生理前や睡眠不足などの時に現れやすい大人ニキビ。ニキビができてしまうとメイクにも影響が出て、おしゃれが楽しめなくなってしまうこともありますよね。
そんな困りものの大人ニキビは、どうしてできてしまうのでしょうか?大人ニキビができないようにする対策はあるのでしょうか?また、大人ニキビができてしまったときにはどうしたらよいのでしょうか?大人ニキビができるメカニズムを踏まえて、大人ニキビとの賢い付き合い方を考えてみましょう。

【なぜ大人ニキビはできるの?】
◆ニキビの原因は皮脂とアクネ菌
ニキビは、毛穴の角質が厚くなり毛穴がふさがって、毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が繁殖してできます。悪いイメージが強いアクネ菌ですが、アクネ菌は皮膚常在菌の一つです。普段は表皮ブドウ菌とともに、皮膚を弱酸性に保ったり、他の病原菌の繁殖を抑えたりしています。
アクネ菌は皮脂を好み酸素を嫌う性質があります。よって皮脂の分泌バランスが崩れ、皮脂の詰まった部分にはアクネ菌が入り込みやすく、アクネ菌が過剰増殖した時にニキビとなるのです。

◆大人ニキビの始まりは、ホルモンバランスの乱れと免疫力の低下から
皮脂に関係しているニキビですが、皮脂が多いからと言ってニキビができるわけではありません。大人ニキビの場合は、乾燥肌の人でもできます。大人ニキビの原因は、体内バランスとホルモンバランスの乱れ、そして免疫力の低下が関係しています。
例えば、男性ホルモンは皮脂の分泌を増加させます。思春期の男の子にニキビが多いのは、男性ホルモンが多く分泌され、皮脂の分泌が増えるためです。しかし、女性でも男性ホルモンであるアンドロゲンが副腎皮質から出ています。
ストレスを受けると、副腎アンドロゲンは、糖質コルチロイドと一緒に放出されます。すると皮脂の分泌が増えてしまいます。つまり、ストレスによって皮脂分泌が増え、ニキビができやすい環境になってしまうのです。
また、男性ホルモンと似た働きで皮脂の分泌を促進するプロゲステロンは、生理前に増えます。生理前にニキビができやすいのはこのためです。この時期はニキビができやすく、できたニキビが悪化しやすいので特に気を付けましょう。

【大人ニキビができないようにする対策】
ニキビができてしまってからでは、治すのが大変です。まずは、ニキビができないように予防することを心掛けた生活をしましょう。

◆洗顔で皮脂のコントロール
洗顔で余分な皮脂をしっかりと洗い流しましょう。しかし、洗いすぎは必要な皮脂と水分を奪ってしまいます。洗顔は1日2回でOKです。ニキビの初期段階である角質肥厚を防ぐために、ピーリング化粧品を使ったスペシャルケアで、余分な角質を落とすのも良いでしょう。また、皮脂は温度が低いと詰まりやすいので、体を冷やさないようにすることも大切です。

◆バランスの取れた食事
体内バランス、ホルモンバランスを整えるためには、バランスの取れた食事によってきちんと栄養を取ることが大切です。バランスの取れた食事で、体の内部や血液をきれいにし、体内環境を整えましょう。

◆しっかりと睡眠をとる
睡眠不足になると免疫力が低下し、ニキビができやすくなります。しっかりと睡眠をとりましょう。

【それでも大人ニキビができてしまったとき】
それでも、生理前や睡眠不足の時にできてしまうニキビ。できてしまったときには、悪化しないようにすること、跡が残らないようにすることが大切です。

◆つぶさない
炎症を起こしたニキビをつぶすと雑菌が入り、化膿して、ニキビ跡などが残る可能性もあります。ニキビはつぶさないようにしましょう。

◆洗顔のしすぎに注意
ニキビができたからといって洗顔しすぎてはいけません。必要な水分や油分までも奪われて、乾燥肌を引き起こし、さらに余分な皮脂が分泌されてニキビの悪化につながります。

◆触らない
触れることで、雑菌が入り込んで悪化する可能性もあります。気になっても触らないようにしましょう。また、髪の毛が触れるのも同じような原因で避けたほうがよいです。

◆気になる場合は皮膚科を受診
気になる場合は皮膚科を受診し、専門家に診てもらいましょう。

大人ニキビは、できないように予防することが大切です。美しい肌は、何よりも素敵な女性の武器になります。普段から睡眠時間を考えた規則正しい生活、栄養バランスを考えた食事、ストレスをためない環境づくりをして、ぴかぴか美肌を目指しましょう。

AI_IMG_7777500-thumb-1500x1000-5959
(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)