12月も中盤にさしかかり、気がつけば今年もあと半月。日増しに寒さも厳しくなってまいりました。空気も乾燥していますし、年末の冬休みには特に風邪をひかないように気をつけなければいけませんよね。手洗いやうがいなど予防をしたいところですが、それでも風邪をひいてしまったら、どんなケアをすればよいでしょうか?今回は風邪をひいたときの食事、「風邪対策グルメ」について書いてみたいと思います。


【風邪のひきはじめには…】

風邪は「ひきはじめが肝心」と言われるように、症状が軽いうちにこそしっかりケアして治しきってしまうことが大切です。 「微熱がある」「体がだるい」「のどが痛い」風邪のサインは出ているのに、症状の軽いうちはつい無理してがんばってしまいがちですよね。実際、軽いうちから仕事を休んだりはなかなかできませんし、プライベートの予定だってこなしたい…。

わかります!だからこそできる範囲で最大限に体をいたわってあげることが必要です。ウイルスが本格的に活動をはじめる前に、まずは栄養のある「対・風邪メニュー」で免疫力や自己回復力を高めて体調の悪化やウイルスの増殖を抑えましょう!

「栄養のあるものを食べる」
「体を温める食事をとる」
「消化によいものを食べる」

風邪のひきはじめの食事に効果的なのはこの3つのポイントです。

1.栄養のあるものを食べる。

特に風邪のときに大量に消費されるのが、胃腸の機能を回復させてくれる「グルタミン」と抗炎症作用を助ける「ビタミンC」です。ビタミンCは緑黄色野菜や果物に、グルタミンは小麦粉や大豆、卵やチーズなどに多く含まれています。

 

2.体を温める食事をとる。

人間は体温が1度下がると免疫力が30%低下する、なんてよく聞きますが、体を温めることは免疫力にとってとても重要。暖かいスープや汁物などで積極的に体を温めましょう。伝統的な玉子酒やショウガ湯も効果的だそうです、ただし風邪薬とアルコールは同時に飲んではいけませんので注意が必要です。

 

3.消化によいものを食べる

具体的には、繊維が少なくやわらかい食べ物です。定番のお粥をはじめお豆腐や卵など。バナナやリンゴ、かぼちゃ、ジャガイモなどもおすすめです。
逆に消化に悪いものは脂質や食物繊維、香辛料などです。スタミナをつけようとお肉を食べようとしている方は要注意!脂肪分の少ない鳥のささみや白身魚などで代用し脂質を控えましょう。牛乳も意外と胃腸に負担をかけるので控えたほうがよいとのことです。繊維の多い野菜としては、ゴボウ・オクラ・ニラ・モロヘイヤ・キノコ類などがあります。

 

煮込みうどんや、卵がゆ、雑炊、などが風邪のときにはおすすめ。豆腐やアボカドをつぶしたものなども食べやすくて栄養があります。

しっかり食事を取ったあとは、部屋を暖かくしてぐっすり寝てしまいましょう。食べてすぐ寝たら太っちゃう…なんて言ってる場合ではありません。風邪からの回復にはかなりのエネルギーを消費するので安心してどんどん寝ましょう!

 

【風邪が本格化してしまったら…】

もし風邪が本格化してしまったら無理に食べるのは逆効果。食欲がなくなるのは「体を回復させるのにエネルギーを使うから、消化にエネルギーは使えないよ」というサインなのだそうです。だからこそ食欲が残っているひきはじめの段階でしっかり栄養補給しておくことが大事なんですね。この段階では胃腸に負担をかけないのが最優先ですが、何も食べないのはそれもまた胃腸を荒らす原因に。ゼリーやホットバナナジュース、生姜スープや豆乳などがおすすめです。

 

また、風邪のときは水分補給が最重要!発熱による発汗などで大量の水分を失うので、水分をしっかり補給しましょう。スポーツドリンクは糖分が多めに含まれていて意外とのどが乾く場合もあるので、薄めて飲むとよいのだそう。栄養ドリンクなどを飲む場合は、ノンカフェイン・ノンアルコールのものを選びましょう。風邪用栄養ドリンクなんていうものも出ています。

 

【ササッと作れて栄養バッチリ!風邪ごはん】

ではここで風邪のときにササッと作れるあったかメニューをご紹介しましょう。

◎玉子とじうどん

1:長ネギや玉ねぎ(他お好みの野菜)を細かく切ってレンジで加熱する。
2:鍋に水と麺つゆを煮立て、さきほどの野菜とうどんを一緒に茹でる。
3:片栗粉を加えて混ぜ、トロミがついたら溶き玉子を回しかける。
4:玉子が半熟になったら完成。

風邪のときの定番、消化によいうどんを使ったレシピです。炭水化物は消化がよく、胃腸にあまり負担をかけません。また、うどんに含まれるグルテン・グルタミンも消化を助けてくれます。脂肪分の少ない鶏のささみなどを加えれば、さらに栄養価が高まります。

 

◎梅みそ雑炊

1:鍋に湯とダシを沸かし、ご飯とお好みの具を入れて煮る。

2:煮立つ直前で味噌を溶かし入れ、最後に溶き玉子を回しかける。

3:種を抜いた梅干を細かく刻み、海苔や白ゴマと一緒に添える。

4:香ばしい味噌と梅のさわやかな酸味が食欲を増進します。

コンビ二の梅おにぎりを利用するとさらにカンタン!冷やご飯や梅を準備する手間が短縮できます。すり胡麻や酒粕などと合わせても○、意外なところでチーズなどをプラスしても楽しめますよ。

 

◎ハニージンジャースープ

1:玉ねぎ・にんじんなどお好みの野菜を食べやすいように細かく刻む

2:オリーブオイルで野菜を炒める

3:ハチミツ・おろし大根・すりおろした生姜(チューブ入りのものでOK)と一緒にブイヨンで煮込み、完成。

和風や中華風の生姜スープもいいですが、生姜を使ったこんな洋風なスープはいかがでしょうか?ハチミツと大根がのどにやさしく、生姜が体をポカポカに暖めてくれます。

 

◎豆乳粥 リゾット風

1:洗って切ったホウレン草をオリーブオイルで炒める。

2:豆乳・卵黄・レトルトのお粥を鍋にかけ、粉チーズ・コンソメスープの素・塩コショウで味を整える。

3:炒めたほうれん草を加えてひと煮立ちさせ、完成。

コンビ二などで手に入るレトルトのお粥、そのままでもよいですがせっかくなら栄養満点にアレンジ!ホウレン草はビタミンやβ-カロテンを豊富に含む野菜。β-カロテンはのどなど粘膜の潤いを保ち、ビタミンAに変化して体の抵抗力を高めてくれるそうです。

 

…いかがでしょうか?

一番大切なのは風邪をひかないように予防することですが、もしひいてしまったら、体の喜ぶ食べ物を適切に摂ってすみやかに回復できるよう努めたいですね!

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)