1990年代前半から2000年頃にかけて大流行した「ガングロ」。2014年の今は空前の美白・美肌ブーム到来。当時「ガングロ」だったギャル達も今はこぞって美白を求めてる!美白になるための三種の神器「日焼け止め」「サングラス」「日傘」。サングラスや日傘が使えない場面でも必須になるのは「日焼け止め」。美白女子を目指す皆様、「日焼け止め」は正しく塗ることができていますか?



【1990年代前半 初代カリスマの登場!】
1990年代前半のカリスマと言えばこの方「安室奈美恵」さん。1995年頃には彼女の装いに影響された若者が続出し、その若者たちのことを「アムラー」と呼びました。1970年代風のサーファーファッションやLAファッションが大流行し、ミニスカートに厚底ブーツ、そして茶髪のロングヘアに極端な細眉が特徴的。この頃に日焼けサロンなどで焼いた浅黒い肌も好まれました。また「コギャル」や「ガングロ」という言葉が生まれたのもこの時期でした。



【第2のカリスマの登場!】
初代カリスマの安室奈美恵さんが産休に入った2000年頃、巷では第2のカリスマが登場しました。歌姫とも呼ばれる「浜崎あゆみ」さんです。金色に近い髪の色をして肌は透き通るような白さでこれまでの流行から一変し、美白ブームが加速しました。この頃からガングロになるための「日焼けサロン」は少しずつ需要が弱まり、化粧品業界はこぞって「美白」を打ち出しました。



【日焼けって全面的に悪なの?】
日焼けの原因となるものは「紫外線」です。その紫外線を浴びることによって、皮膚が炎症を起こしたりメラニン色素が皮膚表面に沈着して、肌が黒っぽくなります。

◆紫外線の良いところ
 →消毒作用
 →ビタミンDの合成
 →血行や新陳代謝を活発にする
 →皮膚の抵抗力を高める

◆紫外線の悪いところ
 →シミ・ソバカスの原因
 →皮膚細胞を傷つけて老化を促す因子をつくる
 →皮膚がんへ発展することもある



【紫外線の種類は1つじゃない!】
私たちは総称して「紫外線」と呼んでいますが、紫外線のその波長によって作用が異なります。
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画像参照元:紫外線殺菌研究所


◆UVA(長波長紫外線)
 最も波長が長いので、表皮の最下層である基底層から真皮までに達しメラノサイトの活動を活性化させる

◆UVB (中波長紫外線)
 一部は真皮に到達するがほとんどは表皮でとどまる
 UVBを長時間浴びた皮膚は、赤くなり軽いヤケド症状を生じる

◆UVC(短波長紫外線)
 波長が短いためオゾン層を通過する過程で吸収され、通常では地上には届かない

このように紫外線には3つの種類があり、波長が短いほど悪影響があります。UVAは真皮の細胞に影響を及ぼして、ハリ・弾力をつかさどるコラーゲンやエラスチンを変性させてしまいます。また、海水浴に行って顔や肩、背中が赤くなってヒリヒリするというのはUVBによる影響です。



【日焼けを防ぐためには何を使ったら良いの?】
日焼けを防ぐために使用されるものを「サンケア製品」といいます。なかでも、日焼けを防ぐものを「日焼け止め」といいます。紫外線は夏だけでなく、年間を通して降り注いでいます。地域、季節、天候、時間、環境などによって変化します。大体、6月から8月に最も紫外線が強くなります。1日のうちでは正午が最も強く、午前10時から午後2時がピークです。このように1年中紫外線が降り注いでいるのであれば、日焼け止め対策は日頃から大切なものとなります。そんな毎日の対策のために、様々な日焼け止め製品があります。

 ◆オイルタイプ
 耐水性が良い。紫外線防止効果は乳液・クリームタイプに比べて低い

◆乳液・クリームタイプ
 もっとも一般的な乳化タイプ

◆ローションタイプ
 さらっとした使用感覚が好まれる。高い紫外線防止効果を得るためには紫外線吸収剤を配合する必要がある

◆ジェルタイプ
 ローションタイプと同様の特長だが、粘度が高いため皮膚に塗りやすい

◆スプレータイプ
 手を汚さず手軽に使える。最近ではノンガスタイプの容器が開発されている

◆スティックタイプ
 高い紫外線防止効果が得やすいので鼻や頬など日焼けしやすいところの部分に適している



【よくきく「SPF」と「PA」って何のこと?】
使用シーンに合わせて日焼け止め化粧品を選ぶことができるように、製品のボトルには紫外線防止効果を表示しています。UVB(肌を赤くする)防止効果を表しているのが「SPF」、UVA(老化の原因となる)の防止効果を表しているのが「PA」の表示です。通常、「SPF 1」という数値は20分を表します。一般的な「SPF 30」の製品だと20分×30 SPF=600分、つまり約10時間肌が赤くなるのを防ぐということになります。「PA」は「+」の数で表されます。+から+++まであり、それ以上を表すときは++++となります。+の数が増えることにより、UVA(老化の原因となる)防止効果が高いことを表します。



【数値はどれくらいのものを選んだら良いの?】
市販されている日焼け止め製品に表示されているSPF値、PA値は様々です。SPF 10、PA+程度の低いものからSPF 50、PA+++のものまで数多くあり、どれを選んだら良いのか迷ってしまって当然です。ではどんなシーンでどのくらいの数値のものが必要なのでしょうか。

◆散歩・買い物などの日常生活
 SPF 10前後 PA+

◆屋外での軽いスポーツ、レジャーなど
 SPF 10〜30 PA++

◆海や山でのスポーツ、レジャー、炎天下の活動
 SPF30〜50 PA+++

◆海外リゾートなど紫外線の強い場所、紫外線に敏感な人
 SPF 50+ PA++++

数値が高ければ良いというものではなく、数値が高ければ高いほど肌への負担も大きくなります。日常、絶対に焼けたくないから高い数値のものを使う!というよりかは適度なスキンケア性のある軽いつけ心地のものをこまめに塗り直すという作業の方がとても効率が良いです。



【日焼けを防ぐ正しい塗り方】
ただ単に厚く塗れば良いというものではありません。「皮膚に薄くムラなくぬることが大切」です!一度塗ったからと言って安心せず、メイク直しと一緒で数時間おきにこまめに塗り直すことが憎き日焼けを食い止める有効な策となるでしょう。例えば顔に塗る場合、その日焼け止めの形状によっても異なりますが、クリーム状のものだとパール粒1〜2個分、液状のものだと1円玉1〜2個分を目安にしていただくと良いかと思います。まぶたや小鼻、生え際や耳、フェイスラインなど細かい部分も塗り忘れがないようにきちんと塗ってください。日焼け止めは塗りムラがあると容赦なくムラに焼けてしまいますので要注意です。



【終わりに】
日焼けを防ぐことは今すぐどうこうというよりも、○年後のあなたの未来を変える大事な作業です。シミやシワのない素敵な女性を目指すのであれば、今からでも遅くありません!あなたに合った日焼け止めを買いにいきましょう!

肌

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