2月も半ばになりますが、まだまだ寒い日が続いていますね。こんな寒い時期にはやっぱりお鍋!スーパーなどで売っている「鍋スープ」は、お鍋で温めて具材を煮込むだけでお手軽にお鍋が作れちゃう人気商品として、今や不動の地位を築いています。

ところで、スーパーの鍋つゆコーナーを覗いていると、「よせ鍋」や「キムチ鍋」など定番の鍋スープに混じって、思わず「えっ!?」と驚いてしまう一風変わったお鍋のスープが目に入りませんか?今回はそんな「変わり鍋」のスープを6商品ほど実際に食べてレビューしてみたいと思います!いったいどんなお味なんでしょうか?


KAGOME「やさいポタージュ鍋スープ」
コーンやカボチャをはじめ8種類の野菜に白味噌を加えた優しい甘さのスープだそうです。

使った具材:ウインナー・じゃがいも・人参・玉葱・カブ・ブロッコリー・舞茸

シチューや、トロッとしたコーンポタージュ、かぼちゃスープをイメージしていたんですが、実際はかなりサラっとしたスープで味も薄めでした。コッテリ感を期待していただけに肩透かしをくらった気分です。コッテリでもなく、かといってポトフのようにスッキリでもない、なんだか中途半端なボンヤリしたスープでした。表題に違わず「やさしい甘さのスープ」ですので、やさしい味がお好きな方にはおすすめ!メイン料理というよりは副菜にふさわしい自己主張のなさだと個人的には感じました。


KAGOME「完熟トマト鍋スープ」
3種のチーズでコクたっぷり!甘みとコクのあるスープが特徴のトマトスープだそうです。

使った具材:トマト・ウインナー・マッシュルーム・人参・玉葱・カブ・ルッコラ・ぶなしめじ

人生で二度目のトマト鍋。数年前に一度チャレンジしたことがあるのですが、そのとき食べたものに比べてずいぶん甘いように感じました。玉葱も丸々1玉入れたのでその影響もあるかもしれませんが、元々甘いスープなんだと思います。酸っぱいのが苦手な方には嬉しい仕様ですね。逆に甘いのが苦手な方には厳しいかもしれません(トマトジュースよりも甘い気がします)
残念ながら白いご飯には合いませんが、お鍋の締めのチーズと白米、オリーブオイルを入れた「なんちゃってリゾット」は美味しかったです。アレンジレシピとしてナポリタン鍋が紹介されていましたが、たしかにナポリタン的な甘さでした。


ダイショー「CoCo壱番屋監修 カレー鍋スープ」
カレー屋チェーン「CoCo壱番屋」監修。とんこつ・鰹ダシ入りの和風仕立てカレー鍋スープです。

使った具材:鶏もも肉・人参・じゃがいも・玉葱・茄子・ほうれん草・ぶなしめじ・缶詰のひよこ豆

カレー鍋は初めての体験なので、具材はカレーによく入れるものを中心に投入。普段のカレーとの違いを検証してみました。結果、うん、ちゃんと美味しい…!さすがカレー屋さん監修、スパイシーながらも万人受けするほどよい辛さに調節してあり、和風ダシで「鍋」としての良さも打ち出しています。カレーの劣化コピーに陥っていません。
ただ、やはりカレーと比べるとどうしても薄味ではあるので、キャベツや白菜など水分の多い野菜を多く入れると水っぽくなってしまうかもしれませんね。


◆くばら「きのこのうま鍋(胡麻みそ味)」
白味噌+練り胡麻のスープでキノコの旨味を引き出すマイルドなスープ、とのこと。

使った具材:椎茸・舞茸・ぶなしめじ・エリンギ・えのきたけ・大根、人参・油揚げ

パッケージにきのこの写真がドッサリ載っているインパクトで反射的に購入。キノコ、大好きなんです…しかし買ってから気づいたんですが、キノコエキスなどは特に入っていないんですね。キノコの風味を最大限に味わうためにお肉は入れませんでした。結果、なんともパンチ力に欠けるお鍋に…
煮はじめた初期はすばらしいキノコの香りが広がったものの、煮詰めるにしたがって徐々に減衰。最終的には香りはあまりしなくなりました。かといってキノコの旨みがお鍋に溶け込んだのかというと、胡麻みそ味にかすんでそれもよくわかりません。たしかに上品でマイルドでしたが、期待していたキノコ天国にはなりませんでした。残念。


菊正宗「酒粕しょうが鍋つゆ」
大手酒造メーカーが仕掛ける「酒粕×生姜」という斬新な鍋スープ。

使った具材:豚肉・生姜・ネギ・大根・白菜・豆腐・油揚げ

とても美味しかったです。もっとコッテリした味なのかと思っていましたがけっこうサッパリとしていますね。具として入れた豚肉のコッテリ感と良いバランスで楽しめました。サッパリとしてはいますがコクや深みもしっかりあるのが良いと思います。
煮込むにつれ酒粕や生姜の香りが徐々に薄れていくのが個人的にはもったいなかったですが、クセがなくなって酒粕が苦手な方にも食べやすくなる、とも言えます。気に入ったのでもう一度具材を変えてリピートしてみたいと思います。近所のスーパーに売っていないのが一番の問題ですね(笑)


イチビキ「名古屋名物 赤から鍋 三番」
全国にチェーン展開している鍋屋「赤から」の鍋スープ。名古屋味噌と赤唐辛子をブレンドした辛味噌味。

使った具材:豚肉・ネギ・ニラ・大根・人参・豆腐・高野豆腐

辛いお鍋を試してみたくて購入。「三番」と書かれていましたが、どうやら辛さによって番付があるようで、ユニークですね。一番から十番まで十段階あり、最も辛いのが十番。…つまり、三番はあまり辛くないランクのようです。たまたま手にとったものが三番だったのですが、三番でもそれなりにピリ辛で体がポカポカしました。よっぽど辛いものが苦手でなければ、どなたでも楽しめる良いピリ辛具合だと思います。味もコクがあって。これで十段階のうち下から三番目なら、一番上(十番)はどれほど辛いのでしょうか?辛いもの好きの方は要チェックですね。


以上、あくまで個人の感想ですが、お鍋ライフのご参考になれば幸いです。

今回二ヶ月かけて食べ比べをしてみましたが、見えててきた結論は二つ。
「一見個性的なようでも、実際食べてみるとけっこう万人向けに作ってある」
「具材によって味はかなりの部分変わってくる」ということでした。

いかにも飛び道具っぽい鍋スープを選んでもちゃんと美味しく食べられるという安心感がある反面、今までにない鍋体験がしたい!というようなアトラクション性やイベント性はあまり求められないということですね…どんなスープでも、入れる具材でかなりお鍋の味が左右されるので、冒険がしたい方はむしろ入れる具材で冒険するとよいのかもしれません。




(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)