お酒やワインが苦手な女性も多いと思います。飲みたいけれど、飲めないというのは少しつまらない時もありますよね。筆者がワインショップなどで働いていた時もそういうお客様や、「女子会をやるけれどあまり飲めない子が一人いるのでその子も飲めるようなワイン」を探しに来る方もいらっしゃいました。でも、意外にもそのような方でも飲めるワインはあり、喜んでリピートして買いに来てくれる方もいました。今回はそんな辛口のお酒が苦手な方でも飲めるワインの紹介です。



【アスティ】
アスティはイタリアのピエモンテ州アスティ県で生産されているワインです。ピエモンテはイタリアの、地図でいうとイタリアでは北のほうでブーツの形で言うと、足の付け根部分に位置する州です。フランスやスイスと国境を接していて、トリノオリンピックが開催されたトリノがある州でもあります。ピエモンテとは山の足という意味で、その名の通り、この州はアルプスの麓から平野に連なる丘陵を中心にブドウが栽培されています。
ピエモンテで有名なワインと言う場「ワインの王であり、王のワインである」と言われてきたBaroloバローロやBarbarescoバルバレスコがあり、力強く重いタイプのワインで有名です。でも、この地方でも白ワインで甘口のAstiアスティというワインがあります。アスティは甘口のワインでモスカート・ビアンコというブドウから造られています。非発泡か発泡性で分かれていてつまりスパークリングのタイプと泡立ちのないタイプと分かれます。


-Moscato d’Asti モスカート・ダスティ 
こちらは発泡性と非発泡があります。アルコール度数を5~6度に抑えてあり、独特の芳香を活かすためアルコール発酵を低くおさえてあります。

-Asti Spumante アスティ・スプマンテ 
こちらは発泡性のみです。

どちらもただ甘いだけではなく、原料のブドウの香りや味わいがそのまま活かされているので、フルーツとの相性も良いです。デザートの時にフルーツの盛り合わせなどと一緒に飲むのもとても相性が良いです。有名なものだと、天使のアスティというものはラベルに天使の絵も描かれていて、女子受けは間違いないです!

 

【Prosecco プロセッコ】 
こちらもイタリアのワインです。こちらはアスティほど甘口ではないのですが、スパークリングワインの中ではかなりフルーティーなタイプです。良い意味で力強さがなくとても軽やか、果実味が全面にでていて、すいすい飲めてしまいます。プロセッコはイタリアのヴェネト州で造られています。ヴェネト州はピエモンテ 州とは異なり、州の総面積の57%が平地です。平地らしく軽やかなワインが多めです。水の都、ヴェネチアやロミオとジュリエットの町として有名なヴェローナがあります。プロセッコはイタリアで一番ポピュラーなスパークリングワインと言っても過言ではなく、親しみやすいスパークリングワインです。ブドウ品種はグレラというイタリアの土着品種を85%以上使用しています。さっぱりとしたフルーティーな味わいなので、特にこれからの暑い季節にはおすすめです。



【リースリング】
リースリングとはブドウの品種のことで、代表的な産地はフランスのアルザス地方やドイツです。ニュージーランドやカリフォルニアなどで世界の様々なワイン産地で生産されています。リースリングで造られたワインが全て甘口というわけではなく、辛口から甘口、様々なタイプが造られています。辛口のものでもほんのりと白い花のような香りがして、ほのかに甘みを感じるものが多いので、このワインなら飲める、という方も多いです。ただ、かなりドライなタイプもありますので購入の際は店員さんにどのくらいの甘味なのかを聞くことをオススメします。



【アマローネ】
こちらもプロセッコと同じイタリアのヴェネト州のヴァルポリチェッラという地域で造られている、赤ワインです。陰干ししたブドウから造られていて、辛口ではありますが、しっかりとした複雑な甘味がありビターチョコのような香りが特徴的です。ブドウを干しブドウ化して、果実の糖度を上げたことで、独特の香りや風味、複雑性が生まれます。数年の熟成も必要なので、苦労が多く、値段が上がってしまうのが難点ですが、べたべたした甘味のない、辛口だけど甘味を感じる赤ワインとしては最高級です。少し甘めの赤ワインというのはとても珍しいですが、本格的なものなので根本的なところは辛口に仕上げてあり、レーズン化したブドウを使用しているので甘みを感じる、という感じです。



いかがでしたでしょうか。これ以外にもドイツの白ワインもやや甘口で女性に人気のイメージがあります。
ただ、ここに書いてあるワインも含め、最近は例外の味わいのワインなども多くなってきていることも事実です。ドイツの白ワインだからと言ってすべてが甘口なわけでもなく、フランスのような味わいに作り上げているものも多いです。一番良いのはワインショップの店員さんに相談しながら買うことです。店員さんがこちらに上がっているワインにも飲みやすいワインや女子受けするワインを教えてくれます。

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