一気に日本のスタンダードになったノンシリコンのシャンプーやコンディショナー。シリコンは髪を絡まりにくくしたり見た目を綺麗にしたりするためにシャンプーやコンディショナーに配合されていましたが、毎日使用すると髪や頭皮の毛穴に溜まっていくことで逆にダメージになったり、髪の美容成分の浸透を邪魔したりするという事で「使いたくない!」という方が増えました。ノンシリコン製品にこだわり、シリコンが髪からなくなる事で、とても軽やかな仕上がりになったり、トリートメントの効果が抜群にあらわれたり、頭皮もキレイになってべたつきがなくなったり、嬉しい効果を得ることができた方も多いと思います。

しかし、ノンシリコンのシャンプー・コンディショナーだけを使っているにもかかわらず、あまり効果を感じていない方もいるのではないでしょうか。高価なノンシリコン製品を使ってみても、その効果は毎日の髪のケアや生活習慣、過ごしている環境によっても左右されるものです。もっと効果のあるものにするために、見直すべき髪の扱い方のポイントを見ていきましょう。



【ハードに固まるヘアスプレー等の整髪料をよく使う】  
どんなにシャンプー・コンディショナーをノンシリコンに!とこだわっていても、カチッと固まるヘアスプレーやワックスにはシリコンがばっちり入っており、髪への負担も掛かるので、髪が傷む原因になります。また、しっかりその日に洗い流しきれていないと、シリコンが残るどころか、整髪料の成分がドライヤーで焼けて焦げ着いてしまいます。頻繁に使用するのは避け、使った日は入念に洗い流しましょう。ハードスプレーは薬局などではよく格安販売され、使用も簡単ですが、使いすぎは注意が必要です。  普段のヘアスタイルで、よほどハードに固める必要がないならば、まとまりを出したい時・まとめ髪をしたい時はトリートメント効果のあるヘアクリームなどで髪にも優しくキレイに仕上げると、見栄えも美しくなめらかな髪質を保てます。クセのあるスタイルもなるべくハードスプレーは避けて、ムースや強過ぎないワックスで仕上げる程度が安心です。



【よく紫外線を浴びる】  
肌と一緒で髪の毛も紫外線で焼けてしまいます。熱で水分が奪われますし、髪表面もデリケートになります。細い髪で紫外線など外部からのダメージに弱い場合や、紫外線をよく浴びる場合はシリコンが入ったヘアケアの使用で髪をコーティングしていた方が良いという美容師さんもいます。  海に行く場合は紫外線に加えて海水でのダメージがあります。ダメージを防ぐためには髪にも使える日焼け止めを塗ったりして、髪が「野ざらし」状態にならないようにすることが大切です。



【空気が汚れている所に長時間いる】  

排気などで空気が汚れている場合も髪が傷みやすくなります。紫外線と合わさると、さらに大気汚染物質が有害化してしまう事も。自動車や工場などの排気、飛散してくる黄砂やPM2.5にも注意が必要です。こういった理由で、屋外に出ている時は少しずつ髪がダメージを受けていると考えられます。それに加えて、潮風の吹く海沿い地域、油脂が飛びやすく熱気もある飲食店の厨房・排気口近くや、工場など薬品が舞い散る環境でも髪はダメージを受けやすくなります。  こういった環境に長時間いる日の前日は、シリコンで髪をコーティングできるコンディショナーを使用した方が髪の傷みを和らげられるでしょう。そのため、職業や趣味によってはノンシリコンでない方が髪を健やかに保てる場合があります。

 

 

【ドライヤーのかけ方】  
シリコンでのコーティングがなくなった髪は、ドライヤーの熱に弱くなります。「乾けばいいや…」と思って片手でドライヤーを当てるだけだと、内側が乾かず時間も掛かりますし、 表面の髪の毛にばかり熱が当たり、外側や毛先が傷みます。乾かす時は、もう片方の手で髪をかきあげで髪の根元を乾かしましょう。  熱で傷むからといって髪を乾かさないのは、水道水の塩素での傷み、頭皮の細菌増殖・臭いの原因になるので絶対にやめましょう。さらに髪は水に濡れた状態に弱く、枕などとの摩擦でも傷みやすくなります。また、濡れたままですと変なクセがついて翌日の髪のコンディションも悪くなります。



ノンシリコンのシャンプー・コンディショナーを使っていても、日中に整髪料で髪にシリコンをこびり付かせている事もあります。また、シリコンの付着がなくなった髪は、嬉しい効果もある半面、刺激を受けやすくなってしまいます。せっかくヘアケアを頑張っても、それを相殺してしまうダメージを受けていると、いくら高価なものを使っていても効果が出にくくなってしまいます。ヘアケア用品への投資を無駄にしないためには、ご自身が過ごす環境に合わせてアイテムやケアを選ぶ事が大切です。大きなダメージを受ける前に「予防する事」が一番のケアになるのです。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)