ピーナッツ親子という言葉を聞いたことがありませんか?ピーナッツ親子とは親と子がぴったりとくっついて一つになろうとしている様を比喩したものです。つまり、親離れ子離れが出来てないってことですね。このピーナッツ親子は主に母親と娘に使われる言葉で、最近多い友達親子なんかもこのピーナッツ親子であることが良くあります。

親子仲が良いことの何が悪いの?親子なんだもん、意見が一緒でもいいじゃない、そんな考え方だと大切な何かを失ってしまいます。もしかしたら自分はピーナッツになってるかも…と思った人は改善したほうが良いでしょう。


【問題は娘が思春期以降に発生する】

ピーナッツ親子の何が問題なのかというと、娘の自立が妨げられるというところでしょうか。そういう意味ではピーナッツの母親は毒親と言わざるを得ません。「母がこういったから」「母はこうやってた」なんでも母という言葉が出ると周囲は「またママかよ、たまには自分の意見を言わないのかよ」と呆れ始めます。でも、当の本人たちはそれに気づいてないのです。

友達親子も根っこは一緒。「私はまだ若い、娘と姉妹のように見えるはず」「娘との距離感はない方がいい」そんな感じで子供を育てるから友達のような関係になってしまうんです。親子は友達ではありません。人間関係というのは適度な付き合いがあります。そしてそれを一番最初に学ぶのは家庭の場です。親は親、子は子、この線引きが出来ないと娘に配偶者が出来たときにその距離感に苦しむことになってしまいます。

娘と同化したい、娘と同じでいたい、娘は私と同じ考えでいるべき、この考えがピーナッツの母親の根底にあります。娘が自分の意見を言えないように育て上げる、それがピーナッツ親子の始まりかもしれませんね。


【親子の関係に他人が入ってきたときに悲劇が起こる】

この関係は親子だけであれば問題はありません。でも、そこに娘の恋人や夫が混じってくると途端に問題が勃発します。母親が娘カップルにも影響を及ぼしてくるのです。彼氏や夫からすれば、二人で色々築き上げていきたいのにいつまでも母親の影がちらつくことに違和感や嫌悪感を覚えることでしょう。けれどそこに娘本人は気づかないわけです。それではうまくいきません。ピーナッツ親子の娘は、あくまで母親の娘であって、一定の男性の恋人でもなければ妻でもないのですから。

最悪なのは、そうやって関係悪化してもピーナッツ親子は自分たちが悪いとは微塵も思わないことです。「あいつが根性なしだった」「何が不満だったの!」「あれもこれもしてあげたのに!」と被害者気取りで反省はしません。たとえどちらか片方が問題に気づいたとしても、もう片方がそういう考えを持っていた場合、その考えに引きずられてしまい、結局改善できないのです。


【ピーナッツ親子改善のカギは父親】

ピーナッツ親子の改善のカギになるのは父親です。もし、離婚して離れて暮らしているというのであれば、訪ねて行って見るのも手かもしれません。父親が頼れないのはかなり厳しいと思います。
というのも、「これはまずい!」と気づいた娘がいくら離れようとしても母親は離そうとしない場合が多いからです。また、娘側も情がありますし、今までの成長過程で母親を見捨てることができなくなっているため娘側が単独で逃げることは難しいと思います。なので、まずは母親を留めるストッパー係が必要となってくるのです。そのうえで、娘に母離れを促すため、社会的な距離感を教えてくれる人が必要となり、その両方がこなせるのが父親というわけ。

ピーナッツ親子の場合、娘側は被害者です。母親は娘を愛していないことはないのでしょうが、結果的に娘の人生を支配してしまっています。自分がピーナッツかも…と思ったら、立ち止まって振り返ってみるようにしてください。周囲の手を借りながらでも、脱ピーナッツを目指しましょう。



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