地方出身の私にとって、地元に残った同級生は結婚どころか、早い子だと2人目の子供が生まれていたり、既に離婚を経験していたりとライフイベントの次の次まで行っていることが多いです。私が東京で消耗している間に、彼らは確実に妻となり母となり人生を進んでいます。

◆年甲斐もなく見たことも聞いたこともない新鮮なものが溢れている

もちろん結婚に焦りを感じていないわけではありませんが、東京って楽しいことが多すぎませんか? たくさん出会いや機会がありすぎて、むしろ目移りして何も手に入れられないぐらいチャンス転がりすぎです。少し行動範囲を広げて見るだけでも、見える世界が変わってきて新鮮なものがいくらでも手に入ります。

日々を会社と家の行ったり来たりだったり、仕事に変化が見られない場合は確かに退屈を感じてしまうでしょう。でも、ちょっとの日常の工夫でどんなコミュニティにだって参加できるぐらい多くの人がいますし、食べ物だって習い事だってまだまだ知らないものがたくさんあります。

◆地方に注目が集まっているのも都会からのフィルターを感じる

最近、地方が注目されているようですが、どうにも東京に向けての情報に感じます。地方にだって良い所があることなんて十分承知しています。選択して東京に来てみた身としては何を今更もてはやさなくともとちょっぴり思っています。都会の人にとっては新鮮なのでしょうが、暮らしている人間にとっては変わらない景色であります。もちろんそれは暮らしている人にとっても魅力であり、離れて暮らす人にとってはほっとするものではあるのですけどね。

◆コミュニティの狭さとプレッシャーからの開放

やはり地方に残る人の結婚が早いのはコミュニティの狭さとプレッシャーだと思います。コミュニティは広すぎないほうが大きな接点となります。職場恋愛にサークル内恋愛に組織で恋愛が起こるのはそのためでしょう。選ぶ対象が少ないほうが良くも見えてきますしね。

そして、何よりも結婚に対するプレッシャーがすごいです。していない人が悪のように、肩身の狭い思いをします。結婚するまでは自立した大人と思ってもらえないところもありますし、その常識は間違っていないとも思うのですが、とにかく苦しいと思います。

東京にいるとプレッシャーをかけてくれるような優しいお節介な人はいてくれません。他人とのお付き合いが上手、ある程度の距離感を持った付き合いの上手な人たちの多くが都会にはいます。いちいち近すぎると消耗してしまいますのを皆わかっています。

更には、いろんな価値観が存在するため、40代50代になっても結婚していない人がゴロゴロ出てきます。更に焦りは薄まっていってしまいます。彼らに限って、大概にして楽しそうに人生を生きている人が多いんですよね。なりたいビジョンとは少しちがったとしても、違いを認めるキャパすら出てきてしまいます。

人と人との適度な距離感と他人に対するキャパの広さに、私はますます東京に染まっていきます。どんなことを考えていようと仲間がいたりしますし、相容れない人ができたとしても会わなければ良かったりします。上手に距離は保ちながらも、寂しさを感じない程度にゆるっと人と人との繋がりがある東京は魅力的で不思議な街です。


マイナビ婚活

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