暑くなってくると赤ワイン好きでも赤ワインを飲む気分ではなくなってきますよね。白ワインやシャンパン、ビールも良いけれど、やはり食事に合わせて赤身のおいしいお肉を赤ワインで飲みたいものです。今回はそんな方にも朗報の夏に冷やして飲むとさらにおいしく感じられる赤ワインのご紹介です。



【ランブルスコ】
ブーツの形をしたイタリア半島の付け根の部分に広がる平野部の州で、東側はアドリア海と面しているエミリア・ロマーニャ州で造られている微発泡の赤ワインです。エミリア・ロマーニャ州とはあまり聞いたことのない名前の州だとは思いますが、パルマという都市のパルマの生ハムやパルメザンチーズ、州都ボローニャの名物ボロネーゼなど日本で馴染みの深い料理も多いです。また、モデナ周辺にはフェラーリやランボルギーニなどのスポーツカーメーカーの本社があることでも有名です。ランブルスコはエミリア・ロマーニャ州のモデナ周辺のポー川の流域で栽培されたランブルスコというブドウから造られています。微発泡でやや甘めのものからかなり辛口のものまで幅広くあります。微発泡の為、冷やして飲むとおいしくこの地方の郷土料理の生ハムや脂っこい料理との相性は抜群です。タンニンをあまり含まず、赤ワインが得意でない方にもおすすめです。有名なものはかつてのフィレンツェの名家、メディチ家の所有するメディチ・エルメーテのランブルスコです。何種類かありますが、一番安いもので1200円ほどで購入できます。コストパフォーマンス抜群のランブルスコ、見かけたら生ハムと一緒に合わせてみて下さい。また、ランブルスコではありませんがオーストラリアを始めとする他の国でも発泡性の赤ワインは造られています。赤ワイン好きの方で、でも夏になんだか飲む気がしなくなる方には特におすすめしています。




【ボジョレーの赤ワイン】
ボジョレーヌーヴォーで有名なボジョレー地方ですが、ボジョレーヌーヴォーはボジョレー地方のヌーヴォー(新酒)という意味です。なので、解禁日の11月の第三木曜日後に盛り上がってはいますが、ボジョレーのワイン自体は一年中あります。ガメイという品種を使用していて、総じて軽めの味わいで少し冷えているくらいがちょうど良い温度で味わえます。ボジョレーというのは、ブルゴーニュのいちばん南のエリアにあります。その中にクリュ・ボジョレーと呼ばれるエリアがあります。クリュ・ボジョレーは、その広大な地域の中の限られた地区(村)で造られるワインのことで、村名ボジョレーとも呼ばれています。良い生産者によって生産されるクリュ・ボジョレーは、ボジョレーヌーボヴォーのボジョレーとは全然違います。ブドウの品種は同じガメイから造られますが、ワインの複雑さ、深みなど、とてもポテンシャルの高いワインです。「ボジョレーなんておいしくないよ」とか「早飲みでしょ」とか言う人も沢山いますが、意外にソムリエさん達に好きなワインを聞くとボジョレーの奥深さを語る人もいます。というくらい、実はおいしく、奥深いものが多いのです。さらに熟成させるポテンシャルを持っています。クリュというのは、ブルゴーニュなどではもっと小さな、畑単位の区画という意味で使われますが、ボジョレーでいうクリュとはもっと大きな村とかコミューンの単位での地域を指して言っています。




Cru Beaujolaisを名乗ることができる村

・Brouilly(ブルイィ)

・Côte de Brouilly(コート・ド・ブルイィ)

・Moulin-à-Vent(ムーラン・ナ・ヴァン)

・Régnié(レニエ)

・Chiroubles(シルーブル)

・Fleurie(フルーリー)

・Saint Amour(サンタムール)

・Chénas(シェナ)

・Juliénas(ジュリエナ)

・Morgon(モルゴン)

それぞれのクリュのワインは、ブルゴーニュのワインのように村ごとの個性が違うとされ、その違いを楽しむという飲み方も面白いかもしれません。クリュ・ボジョレーまではいかなくても、お店でおいしいボジョレーを探して少し冷やして冷房のきいた部屋で赤ワインを飲むのも素敵ですね。



いかがでしたでしょうか?その他にも夏は外が蒸し暑いので、赤ワインは少し冷やして飲むとおいしく感じられます。常温くらいがちょうど良い、と言っても夏はかなり暑くなっているので、飲む前に少し冷蔵庫で冷やすくらいでちょうどよくなります。また、冷涼な地域、ドイツ、アメリカのオレゴンやカナダなどの赤ワインや、フルーティーな赤ワインも冷やして飲むとおいしいです。上記にあげた2種類は少し冷やして飲むとおいしいと有名なものです。ランブルスコやボジョレーの赤ワインがお店にない場合は冷涼な地域のものでおすすめを定員さんに聞くと良いでしょう。何事もそうですが、提供温度はこのくらいが適温という温度がありますが、普段から冷やして飲むほうが好きな方もいらっしゃいますし、色々と決まり事にとらわれずに暑い時は少しのど越しを重視したくらいの赤ワインを飲んで暑い夏を乗り切りましょう!

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