年が明けてからあっという間に1月も終わり、2月に入りました。このペースでいくと今年もすぐに1年が過ぎるんだろうと思うあたり、年を取ったものだと感じますよね。年齢を重ね次第、時の経過が早くなる気がしますが、実はこの感覚は気のせいではないようで、「ジャネーの法則」という名前のついた誰もが当てはまる感覚のようなのです。

◆ジャネーの法則とは?

ジャネーの法則とは、19世紀のフランス人哲学者ポール・ジャネーが発案し、甥の心理学者ピエール・ジャネーの著書で紹介された法則です。「50歳の人にとって1年の長さは人生の50分の1ほどだが、5歳の人にとっては1年の長さは人生の5分の1に相当する」というもので、つまり50歳の人にとっての10年間は5歳の人の1年間に当たり、5歳の人にとっての1日は50歳の人の10日間に当たることになります。それだけ年齢を重ねて人生が長くなるほど、心理的には1年を早く感じるというのです。

◆どうして時の経過が早く感じるのか?

物心がつきはじめる5歳の頃というと、何事も新鮮で毎日のように新しい経験や発見があるでしょう。まだ知らないことが多い分、全てのことが新しいものに感じられます。しかし、年齢を重ねると新しい物に出会えるチャンスが少なくなり、多くの物事が新しいものではなくなってしまいます。

特に社会人になってから、1年の経過が早く感じるようになりませんでしたか? 最初の1年目は慣れないことの連続であったはずですが、3年、5年と仕事を続けるうちに日常に慣れて新鮮味が薄れてきますよね。人は未経験のことをやっているときは時間が長く感じるものですが、慣れてしまうと経過が早く感じるようになります。

更には、同じことの繰り返しの毎日を過ごす大人が多いことでしょう。仕事に行っては帰る毎日、仕事内容自体も手慣れたものになっているはずです。日常のルーティン化が時の経過を早めます。つまりはマンネリに陥るのです。

◆日常に新鮮さを取り入れてみる

加齢とともに時の経過は早くなるものだとしても、毎日新しい経験や発見がある場合はまた違ってくるはずでしょう。日々のマンネリ化を防ぐためにも習い事に挑戦してみたり、行ったことのない場所に行ってみたり。例えば、仕事をしている5日間と海外旅行に行っている5日間では時間の感覚が全然違いますよね。色々なことをやった1日は何もしていない1日よりも長く感じるものだと思います。

確かに年齢に関係なく新しいことに挑戦し続ける方が若々しい印象があります。ジャネーの法則だからと老けこんでしまうより、未だに知らないことはたくさんありますから見聞を広める努力をしたいものですよね。時間は平等に流れるものであるはずですし、充実した時の過ごし方をしたいものです。



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