汚れていないように見えて、実は汚れている寝起きの肌。
夜、丁寧にスキンケアをして爽やかな気持ちで目覚めた朝でも、わたしたちの肌は想像以上に汚れた状態にあるのです。「洗顔によって余計な皮脂まで落としてしまうのではないか」とか、「つっぱる感じが嫌だ」「朝は時間がない」などが朝の洗顔を水またはお湯で行う理由として多いようです。

寝起きの肌についている汚れとは一体何なのでしょうか。


▼寝起きの肌にある汚れは大きく3つに分けられます

1.寝ている間に分泌された皮脂と汗

私たちは、寝ている間に約コップ1杯分の汗をかいています。
当然顔からも汗や不感蒸泄(私たちが感じることなく気道や皮膚から蒸散する水分)として水分が排出されています。また、同様に皮脂も寝ている間に分泌されており、寝ている間に分泌された皮脂は時間の経過とともに変化していくのですが、この変化した皮脂が肌への刺激となることがあるのです。皮脂は脂ですので、時間が建つと酸化し、くすみや肌の老化の原因となります。
肌に付着した汗、特に皮脂は、水でさっと顔を洗うだけでは落としきることができません。肌が寝ている間に排出したものは次の夜に持ち越さず、朝にしっかりと洗顔料で落してあげることが大切なのです。

2.寝具での汚染

見落としがちになってしまう寝具の汚れ。こまめに洗濯や布団干しをしていますか?寝ている間、肌と布団やシーツは何度も触れています。布団に付いているものがそのまま顔に付着しているといっても過言ではありません。ホコリ、繊維、ダニなど、布団はたくさんの汚れをもっています。これらが肌につくことで、痒みやニキビを引き起こす可能性があります。

3.前日のスキンケアは肌に残っている

寝る前に使用したスキンケア用品。美白、ハリ、弾力、アンチエイジング、ターンオーバー促進などなど、たくさんの効果を期待しながら塗った基礎化粧品でさえ、翌日の朝には「汚れ」へと変化してしまうのです。特に油分をたっぷりと含んだ乳液やクリームは時間の経過とともに酸化し、シミやくすみ、肌荒れの原因となります。有効成分は寝ている間に肌に吸収されているはずです。朝は余分な油分をキレイに洗い流し、肌をリセットしましょう。


▼上手な朝洗顔とは?

洗顔で大切なことは、「必要な皮脂を取りすぎないこと」と、「汚れを残さないこと」。過度の洗顔は必要な皮脂までも洗い流してしまい、皮脂を失った肌はバリア機能が低下し、乾燥状態となり、新たな肌トラブルを引き起こします。
しかし、汚れはきちんと落とさなければなりません。汚れが落ちていないと、汚れが肌に残っている状態のまま一日をスタートすることになり、汚れが蓄積すれば肌の老化も進んでいきます。


▼肌に汚れが残ったままだとどうなるのか?

・酸化した皮脂によって肌のキメが乱れ、顔がくすむ
・毛穴に皮脂汚れが溜まり、毛穴自体が目立ってくる
・メイクのノリが悪くなる

蓄積された汚れを放っておくことで、様々な肌悩みの原因となることがあります。
朝もきちんと汚れを落とすためには、皮脂が多い肌質の方や皮脂分泌の多い部位(Tゾーンなど)は、洗顔料を使用して正しく洗顔を行いましょう。その後の保湿も忘れずに。肌が敏感な状態になっている場合は、洗顔料や洗顔時の肌摩擦が刺激になることがありますので、自分の肌の状態に合わせた洗顔を行いましょう。


▼朝用の洗顔料って?

朝洗顔には、優しい洗浄力の石鹸がおすすめ。ふわふわとしたキメの細かい泡をつくり、肌を刺激しないように円を描くように優しく洗い上げましょう。たくさん時間をかける必要はありません。やさしく、一晩で肌に付着した汚れが泡に溶け出すのをイメージしながら洗ってください。
そして、水またはぬるま湯でよく洗い流します。ここで洗顔料が肌に残ると肌荒れの原因になるので、十分に水をつかって洗い流してください。


朝洗顔を行うと、毛穴に詰まっていた汚れや皮脂がとれるため、化粧水の入りも良くなり、メイクのノリも良くなります。「朝洗顔=乾燥」ではありません。毛穴が皮脂で埋まり、化粧水が浸透しない肌ほど保湿力がなく、余計に乾燥してしまうのです。明日から朝洗顔始めてみませんか?


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