◆「不安になりすぎ!」だと気付きましょう

強い不安を感じると、何をするのも嫌になってしまいます。不安な気持ちなんてなくなればいいと思う人もいるでしょう。しかし不安のような「必要ない感情」は、遠い昔に小さな哺乳類だった人間にとっては、生き抜くために必要でした。例えば「恐怖」という感情があります。恐怖を感じると心臓がドキドキして、身体が硬直してしまいます。これは原始の人間に備わったリスク管理の能力のひとつです。例えばヘビが目の前に来たら、すぐに逃げる必要があります。そこで脳が指令を出し、心臓の鼓動を早くして全身に血液を送り、筋肉に力がこもるように全身を固くします。これが恐怖の感情の仕組みです。人間は恐怖を感じるおかげで、敵の襲来を素早く回避することができるのです。不安を感じるのも同じような仕組みのせいです。例えば小さな哺乳類がヘビがいる場所に何度も足を踏み入れることは、生命の危機を増やすことになります。そこでヘビがいた場所に関する情報を察知した時に、「嫌な気持ち」になるよう脳が指示を出しています。脳は嫌な気持ちになることで、行動を制限しリスクを回避するように促します。こうして経験上、ヘビがいそうな場所に立ち寄ると不安を感じるようになります。現在は小さな哺乳類だった時代と違い、人間が生命のリスクを感じる場面は少なくなっています。仮にヘビをみつけたとしても、それほど怖がる必要はありません。人間のほうがヘビよりも強いからです。不安になる必要はないのに不安になってしまうのは、現在も脳が原始の哺乳類時代と同じような働きをしているからです。ヘビを見て不安を感じた時、「今は不安を感じる必要がない」と自分に言い聞かせてみましょう。さまざまな場面で不安を感じる度に、「その不安は適切かどうか?」を自問自答してみましょう。ほとんどの場合「不安になりすぎ!」と自分にツッコミを入れたくなるのではないでしょうか。不安になる必要がないと思えると、目の前の不安の度合いがグッと下がるはずです。





 

◆5分間の「プチ瞑想」がおすすめです

「不安になりすぎ!」と自分に言い聞かせる方法は、思考の力を利用して不安を解消する方法です。自分が誤ったものの考え方をしていると知ることで、過剰に不安をしている状況を客観視することができます。友達が不安を感じている事柄を相談された時、ほとんどの場合「考えすぎ!」という結論になるでしょう。しかし当人は大真面目で不安がっています。不安に感じた時は、自分の考えに客観的になることがとても大切です。不安を客観視する方法のひとつに「瞑想」があります。瞑想というとお坊さんが壁に向かって座禅を組んでいる本格的な姿を想像するかもしれません。しかしそれほど本格的に行わなくても大丈夫です。まずは5分間の「プチ瞑想」にチャレンジしてみましょう。不安を感じたらイスや床に座り、姿勢を正しく座ります。スマホなどのタイマーを5分に設定すると、時間を気にせずに瞑想に集中することができます。タイマーをセットしたらスタートボタンを押して、目をゆっくりと閉じましょう。目を閉じたら呼吸に意識を集中するようにします。「吸って…吐いて…」でもいいですし、「スー…ハー…」でも大丈夫です。呼吸に集中できると、気持ちが落ち着いてきます。もし5分間、呼吸に集中できたとしたら、ほとんどの不安は消え去っているでしょう。しかしほぼ間違いなく「雑念」が浮かんできて、呼吸への集中を邪魔します。不安を感じて瞑想をしている場合は「将来、失業してしまうかも」「プレゼンを失敗してしまうだろう」などと、不安を煽るような雑念が浮かんでくるでしょう。この雑念を客観視することで、不安を消し去ることができます。「失業の不安」「プレゼンの不安」と、雑念に名前をつけて心の中から外に流してしまいましょう。不安に関する考えに名前をつけると、感情と距離を置くことができます。不安に心が支配されるのではなく、「心の中に不安がある」状態になります。不安と自分に距離を作り出し客観視すれば、「不安になりすぎ!」と気付くことができるでしょう。


◆とにかく周辺の片づけをしましょう

不安を感じた時に、何もしないとどんどん不安になってしまうことがあります。不安に集中することで、新しい不安を作ってしまうことがあるからです。不安な感情のまま物事を考えると、すべての物事を「不安目線」で見ることになります。例えばペットショップで小さな犬を見た時に、ふつうの状態なら「かわいい」「飼いたい」と考えるでしょう。しかし不安目線で見ると「すぐに死んじゃうかも」「医療費が掛かって大変…」と暗い面ばかりを見てしまいます。不安を感じた時は、不安から集中を反らすことが大切です。「プチ瞑想」も呼吸に集中して、不安から距離を置くことができます。同じように「片づけ」も、不安から距離を置くために有効な方法です。自宅にいて不安を感じる時は、部屋の片づけを始めてみましょう。床に落ちた本を拾ったり、必要ないチラシなどをゴミ箱に入れるような簡単な作業から始めてみましょう。単純な作業に集中していると、不安から気をそらすことができます。また行動はやる気を生みます。どんどん部屋の片づけが楽しくなっていくでしょう。部屋の片づけに集中してしばらく経つと、不安な感情はどこかに消えているはずです。しかも部屋が片づいて居心地が良くなっていますので、気分も良くなります。スッキリした気持ちで後の時間を過ごせるようになります。もし会社で不安を感じた時は、机の上を整理整頓したり、引き出しの物を整理するといいでしょう。またパソコンの中のいらないファイルやフォルダを整理整頓するのもおすすめです。不安な気持ちから距離を置くことができて、デスクやパソコンが使いやすくなるので気分がよくなるでしょう。職場のファイルを整理すれば、同僚の評価が高くなるかもしれません。片づけ以外でも単純な作業なら、どんな作業でも不安を小さくする効果が期待できます。ウォーキングをしたりランニングをするのも効果的です。最近人気のある「大人の塗り絵」をするのも不安に効果があるでしょう。

 



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