沢山働いた日、疲れて帰ったら冷蔵庫からソーセージやウィンナーを出してフライパンで焼く。その間に、冷えたビールの缶を取り出してぶしゅっと開けると、ホップの香りが漂います。口に含むとしゅわっと苦く、喉に流れ込む黄色い炭酸は、一日の疲れを吹っ飛ばしてくれる飲み物。アルコールの度数も低く、飲みやすいビールは根強い人気です。

家で飲むのであれば、ちょっとひと手間かけてグラスに注ぐだけで美味しさは増量します。何故なら、市販で出回っている缶ビールには、炭酸ガスを注入して閉じこめています。そのまま飲んでも、炭酸が強く香りも色も楽しめません。グラスに注ぐと、程良く炭酸が抜けるので本来のビールの味が楽しめます。

暑い夏。キンキンに冷えた冷たいビールで、美味しいビールをきゅっと飲みたいですよね。寒い冬。ぽかぽかの室内でも、冷えたビールできゅっと喉を潤わせたいですよね。結局、年中ビールが飲みたいということです。唐揚げや枝豆をつまみに、ビールで晩酌をするうちにどんどん食欲が沸いてきて、ついつい食べ過ぎてしまいます。不思議なことにビールと一緒だと、油っぽいつまみや味の濃いものでも食べれてしまいますし、ご飯も進みます。日本では「とりあえずビールで。」がまだまだ浸透しています。が、ビールのことどれだけ知っていますか。今回は美味しく飲めるビールの話をしましょう。


◆冷やしすぎには注意
キンキンに冷えたビールは、喉をきゅっと冷やしてくれます。冷えたビールはとても美味しいですよね。ビールのジョッキを洗い晒しで冷凍庫に入れ、氷がグラスに張り付いた状態でビールを注ぎ入れるお店もあります。カウンターに出すと、凍り付いたグラスが滑り、まるでスケートリンクのよう。キンキンに冷えていないと、怒るお客も居るくらい、ビールは冷たく冷やして飲むことが主流になっている日本。もちろん、好みもありますから、悪いことではありません。


ですが、あまり冷やしすぎても、ビールの美味しさが半減してしまうってご存じでしたか。ビールの飲み頃は、7度前後が適温とされています。この温度は野菜室の温度。野菜室での温度が、ビールには最も適していると言われています。冷たさが物足りないと思うなら、一緒にグラスも野菜室で冷やしておけばいいのです。あまり冷やしてしまうと、ビールのせっかくの香りや味が消えてしまいます。たまには、香りや味が消えないくらいの温度で召し上がってみてはいかがでしょう。


◆ビールの原料
ビールがどうやって作られているかご存じですか。ビールとは、麦芽とホップ、水、酵母から作られる醸造酒のことを言います。ビールの命ともいわれている水は、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどのミネラルを適量に含んでいる酸性の水と言われています。水が違えば味も変わるし、こだわりの水で作られたビールはその売り文句にもなるでしょう。わき水や深層水で作られた、なんて表記されていたらつい飲んでみたくなるでしょう?ちなみに、このビールの原料以外に加えられる材料を副原料といいます。それ以外のものが原料として作られた場合、日本では発泡酒になります。



◆グラスで変わる苦み、甘み
ビールを飲むときに味が変わってくるビアグラス。グラスなんてどれも同じだと思っていませんか。ビールの口当たりは、選ぶグラスでかなり違ってきます。縁が薄いグラスで飲むと苦みを感じやすく、逆に縁が厚いと甘みを感じやすくなっています。嘘だと思うでしょ?ぜひ実際に試してみて下さい。こだわるお店ではグラスにもこだわってビールを出していますから、様々な形のビアグラスが出てきます。ビールの美味しさのひとつには甘みがありますので、その甘みを存分に味わってみてください。甘みなんて以外と思われるかもしれませんね。ビールの苦みは、甘みだけでは飽きてしまう為に中和させる役割があります。そのバランスをうまく調整して、個性あるビールは出来上がっているのです。ビールが苦くて苦手な方は、厚めのグラスで飲んでみて下さい。



◆日本の地ビール事情
日本の地ビールも今や順調に売れてきています。旅行に行ったら、やはり地ビールは外せませんね。その土地の水を使い、作られる地ビールは個性も豊かで飲んでいて楽しいものです。日本で地ビールが作られるようになったのは、1995年から。以外と歴史は浅いのです。それ以前は、法律で大量なビールを作れる醸造施設しか、ビール醸造の免許が取得出来ませんでした。法律改正によって、その量が緩和。小さい醸造所でも、作れるようになったのです。


地ビールは、果実やスパイスを使ったものや、色が水色のものもあります。水色や赤や黄色、黒や茶色もあります。カラフルですね。何とも個性的なビールでしょう。果実等を使ったビールは、日本での扱いは発泡酒ですが、海外に輸出したりして人気を博しているようです。


どうですか、ビールが飲みたくなってきたでしょう?では、今日も至福の一杯を召し上がれ。

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