ちょっとした読み物として、世の中にはたくさんの「モテテク情報」が存在します。昔はハウトゥー本で書かれることが多かったわけですが、今では多くの「女性向け」と冠のつくWebサイトには量産されたように恋愛のテクニックが掲載されています。

読む前からぼんやりと文章の輪郭は見えながらも、ふむふむ……と読んでしまうのが恋愛コラムですが、ガッチガチの必死になって読んでいる女性読者というのは少ないのではないでしょうか。多くの女性が読んではいながらも、実践して使っていないのが「モテテク」だと思います。

◆特定の一人に愛されることを狙っている

確かに男性にちやほやされるのは嫌な気がしないものですが、オタサーの姫のように逆ハーレムを望んでいる女子は少数派だと思います。多くの場合、「この人!」と思った人に愛されることを望んでいるはずです。逆に言えば、ピンと来た人以外に言い寄られても迷惑だと感じてしまうのではないでしょうか。

それでも多くの女子は、誰に対しても別け隔てなく優しく接することができます。嫌な顔せずにニコニコしていながらも、腹の底では何を考えているのかわからない(むしろ何も考えていない)わけです。表と裏の顔の使い分け方は、同性ながら女子とは怖いものだと思います。

◆それでも女子が「モテテク」を読む理由

特定の男性に愛されたい場合、不特定多数の男性に効果のありそうなモテテクを使うことは意味のないことに思えます。それでも、なぜ女子はモテテクを読んでしまうのか? 恐らく女子の全体の空気を読む習性にあるのではないかと思います。多くの女子は、何かと人間関係全体の和を気にします。

つまりモテテクとは、テクニックを使ってモテるというものではなく、テクニックを知っておくことで相手に嫌われない行動を取ることができるものだと思います。「これをやったら引かれる」という直接的なものはもちろんのこと、「これをやったら喜ぶ」という内容からは勘違いされない気の配り方を確認するのです。

◆テクニックの基礎ができている人は確かにモテる

やはりテクニックの基礎ができている人は実際にモテます。しっかりとした大人の女性から、小悪魔的な可愛げのある女子まで種類は様々ですが、テクニックが自然と身についている人が多いと思います。天然のモテ女から日々の観察から学ぶというよりも、テクニックとしてまとめられている情報から体系的に「モテ」を理解しているのではないでしょうか。

もちろん誰にも男性に相手にされないのは悲しいものですが、特定の相手を狙っているのが女子だと思います。出会いの場に出かけるのは、そこでモテるためではなく、そこで気になる一人と出会うためのはずです。多くのモテテクでは「選ばれる女子になれ」と語られるような気もしますが、選んでいるのは意外と女子のほうなのかもしれません。




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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)