食べ合わせが悪いものがあるとよく聞きます。それはいったいどんなものなのか考えてみましょう。

食べ合わせが悪いと言われるもって何?

▼うなぎと梅干
この食べ合わせがよくないと言う話はよく聞きます。その理由として、言い伝えにはいろんな説がありますが、ウナギの脂と梅干しの強い酸味が刺激し合い、消化不良を起こすという一番有力な説だと言われています。

▼お酒とからし
お酒に含まれるアルコールと同様、からしなどの辛いものも血液の流れをよくするはたらきがあるため、かゆみが出てしまう可能性があると言われています。じんましんなどが出やすい人は特に注意が必要ですね。

▼ナスの漬け物と冷たいそば
ナスの漬け物は体の熱を冷ます作用があり、そばには胃を冷やす作用があります。両方とも冷たいまま食べてしまうとお腹などを冷やすことになるでしょう。

▼トマトときゅうり
トマトに含まれるビタミンCはガンや、脳卒中、心臓疾患などを阻止するはたらきがありますが、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼという物質には、ビタミンCを壊す作用があります。サラダによく使われる組み合わせのため、酢やレモンを加えるようにしてください。


◆ホントに食べ合わせは悪いのか?
昔から食べ合わせが悪いと言われているものの根拠にはいろいろな説があります。先ほども言いましたように、うなぎの脂っこさと梅干の強い酸味が刺激し合って消化不良を起こすとか言われていますが、食べ合わせに関する記述は、既に室町時代の書物にあるのです。有名な文献では、江戸時代の儒学者であり医者・薬学者でもある貝原益軒(かいばらえきけん)が著書「養生訓(ようじょうくん)」の中に、食べ合わせについての戒めをたくさん載っています。人によっては根拠がないと言われますが、先人たちの経験が私たちの食生活の知恵として伝わっていると考えるようにするといいのではないでしょうか。人生の先輩からの教え・・・ということですね。


◆体にいい食べ合わせには何がある? 
食べ合わせが悪いものもあれば、食べ合わせがいいものもあります。その一例が以下のものとなるでしょう。

▼豆腐とかつおぶし
豆腐にかつお節の組み合わせは、旨味がプラスされます。もちろん、体にもいい効果があって、豆腐には、タンパク質やカルシウムが豊富に含まれています。かつお節が豆腐だけでは不足している必須アミノ酸を補い、さらにビタミンDが、カルシウムの吸収率をアップさせてくれます。
また、かつお節には美容や疲労回復に効果のあるイノシン酸やペプチドなども含まれていますので、トータル的に考えても、一緒に食べることによって疲労回復などに繋がるということになるでしょう。

▼とんかつとキャベツ
この食べ合わせは老化防止や疲労回復の効果があるとされています。キャベツに多く含まれる食物繊維が、とんかつの油分の吸収を抑制し、その毒を取り除く作用があります。キャベツにはとんかつのカロリーを燃焼させる働きもありますので、安心して一緒に食べられる組み合わせですね。

▼キクラゲと野菜炒め
野菜は加熱したり、油で炒めたりすると、熱に弱いビタミンが破壊されてしまいますが、キクラゲを加えることによってビタミン類の破壊が抑えられます。さらに、キクラゲには大腸がんを予防する働きもあります。

▼生ハムとメロン
果物とハムという組み合わせに違和感を感じる方もいるかと思いますが、この組み合わせをする理由が栄養学的にも意味があります。通常のハムより、生ハムは長時間塩漬けにします。その分、塩分は多くなってしまいますが、この塩分を体外に排出してくれるのがメロンに含まれるカリウムになるわけですね。また、メロンにはギャバやパントテン酸も含まれていますので、高血圧の予防やコレステロールの軽減などにも効果を発揮してくれるでしょう。


◆美味しいのに、食べ合わせて気にはよくないもの・・・
ちょっとショックな人もいるかと思いますが、美味しい組み合わせなのに、食べ合わせて気にはよくないものがあります。それが、ラーメンとライスです。ラーメンも炭水化物、ライスも炭水化物。主食同士をたくさん食べ過ぎてしまうと、疲労や肥満を招くことがあります。


◆さいごに
その他にもたくさんあります。例えば、人参や大根、さんまや漬物・・・など。とてもおいしいのに食べ合わせ的に考えた場合、避けておいた方がいいものはドレッシングなどを使って調理法を変えてみてくださいね。美味しいものは美味しいわけですから、食べたいと思うのは仕方ありません(苦笑)

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)