自民党の宮崎謙介衆議院議員にまつわる「多重不倫騒動」については、多くの女子のかたがたから「サイテー」、「なんでこんな人が国会議員やってたんだろう」といった声が筆者のところへも届いていますが、各種メディアの報道をみてもこの問題に関する日本中の女子のみなさんの反応は、概ねそういった感じのものが中心かなと理解しているところです。ところで、筆者が今注目していることに、「この宮崎謙介氏のような人でも、婚姻(結婚)だけは<欲に従ってしました>というわけではなく、将来の出世のために念入りに計算をしたうえでなさっているように見えるという点があります。


【宮崎氏の一度めの結婚相手は自民党の元幹事長で元内閣官房長官の加藤紘一氏の娘・鮎子さん】

今回の宮崎氏の不倫騒動に伴う一連の報道でご存知のかたも多いかとは思いますが、宮崎氏がまだ20代半ばだった2006年に最初の結婚をされたお相手の女性は、自民党の元幹事長で元内閣官房長官でもある加藤紘一氏の三女・鮎子さんでした。2014年に発売された週刊誌の記事によると、宮崎謙介氏はこの最初の結婚のときに姓を「加藤」に変更し、義理の父親となる加藤紘一氏が引退した後に自分が地盤を受け継いで出馬できるように準備を進めたといわれています。

<参考:『週刊新潮』2014年12月11日号>

結局、宮崎謙介氏の女性問題が原因でこの婚姻関係は2009年にお二人の離婚によって解消され、宮崎氏は加藤家の地盤である山形3区を継ぐことができなくなります。

<参考:2016年2月9日付『スポニチアネックス』>


【宮崎氏の次なる結婚相手は元新潟県月潟村村長・金子由征氏の娘・金子恵美さん】

そんな宮崎謙介氏ですが、加藤鮎子さんと離婚されてから6年後の2015年には、現在の妻である金子恵美さんと結婚されます。このときもマス・メディアから、「他の女性との交際期間とカブっている時期に“できちゃった婚”をした」と報じられましたが、宮崎氏はそんな報道ももろともせずに、旧新潟県蒲原郡月潟村(現在は新潟市南区の一部)の村長を歴任した金子由征氏の娘である恵美さんと、二度めの結婚に踏み切ったのでした。

<参考:2016年1月30日付『週刊ダイヤモンド』>

このように、ご本人も「数は勘弁してください」と言うほどの大勢の数の女性を傷つけてきた<欲に負けてしまう男(本人談)>の宮崎氏であるにもかかわらず、婚姻のお相手だけはご自分の将来の出世や地位の確立のために、実に緻密な計算に基づいて選ばれていらっしゃる点に、筆者は注目したいのです。


【庶民の男子が高い身分を得たいと思ったとき、女子との婚姻を利用しようと考えることは有りがち】

筆者は東京の中野というところで“いつ潰れてもおかしくない町工場”を経営していた両親の第二子として生まれた「ド庶民」の子なのですが、小学校を卒業する間際に担任の先生から「鈴木なら受かる可能性があるから受けてみろ」と薦められて慶応という大学の附属中学校を受験したら合格してしまい(おかげで両親は学費の工面に大変な思いをしたようです)、以来、自分などとは住む世界の違うセレブリティ-の子弟たちと、友人として付き合ってまいりました。だから知ってはいるのですが、そういったセレブの人たちにとって婚姻というのは、ご自身の地位をさらに確固たるものにするための最重要課題の一つなのです。そして、そういう社会の構造を知ってしまった<上昇志向を持った庶民の子>が、婚姻という手段を用いて手の届かなかった身分や階級を獲得しようと考えたとしても、不思議なことではありません。

現実に、わが国の歴代の内閣総理大臣をみると「この総理大臣はあの元総理と親戚同士で、別のあの元総理とも親戚だったのか」という例が実に多く、このような縁戚関係が<婚姻>を通じて築かれていることがわかります。逆に言えば、宮崎氏のような“野心を持った普通のサラリーマンの子”が高い身分や階級を手に入れたいと本気で考えたときに、婚姻という手段を用いてその目的に近づきたいと考えることはさほど不自然なことではないのです。


【お嬢様女子との婚姻を出世に利用する男子って】

ですが、そうはいっても宮崎謙介議員のように、「妻は妻。自分の社会的地位の確立のために必要不可欠な存在であり、欲にしたがって関係を持つ“その他大勢”の女性たちとは別格の存在」といった主旨の行動をあからさまにされたのでは、関係を持った多くの女性たちも、宮崎氏の今の奥さまも、前の奥さまも、「冗談じゃないわよ」と言いたくなることでしょう。とくに心配されるのは産後間もない今の奥さまである金子恵美さんの体調と精神状態、そしてお子さんが成長して今回の件を知らされたときの精神状態です。


わが国も、長い時間をかけ、先人たちの並々ならない努力の結果、<出自や家柄など関係なく、どんな女子もどんな男子も自由に付き合うことができ、心から愛し合う者同士が結婚することができる社会>を手に入れてきたのです。「欲には勝てないから不倫はするが、地位を維持するための家庭は壊したくない。妻とは別れたくない」というふうに聞こえる見解はあまりにも虫がよく、自分の出世のためにお嬢様女子との婚姻を利用しているだけのように見られてしまったとしても、仕方がないのではありませんでしょうか。




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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)