髪の毛は古代から女性の美しさを表す大切な部分で、「髪は顔の額縁」「その人の美しさを決めるのは、髪が70%を握っている」とも言われています。
人の印象を大きく左右する髪ですが、「高いオイルやシャンプーを使っているのに、髪がツヤツヤにならない!」そんな経験はないでしょうか?
毎日のヘアケアが正しくないと、折角のシャンプーも本領発揮できません。正しいヘアケアを知って、ちゅるちゅるな髪を手に入れたいものですよね。

◆髪の構造について

まずは髪の構造からおさらいしていきましょう。

髪はキューティクル、コルテックス、メデュラと呼ばれる3層の組織からできています。キューティクルは髪の一番外側にあり、保護膜の役割をしています。髪の中心にはメデュラという組織が存在し、コルテックスがメデュラとキューティクルの間を埋め尽くします。このコルテックスが髪の主成分になり、髪のしなやかさを保っているのです。
キューティクルはケラチンタンパクという成分でできていて、キューティクルが整っていれば、指で触った時にさらさらに。逆に逆立っていたり、はがれてしまうと髪がガサガサになり、髪内部までダメージを受けやすくなってしまいます。
すなわち、ヘアケアとはシャンプーのときに開いてしまうキューティクルを、いかにダメージを与えずに再び閉じ、表面を整えるか、にかかっていると言えます。

◆具体的なヘアケア

では、次に具体的なヘアケアを見ていきましょう。

①ブラッシングをする

シャンプーをする前にブラッシングをして、髪に付着した汚れをおとしましょう。ブラッシングは頭皮を刺激し、毛根につまった皮脂汚れを浮き上がらせ、毛根のツマリ汚れを落としやすくしてくれますよ。もともと皮脂には、髪の毛をコーティングして髪を保護し、つやを与える役割があります。頭皮から出た皮脂を毛先に向かってブラッシングでなじませて、シャンプーの際のダメージをやわらげましょう。

②ヘアオイルをつける

ヘアオイルをシャンプーの前の乾いた髪になじませます。代表的なオイルは椿油、あんず油などがありますが、食用のオリーブオイルやベビーオイル、ココナッツオイル等も効果的です。家にあるもので試してみてください。ヘアオイルをつけたあとは普通のシャンプーにうつります。

③湯洗い

シャンプーの前に地肌からしっかり濡らすようにしてください。これで、シャンプーのときに汚れが落ちるかどうかが決まります。

④シャンプー

シャンプーは良く泡立ててから、地肌を指の腹で洗います。39°以下のぬるま湯で洗うようにしましょう。湯の温度が高すぎるとキューティクルがいためてしまうことも。地肌以外の髪は、泡をなじませる程度でOK。ゴシゴシと髪をこすると摩擦によってキューティクルのダメージの原因に。このとき、下を向いて洗うとキューティクルの流れに逆らって洗うことになるので、顔を上にむけて洗うことをオススメします。

⑤すすぎ

すすぎは10分ほどかけて念入りに。シャンプーの石けん成分が頭皮に残るとベタツキや臭いの原因になります。

⑥トリートメント

トリートメントは髪になじませた後に、髪を少しずつ束ですくい取り、両手ではさんでゆっくりプレスしながら毛先に向かって流してください。これでトリートメント成分がしっかり髪に浸透するようにします。少し面倒ですが、これをするのとしないのとでは、サラサラ具合が大きく違います。

トリートメントは少なくとも2分はおいてから、しっかり洗い流します。この時、トリートメント成分が背中や顔に残るとニキビなどの肌トラブルの原因に。トリートメントを流した後は、顔や背中を石けんで洗うなどしてトリートメント成分が残らないよう気をつけましょう。

⑦タオルドライ

髪の毛はゴシゴシこするとダメージの原因になります。やさしく、地肌をなでてふいた後は髪をタオルではさんでポンポンと押し拭きするようにしてください。しっかりタオルドライをするとドライヤー時間の短縮になります。タオルが濡れると吸水力が弱まるので、タオルの乾いているところをその都度使うようにしましょう。ロングヘアの人はタオルが濡れたら新しいものに交換しましょう。髪の毛を拭く用のタオルも販売されているので、専用のタオルを使用するとタオルドライの時間短縮になります。

⑧ドライヤー

髪が濡れているとキューティクルは開いた状態になります。濡れたまま過ごす時間が長くなると、髪がこすれたりするなどの摩擦を受けてダメージが生じる機会が多くなります。速やかに完全に乾かすことで、髪が受けるダメージを減らすことができます。

ドライヤーは洗い流さないトリートメントやオイルを髪に適量つけてから開始します。必ず髪から15㎝離して、少し揺らしながら風をあてていくようにしましょう。最後に冷風を当てると、あてたときのクセをつけることができます。夜に完全にセットしてしまえば翌朝のスタイリングが楽にすることができます。最後に、もう一度洗い流さないトリートメントもしくはヘアオイルを少量毛先につけてください。

いかがでしたでしょうか?髪の毛の生えかわりサイクルは女性で4~6年と言われています。日々の正しいケアの積み重ねで、美しい髪を育てていきましょう。美は一日にしてならず、です!



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