ずばり紫外線量が1年のうちで最も多いのは、5月から9月にかけて。強いのは真夏だけだと思って油断していませんか? 夏だけではなく、その前後もきちんと対策しなくては効果的な日焼け対策をしているとは言えません。ただ紫外線というと、とにかく日焼けするとか、シミやシワそばかすなど肌の老化現象を引き起こすとか悪いイメージが持たれがちですよね。

しかし、紫外線は人間の健康にとって、非常に大切な役割も担っているんですよ。紫外線を浴びることによって、ストレスを発散できたり、体内のビタミンDの合成を促進する働きがあります。日焼けが怖いからといって、常に日傘や手袋、長袖で完全防備するなど過剰な対策は控え、肌や健康に影響が出ない程度に効果的な日焼け止め対策を行いましょう。

◆UVAの影響

特に春から注意したいのが、UVAの影響です。UVAは紫外線の約95%を占めると言われており、肌の奥「真皮」と呼ばれる部分にまで到達してしまいます。真皮にあるコラーゲンやエラスチンなどに紫外線がダメージを与えることで、シワやたるみを引き起こすのです。 また、UVAは雲や窓ガラスを通り抜ける性質のため、天候や場所に関わらず紫外線の影響を受けやすいことを忘れてはいけません。

◆UVBについて

紫外線の5%といえども強力なエネルギーをもっており、肌へのダメージはかなりのものです。シミやしわ、日焼け、角質層のターンオーバーを乱す原因にもなり、さらに長時間浴び続けると免疫力の低下や皮膚ガンを引き起こす恐れもあるとも言われています。気づかないうちに美肌を失っていますので早め早めの対策が必要になってきます。

◆SPFとPA

少し前までは、紫外線によって皮膚では骨の発育に不可欠なビタミンDが合成されるので、紫外線を浴びるのは必要なことと言われてきましたが、最近では、食事で十分なビタミンD量の摂取が可能です。

また、夏の日中に手の甲を5分程度日光にかざすだけで、十分なビタミンDがつくられるため、日光浴の必然性は、もはやありません。「近所だから素顔で平気」「洗濯物を干すだけだから」と日焼け止めも塗らずに外に出るのは危険。紫外線は、たとえ短い時間でも体内に蓄積され、ある日シミとなって肌に現れるので注意が必要です。

日焼け止めの容器には、必ずSPFとPAという表示があります。SPFは、Sun Protection Factorの略で、「サンスクリーン剤を使用することによって、何も使用しない場合の何倍量の紫外線をカットできるか」を示したものです。SPF値が大きいほど紫外線カットの効果も高くなります。



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