皆さんはお米派? パン派?筆者はパン派で、朝昼晩とパンでもかまわない、という食生活を送っておりました。朝は食パン、昼は菓子パンとチョコレート、夜はクロワッサン。そしておやつはドーナツかホットケーキ。更に夜食はケーキ。卵もバターも大好物。こってりずっしり、どんと来いです。夜中も気にせず、山盛りカルボナーラ。
とまあ、そんな食生活を送っていた結果、健康診断で高コレステロール値が引っかかってしまいました。悪玉コレステロールが、200近い!! ちなみに基準値は119までとされています。なんということでしょう、あまりにもオーバー。
しかも、我が家の家系は脳家系。血管の壁が弱く、叔父、叔母、母と親族の多くがくも膜下出血や、脳梗塞といった血栓の病を起こしています。こんなに高コレステロールではもしかしたら、明日脳梗塞で倒れてもおかしくないのではないか… そう思うと恐怖です。そんなこんなで、コレステロールを減らす有効な食材は無いでしょうか。お金がかかるのは嫌ですし、面倒くさいのも嫌です。薬のように危なそうなものも嫌です。そんな怠け者の希望に合う、手軽で安く、安全な食材は無いかと目を光らせた結果、ありました。手軽で安く、しかも美味しい、納豆が!!
納豆はお好きですか?その独特な臭いや粘りから、苦手という方も居ますよね。ですが、納豆には健康に良い栄養素が沢山含まれています。納豆を食べると血液がサラサラになるというのは、本当のようでした。


◆納豆の原材料である大豆
まず、納豆の原材料である大豆。バランスのとれた、高い栄養価と高タンパク質から、「畑の肉」と呼ばれているのはご存じでしょう。この大豆をやわらかく煮て、ワラで包むと納豆が出来ます。大豆と納豆菌という菌で発酵させることによって、納豆が出来るのです。この納豆菌は、稲につく寄生菌のこと。稲ワラの表面で増えます。この菌は熱にとても強く、100度でも死にません。納豆を作る際は、この性質を利用して、ワラを熱湯消毒して納豆菌だけが生き残るようにしているのです。納豆菌で大豆を発酵させると、ビタミン類が生まれます。肌荒れにもいい、成長を助けるビタミンB2は、6倍になります。そして、骨粗鬆症を予防して骨を丈夫にするビタミンK2は、他の発酵食品と比べて数百倍の量が含まれているのです。


コレステロールを下げるリノール酸
納豆の脂質の半分は、リノール酸です。この、リノール酸は、血液の中のコレステロールを低下させるので、動脈硬化や心臓病、高血圧の予防に効果があります。
信憑性無い?いえいえ、心筋梗塞のような血栓症の患者には、ウロキナーゼという薬が投与されます。投与の単位は30万単位。納豆のミニパックである50グラムの納豆の中には、ウロキナーゼ80万単位分の血栓溶解作用が含まれているのです。納豆を食べると血液がサラサラになるというのは、このことから言われているのですね。そういえば、その力のせいでしょうか。血液がサラサラになるワーファリンという薬を飲んでいる知人は、納豆の摂取を医師から止められていました。もし、医師からの薬を飲んでいる方は、摂取には気をつけて下さいね。


まだまだすごいぞ納豆の力
納豆菌が腸に入ると、腸の腐敗菌を抑制してくれるのはご存じでしょうか。腐敗菌は、下痢の原因になるものです。この腐敗菌を抑制する事によって、下痢や腸炎を予防してくれるのです。下痢予防になるから、便秘になってしまうと思うかもしれませんが、案ずるなかれ。納豆には、食物繊維も豊富に含まれているので、便秘予防にも良いとされているのです。更に納豆菌によって作られる、ジピコリン酸は、病原性大腸菌への抗菌作用があります。ですから、病原性大腸菌Oー157の予防にも、納豆は効果を発揮してくれるのです。


◆お米と一緒に召し上がれ
ところで、どんな納豆の食べ方をしていますか?筆者はパン派だったので、納豆トーストを良く食べます。邪道という方も居るでしょうが、トーストに納豆をのせ、バターを乗せて醤油をかけて、コンガリオーブントースターで焼きます。チーズを乗せる事も。納豆の表面が少し焼け、粘りも少なくなります。まあ、チーズも合わない事もないので、興味ある方はぜひ朝食に作ってみてくださいね。
ですが、納豆を効果的に摂取するには、お米が一番です。というのも、身体に必要なアミノ酸の事を必須アミノ酸といいます。納豆には、必須アミノ酸のうちのメチオニンが足りません。そのアミノ酸を、お米は含んでいます。お米にはリジンが足りていません。
ですから、一緒に食べる事によって、お互いの足りないアミノ酸を補う事が出来ます。それによって、必須アミノ酸のほとんどが摂取出来るのです。成る程、ご飯には納豆という組み合わせが昔からあるのは、日本人の健康に対する本能的なものなのかもしれませんね。ということは、お米を酢でしめ、納豆を海藻である海苔で巻いた納豆巻きは、最強の健康料理なのかもしれません。

納豆が苦手な人には、茨城県や栃木県でよく作られている、干し納豆という保存食もあります。ポリポリ手軽に食べられて、粘りや臭みも少ないので食べやすいですよ。これなら、子供のおやつにもいけるかもしれませんね。

030153_block01_02

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)