まるパンやフランスパンのようにシンプルなパンを焼き、鳥肉や鮭のクリームシチューを作り、ニンジンとオリーブのサラダも添えましょう。デザートは焼きリンゴ。焼いたホカホカのパンに付けるのは、バター?ジャム?いえいえ、オリーブオイルです。
ちょっとコジャレたイタリアンやフレンチで、パンと一緒にオリーブオイルを出された事、ありませんか?温かいパンに薄いグリーンのオイルを染み込ませ、ぱくっと一口。じゅわっと広がるオリーブの風味。そのオリーブオイルの美味しいこと!!

植物性油のほとんどが種子から作られますが、オリーブオイルはその果実を搾っただけという、フレッシュジュースのような感覚です。洋食でも和食でも使えるオリーブオイルは、栄養価も高いヘルシーなオイルです。


◆油なのに身体にいいって本当?
オリーブの実には、抗酸化作用のあるオレイン酸が含まれています。抗酸化成分は、悪玉コレステロールを減らし、高血圧や老化予防にも働きかけてくれるとされています。その他、若さを保つのに有効な、ポリフェノールやビタミンEなどが豊富に含まれているので、美容にもいい食品なのです。


◆鮮度が大事、フレッシュオリーブ。
オリーブの実を食べた事、1度はあるかと思います。生のオリーブの実をかじると、とてもフレッシュでじゅわっと風味が広がりますよね。筆者は、缶詰めの塩漬けされた黒いオリーブと、カクテルのマティーニに使われるグリーンオリーブの赤ピーマン詰めしか食べた事がありませんでした。なんだかぱっとしない味。美味しいとは遠い感じでした。オリーブの実を美味しいと思ったのは、ギリシアを訪ねた時でした。
食事にフレッシュな黒オリーブの実が出て来て、食べてみたところ、口いっぱいに何ともジューシーな汁が溢れました。新鮮なオリーブの持つ風味は、私を虜にし、帰国後もオリーブを購入するようになりました。ですが、ギリシアで食べたオリーブほどフレッシュなものはありませんでした。やはり、加工し日が経つと味は衰えるものですね。


◆鮮度で決まる品質のランク
オリーブオイルが並ぶ棚を見ると、色や名称が違う事に気づくでしょう。オリーブオイルの品質は、その酸化の度合いで決まってきます。酸化の度合いが低いものほど良質とされています。一般的に売っているオリーブオイルで、「エクストラバージンオリーブオイル」と、「ピュアオリーブオイル」の2種類を聞いた事があるでしょう。

エクストラバージンオイルは、一番搾りのオイルの事です。そのまま食べても美味しいオイルなので、パンに付けたりするのは、こちらがおすすめ。精製などの科学的処理を一切行わないものが、バージンオリーブオイルとされています。そのうち、酸化度合いが0.8パーセント以下のものを最高品質として、エクストラバージンオイルとされています。

オリーブオイルの容器が緑や黒の色付きなのは、紫外線の影響を受けないように遮断しているためです。もし、お持ちのオリーブオイルの容器が透明なら、アルミ等で覆うことをおすすめします。新鮮なオリーブオイルには、抗酸化成分が豊富でぴりっとした風味があります。青々しい果実風味も、鮮度を見極めるポイント。エクストラバージンオリーブオイルは、そのオイルそのものが調味料になりますから、サラダや和え物にかけて召し上がれ。

筆者がギリシアで出会った定番サラダで、ニンジンの千切りにオリーブの実を混ぜたものに、オリーブオイルと塩コショウで味付けしたものがありました。このサラダ、とても美味しく、ニンジンの甘みとオリーブの青さがマッチしていて、毎食食べていたくらいです。

帰ってから自分で作ってみましたが、缶詰のオリーブの場合、フレッシュさに欠けますので、マジックソルトのようなガーリックの入ったもので味付けをすると美味しくいただけます。


さて、次にピュアオリーブオイルです。
クセが無く、青々しい風味が苦手な方はこちらですね。ただ単にオリーブオイルと表記している場合もあります。
こちらは、精製したオリーブオイルに、酸化度合い2パーセント以下のバージンオリーブオイルを混ぜたものです。精製する事で、エクストラバージンオリーブオイルのような、抗酸化成分は失われています。ですから、加熱用に使う事をおすすめします。

ちなみに、オリーブオイルにも味わいの違いがある事をご存じでしょうか。ワイン同様、その品種と産地、土壌や栽培によって味に違いがあるのです。味の種類を大まかに分けると3種類。マイルド、グリーン、ストロングといった種類に分けられます。

マイルドはクセが少ないので、自己主張が少なく上品な味です。グリーンはその名の通り、フルーティーな味です。爽やかな風味があるのが特徴。そしてストロングは、辛みと苦みを持つ、スパイシーでパンチのきいたもの。料理や気分で使い分けてもいいし、お好みのオリーブオイルを探してみいてもいいですね。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)