スキンケアをしっかりしているのに、肌荒れが良くならない…。
そんな悩みを抱えている方が多いのではありませんか?お肌の状態改善には、肌表面のスキンケアだけではなく身体の内部からも美肌を目指すことが大切です。汗をかくことで美しい素肌をつくっていく事ができるのです。

人間の肌は汗をかくことで弱酸性に保たれており、肌の新陳代謝であるターンオーバーは、肌の表面が弱酸性の状態であるときに表面の角質層が剥がれ落ちて起きます。汗をかかずにいると、肌の表面が弱酸性を保てずに中性となりターンオーバーが遅れがちです。若い方でターンオーバーの周期は28日と言われていますが、年齢とともにターンオーバーの周期は長くなっていきます。すると次第に肌のバリア機能が失われて水分を保持できなくなり、肌の角質層が厚くなってくすみがちになります。

汗をかくと老廃物が排出されるといわれますが、汗には汗腺のみから出るサラサラした汗と、汗腺と皮脂腺の両方からじんわりと出るベタベタした汗があり、このうち老廃物を排出する作用があるのはベタベタした汗だと言われています。しかしたくさんの汗をかいても、水分とミネラルが出るだけで老廃物は排出されず、美肌効果は得られないまま身体が疲れてしまうこともあるのです。老廃物は毛穴にある皮脂腺から排出されますので、汗腺のみから出るサラサラ汗では排出されないのです。老廃物だけではなく、活性酵素のヒドロキシルラジカルという乾燥やシミ、シワといった肌の老化を進めてしまう物質も汗と一緒に排出されます。ベタベタした汗をかくことによって、老廃物が排出され新陳代謝が良くなり、肌の老化を防ぐことにも繋がります。

サラサラ汗の「エクリン腺」ベタベタ汗の「皮脂腺」が存在していますが、エクリン腺から出た汗の水分と皮脂が混ざって、肌の表面に皮脂膜をつくります。その皮脂膜は天然のクリームのようなもので、皮膚をホコリや外気による乾燥から守ってくれる大切な役割をしてくれています。肌がキレイな人は天然クリームが正常に機能しているのです。また健康な皮膚には、約一兆個もの皮膚常在菌がいるとされており、これらの菌は普段、有害なものから皮膚を守るバリア機能を担っています。しかしバランスが崩れ、常在菌の1つであるアクネ菌が過度な増殖をすると、ニキビや肌荒れの原因をつくります。常在菌のバランスを崩す主な原因は洗顔のしすぎや防腐剤などの添加物のはいった化粧品だと言われています。肌を清潔にしようと念入りな洗顔や保湿などは控え、ほどほどにすることが大切です。

またベタベタ汗は、半身浴や運動をした時にかく汗を指します。サウナや岩盤浴では大量の汗が吹き出すことがありますが、ほとんどがサラサラとした汗です。ぬるめのお湯での半身浴や、軽い運動をして出る汗がベタベタした汗になります。発汗を促し美肌へと導くためには、ウォーキングやストレッチ、ヨガ等を行い、じんわりと汗をかく事が重要です。運動を行うことで皮脂腺の働きが活発化し、成長ホルモンの分泌を促進する効果も期待できます。

しかし、汗をかくと身体から水分が失われてしますので、水分をしっかりと補給するようにしましょう。汗をかいた後にはシャワー等で洗い流したり、汗を拭きとったりすることも大切で、汗を放置していると排出されたミネラルや老廃物が原因で細菌が繁殖したり、肌にかゆみやトラブルの原因になることもあります。タオルで優しく汗を拭きとってたあと、綺麗に洗い流しましょう。

気持ちよく汗をかく運動をすることが美肌をつくることにつながり、特別なことは何もしていなくてもお肌がキレイになる秘訣なのです。せっかくの汗をかく機会ですので、素肌だけでなく美しいボディラインも意識してみてはいかがですか。日頃の運動不足が気になる人は、美肌のためにも健康の為にも身体を動かし、汗をかくことをプラスしたいですね。




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