生理前や生理中に、甘いものが食べたいと思うことはありませんか? その理由はなぜなんでしょうか。さらに、その欲求を抑えることができるのでしょうか。今回は、生理と甘いものの関係についてお話したいと思います。

●生理前なぜ甘いものを食べたくなるのか?

生理前や生理中に甘いものが欲しくなる理由は、以下のようなものが挙げられます。

①ホルモンバランスが乱れているから

女性が妊娠、出産ができる身体をつくるために、脳の指令によって卵巣でつくられる卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類のホルモンの総称が「女性ホルモン」と呼ばれているものです。

ストレスの影響を受けると、この女性ホルモンの分泌が崩れて、月経前症候群などの症状を引き起こすことになるでしょう。この症状は、生理前だけじゃなく、生理中にも起こります。このイライラした感情を収めようとするため、甘いものが欲しくなるわけですね。

甘いものを食べることで、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが増加しますから、甘いものを食べた後はいったんイライラした気持ちが落ち着くようになります。

②妊娠の準備

黄体期と呼ばれる、黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌される排卵以降から生理までは、身体が妊娠しやすい状態へ移る時期になります。黄体ホルモンは、子宮内膜へたっぷりと栄養を含んだ血液を送って、妊娠に備えるため、普段と比べて1~2割ほど多く栄養が必要になりますから、甘いものを欲するようになります。

③インシュリンの効果が下がるから

血糖値を下げる効果があるインシュリンですが、排卵日以降に黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えると、インシュリンの効果が下がってしまって血糖値が上がってしまいます。

血糖値が上がるとそれを下げるために、インシュリンの分泌量が急激に増えてしまい、それによって血糖値が下がりすぎてしまいます。そうなると身体は危険信号を出しますから、血糖値を維持するために、身体が甘いものを求めるようになります。

●生理前の食事で気を付けることとは

生理前や生理中は甘いものを食べたくなったりしますが、だからと言って食べまくっていいわけではありません。生理のイライラを抑えるために甘いものを欲している身体ではありますが、いったんそれで落ち着いたとしても、また食べたくなってしまいます。

この時期は妊娠の準備のために、身体が栄養を蓄えようとしているので、普段と比べると体重が増えやすくなってしまいますし、細胞内に水分や塩分が蓄積されて、むくみを起こしやすくなりますので、食欲があるからと食べ過ぎると、それだけ体重が増加してしまうことになります。

あっという間におでぶちゃんになってしまうということです……。そうなるとそうなったで、またイライラして食欲が増して食べてしまうので、じぶんに甘くならないようにするべきではないでしょうか。

●さいごに

甘いものが食べたい!もっといろいろ食べたい!・・・そう思ったときは、少ない量であっても、それをよく噛むようにしましょう。ドライフルーツなら、鉄分やマグネシウム、カルシウムも豊富で、貧血予防や便秘の改善、月経前症候群(PMS)の症状を和らげてくれる効果があると言われていますから、ドライフルーツを食べたり、ご飯をゆっくり食べたりして満腹中枢を刺激するようにするといいですね。



cake_fruit_dessert


(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)