目の下にクマができていると、老けて見られたり、疲れてみえたりします。

クマといっても3つのタイプがあります。それぞれ対処方法が違うので、特徴を知って対処してみましょう。


◆茶クマの対処方法


茶クマの原因は色素沈着です。目の周りの皮膚は顔の他の部位に比べて薄くデリケートです。顔の他の部位の皮膚の薄さをタオルくらいだとすると、目の下の皮膚の薄さはガーゼくらいです。わずかな刺激にも敏感に反応してしまいます。
紫外線によるダメージ、かゆくてかいたり、メイクの際にこするなどの刺激を与えると、肌を守るためにメラニンが生成されます。メラニンは肌の生まれ変わりの過程で排泄されますが、繰り返し肌に刺激を与えたり、紫外線の影響などでDNAが傷ついてしまうと、メラニンが生成され続けてシミや色素沈着になってしまいます。

茶クマは美白化粧品でケアをしましょう。美白化粧品には、すでにできてしまった色素沈着を薄くする働きを持つものと、メラニンの生成を抑える働きでシミやそばかすを防ぐものの2種類があります。色素沈着を改善するには、前者の化粧品を使用する必要があります。日々のケアでは色素沈着を薄くする働きが期待できるビタミンC誘導体入り化粧品を使用します。ビタミンC誘導体には、水溶性、油溶性、水溶性と油溶性の2つの性質を持つものといくつかの種類があります。この中でおすすめは、水溶性と油溶性の性質をもつAPPSです。従来のビタミンC誘導体の100倍の浸透力があるといわれています。水にも油にもなじみやすいので、化粧水にもクリームにも配合できます。

目の周りはデリケートなので、目元専用の化粧品を使用するとよいでしょう。目元専用でないものは、アルコールやパラベンなど肌に刺激を与える成分が配合されていて、こういった成分の刺激で色素沈着ができる心配もあります。
化粧品をすり込むように使用をすると、こする刺激がメラニンの生成を促すので、肌をこすらないようにケアをしてください。




 

◆青クマの対処法

目の周りにはたくさんの毛細血管が通っていて、皮膚を通して血管が青っぽく見える状態を青クマといいます。青クマの原因は、冷え、睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、目の疲れなどさまざま考えられます。血行が悪くなると淀んだ血液が皮膚を通して青っぽく見えるので、血流をよくするケアをして対処しましょう。目の周りの血流をよくするために効果的な方法がホットタオルです。ホットタオルの熱と蒸気が目の周りの血流をよくしてくれます。

清潔なタオルを用意し、水で湿らせて軽く絞り、500Wの電子レンジで1分から1分半加熱をしてホットタオルを作ります。取り出すときに熱いので気をつけてください。熱いタオルを目に当てると肌の刺激になったり、肌が乾燥してしまうので、肌にのせられる程度に冷ましてから使用をしましょう。ホットタオルを目の上にのせて数分間温めます。

マッサージも血流をよくする働きがあります。目頭から目尻に向かってなでるようにマッサージをします。力を入れてぐいぐいマッサージをすると、摩擦が生じて肌の負担になり、色素沈着の原因になります。薬指でマッサージをすると力が入りにくくなります。マッサージをする際には、マッサージクリームやオイルを塗ってください。塗っておくと手の滑りがよくなり、摩擦が軽減します。また、全身の血行をよくすると青クマの予防になります。半身浴や運動をして日ごろから血流をよくする意識を持っているとよいでしょう。

半身浴とは、みぞおちのあたりまでお湯につかる入浴法です。肩まで浸かる全身浴と違い心臓への負担が軽減するので、長時間入浴することができます。38~40℃のぬるめのお湯にじっくり浸かると体が芯から温まります。肩が出ていて寒いときはタオルをかけてください。入浴の際にバスソルトや炭酸ガス入りの入浴剤を入れるとさらに体が温まります。日ごろ運動をする習慣がない方は、階段を使ったり一駅分歩くなどして、動く機会を増やしてみましょう。


◆黒クマの対処方法

黒クマは目の下に影ができることが原因です。コンシーラーでは隠せない特徴があります。目の下に影ができてしまう原因は2つあります。1つめはもともと目の下の皮膚が薄いことや、無理なダイエットや加齢によって目の下の皮膚がしぼんでしまうことです。もう一つは目の下の眼窩脂肪(がんかしぼう)が加齢により衰え、眼窩脂肪が突出して、たるみができてその下が影になることです。脂肪が少なく黒クマができている場合は、クリニックではヒアルロン酸や脂肪を注入してしてへこみをなくす施術が行われます。ヒアルロン酸を注入する場合は、時間が経つことでヒアルロン酸がなくなってしまうことがありますが、脂肪の場合は半永久的に残ります。注入する脂肪は、自分のお尻や太ももから吸引したものを使用します。眼科脂肪が突出している場合は、眼窩脂肪を取る手術や、脂肪は取らずくぼんだ影の部分に移動させる手術などが行われます。

セルフケアでは食生活に気をつけましょう。無理なダイエットをして食事量を減らしてしまうと、脂肪が減って目の下に影ができることがあります。また、食事量が減ると体が必要とする栄養素を十分な量摂取できないため、肌の力が低下をしたり筋力が低下をして、たるみが生じやすくなります。筋肉を維持するために大切な栄養素がタンパク質です。ダイエット中の方はカロリーが高い肉や魚などを控える傾向があり、タンパク質が不足しています。カロリーが気になるようなら、白身魚や大豆製品など脂肪分が少なく低カロリーな食品を食べるとよいでしょう。タンパク質はコラーゲンの生成にも必要です。肌のハリを支えているのはコラーゲンです。コラーゲンが減少をすれば、肌もたるんでしまいます。その他、鉄分とビタミンCもコラーゲンの生成に必要です。肌だけでなく体にはさまざまな栄養が必要なので、野菜、海藻、豆類、きのこ、穀物など、いろいろなものを食べて栄養バランスに気をつけてください。

 


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