発達障害の一種である「アスペルガー症候群」。その障害ばかりに注目が集まりがちでその周囲の人たちへはなかなか目が向けられていないという現実があります。他人とのコミュニケーションを上手に取れないと言われるこのアスペルガー症候群の場合、その周囲の人たち、とりわけ配偶者がとてつもない苦労をしていることはあまり知られてはいません。

アスペルガー症候群の配偶者を持つ人たちは、その心労からか不眠や鬱などの症状を発し、生活が困難になることもしばしば。そういう状況に陥った人たちを総称して「カサンドラ症候群」というのです。

【カサンドラ症候群の人たちの苦悩は人に理解されないこと】

まず、カサンドラ症候群は、感情を分かち合える人がいなかった、十分に自分を理解してもらえなかった場合に起こります。元々アスペルガー症候群を持つ配偶者自体が人の感情に対し鈍感ですので、配偶者に共感感情や理解を求めることができません。

さらには、配偶者の不満を周囲に伝えても、配偶者がアスペルガーだと知らない人からは「あんなにいい旦那さんなのに」「男の人ならそんなもんよ」「稼いでくれてるならいいじゃない」などと言われることや、配偶者の障害を知っている人からは「夫婦だから支えるのが当然でしょ」「それが障害なんだから耐えるべきじゃないの?」なんて責める声が上がってきます。そう、アスペルガー症候群の配偶者は孤立無援の状態に陥りやすいのです。

【そもそもアスペルガーの症状って何?】

アスペルガーは自閉症の一種で、想像力やコミュニケーション能力が低いため、社会生活を送ることが困難である人に下される診断名です。けれど、この症状を持つ人は一般的に知能が問題ないどころか、むしろ天才肌だったりするため、一見して病気に気づかれにくいのも特徴の一つです。なので、普通に接している人にとっては健常者か頭のいい人だと思われがち。それゆえ、大人になっても障害に気づかないままの人もいます。

【アスペルガーは身近な人でないと実感できないことがある】

アスペルガー症候群の人は、外では気を張っているため身内以外ではほんの少しの違和感しかありません。その反動か、家の中では緊張を解き、その特徴がより、より強く出てしまうことがよくあります。そのため、配偶者は周囲の人が感じる違和感よりもずっと強い違和感を持ち続け、正常な人間関係がなんなのかわからなくなってきてしまうのです。

そういう状態が続けば、人は心神喪失状態となり、精神の安定が図れなくなってしまいます。その結果、ホルモンバランスの乱れによる自律神経の乱れや感情のコントロールの乱れ、果てには鬱といった心の病にかかってしまうのです。

【カサンドラ脱却のカギは理解者を見つけること】

カサンドラ脱却のカギは理解者を見つけることです。一番手っ取り早いのは自助グループを探し出すこと。アスペルガーの配偶者を持つものは多かれ少なかれ同じ経験や思いをしたことがある人たちです。そういう人たちに悩みを相談し、理解を得ることで乗り越えることが出来るようになります。

また、アスペルガーの症状は本人のせいでも何でもありません。本人だって悪気があるわけでもありませんし、どうにかしなければいけないけれどどうにもならないもどかしさを感じているはずです。自助グループでは、アスペルガーについての情報交換も行われていますので、病気の理解を深め、配偶者の生活サポートが出来るような知識を得ることが出来ます。

お互い愛し合っているからこそ結婚したはずです。少しでも幸せな結婚生活を送るためにも、自分の心の平穏も大切にしなければなりません。「自分は追い詰められているのかな」「ちょっとやばいかも」そう思ったらすぐにヘルプを出してください。それが夫婦にとって最適な方法ですよ。長く一緒にいるためにも、自分の心の異変に敏感になりましょう。

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