります。そのような場合の保険適応が検討されるといいですね。


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