国会議員の育休制度化を目指し今国会中にも自身が育休を取得したいとの発言で話題をさらいながら、妻である金子恵美衆議院議員(37)の出産直前に34歳の女性タレントとの不倫行為に及んでいたと『週刊文春』に報じられていた自民党の宮崎謙介衆議院議員(京都3区・35歳)が2月12日午前、国会内で記者会見し、「(性的)欲求が何よりも勝ってしまった」と暗に“不倫疑惑”を認めたうえで、衆議院議員を辞職する考えを示しました。この会見の一部始終、筆者はTBSニュースバードによる生中継で観ており、その後同じように会見の中継を観ていた年齢も職業も違う複数の女性のかたがたに「どう思った?」と訊いてみました。


【「謝罪会見・辞職会見なのに立派すぎ、堂々としすぎている」という女子の声が多い】

一言で言って、「やったことが奥さんに対しても、育休が取りにくいわが国にあっても取得できるようになることを目指して日々努力している一般の国民に対しても、論外の裏切り行為」(20代女性、百貨店契約社員)であるにもかかわらず、「謝罪会見が立派すぎるし、堂々としすぎている。大手広告代理店などの専門家がシナリオを書いているのではないかと、ついつい疑ってしまう」(30代女性、ポップライター、既婚)といったような感想が大半を占めました。さらにいくつかの感想をご紹介してみましょう。

「奥さんの出産直前の時期にそういった行為に及べるというのが人としておかしいし、何となく“特権階級意識”も感じる。育休にかんする一連の言動も今となっては売名行為だったとしか思えない。でも、いくら潔(いさぎよ)さを装っても、“ほとぼりが冷めたらまた同じ党から立候補したい”と言うあたりに本音が見え隠れしていて、泥にまみれるような仕事をしてでも妻子に償って行くのだという覚悟は感じられない」(40代女性、雑貨小売店店主、既婚)

「この人、たぶんこれからも女性を傷つける行為をしつづけると思った。これほど堂々と謝罪・辞職会見ができるというのは裏を返せば今回のことも内心“たいした問題ではない”と思っている証拠だと思う。奥さんも政治家で一般の女性よりは芯が強いのかもしれないけれど、この人とは別れた方がいいのではないかと思う」(30代女性、スーパー品出しアルバイト)

「自分を実態以上に“格好いい男”に見せる術に長けている人だなあと思いました。でも、本当に反省しなければいけないのは、こういう人にだまされて1票を投じてしまう私たちの“人を見る目の無さ”だと思います」(40代女性、主婦、2児の母)

概ね、このような感じなのでありました。


【潔すぎる議員辞職の裏に損得勘定?】

それでは、筆者はこの「宮崎議員騒動」についてどのような感想を持っているか、申し上げたいと思います。筆者もたしかに「こういった、どちらかというと“恥ずかしい話し”で国会議員を辞職しようという人の会見としては、潔すぎるし、“吹っ切れすぎ”ているな」という印象は持ちました。ただ、女子のみなさんが女子として「この男、サイテー」と感覚的におっしゃるのとはちょっと違い、前日までどちらかと言えば“ジタバタ”していた人が、一夜にして何故こうも潔く辞任を決意する心境に至ったのかということに、より強く興味を惹かれたのです。

憶測にすぎませんが、「育休取得宣言」のときと同じように、ここでも「損得勘定」が働いたのであろうと、筆者は思います。より具体的に言うなら、まだ35歳と若い宮崎氏が今回いったんは信用の全てを失墜したとしても、5年、10年といった時間の経過を利用して政治家としての復活を目論むのであれば、彼が帰属している巨大な組織の中の絶対的な存在の意向に、ここはひとまず沿っておいた方が得だ、という考えが働いたのではないかと思うのです。


【哲学のあるどうしようもない不倫愛は映画の題材にもなるが、宮崎議員の不倫はそんなのではない】

その一方で女子のみなさんと同様、感覚的に違和感を感じるところもあります。今回の不倫騒動における宮崎議員には、「男性も育休を取得するのだ!」と高らかに宣言をした時とあまりに違い、「哲学のかけらさえ感じられなかった」という点です。
不倫はもちろんいけないことですが、例えば1942年公開のアメリカ映画『カサブランカ』(マイケル・カーティス監督)のイルザ(イングリッド・バーグマン)のように、今ではラズロ(ポール・ヘンリード)という「信念の政治家」である夫がいながら、その夫を身の安全が保障される地域へと亡命させるためにかつての恋人リック(ハンフリー・ボガート)と禁じられた一夜の愛を確かめるといったような、<お互いにあの世まで持って行く覚悟の、信念と哲学に基づいた不倫行為>というものも、皆無ではないのです。

それに比べると今回の宮崎議員の不倫騒動はご本人が認めたように単に「欲に負けた」といったレベルの、とても恥ずかしい話しではありました。気の毒なのは奥さまと、いずれこのことを知るお子さんです。そこには何の信念も理想も哲学も無いからです。女子のみなさんにとってはその<あまりの軽さ>を女性特有の皮膚感覚で感じてしまうからこそ、宮崎謙介議員のことは許せないのかもしれません。


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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)