暑い夏が近づいてくると、食欲も落ちてきます。暑い夏だからこそ、スタミナをつけるためにステーキや焼き肉を食べる人も多いかもしれません。
そこで、辛いものはどうでしょうか。辛い物を食べてたくさん汗をかくというのも暑い夏の醍醐味ではないでしょうか。しかし、その辛いもの、メリットばかりでもなさそうです。では、どのように調理したり食べたりすると効果があるのでしょうか。

<辛みって味覚?>

そもそも辛いという感覚は、味覚ではないとご存知でしたか?日本では味覚とは、「甘い、酸っぱい、苦い、しょっぱい、旨味」の5つと言われています。インドや中国では辛いというのも味覚に入るようですが、日本では辛いというのは味覚ではなく痛覚という感覚になるようです。その辛いという感覚にもいくつか種類があります。たとえばわさび。鼻がツンとする、と言いますよね。その辛さとはまた違う唐辛子の辛さ。唐辛子はツンとはしませんが、舌や口の中がしびれる感覚になります。似た感覚の辛さというと生姜もそうですね。でも、同じ「辛い」でもその辛さの成分は少し違います。唐辛子はカプサイシンという成分が辛みを感じ、生姜は生姜オールという成分が辛みを感じる成分となっています。

<辛みのメリット、デメリット?>

生姜は体を温めることで有名な食材です。同じように唐辛子も代謝を高め発汗を促してくれる食材です。暑い時期に同じように汗をかくなんて余計暑いと思われそうですが、実は逆なんです。外が暑いとクーラーをつけてしまいますよね。すると、もちろん体は冷えてしまいます。そんな生活が続くと汗をかかなくなるのです。スポーツで汗をかくのは気持ちいいのですが、暑くて汗をかくのは不快に感じてしまいます。それを嫌がって汗をかかないと、どんどん代謝が落ちて汗をかきにくい体質になってしまうので、涼しい部屋で汗をかく食べ物を摂るようにしましょう。汗には重要な役割があります。汗にはさらっとしたものとべとべとしたものがあると思います。その汗の違いは出ている汗腺の違いでもあります。さらっとした汗はエクリン腺、べとべとした汗はアポクリン腺から出ています。辛いものを食べて出る汗はさらっとしていて、体温調節の役割を果たし、熱中症になりにくいといわれています。辛いものを食べると体も熱くなり熱中症になりそうですが、実は逆の効果があったのです。また、辛いものを食べると食欲が増進するとも言われています。つまり、夏バテには辛い食べ物が効果的といえると思います。

ここまでは辛みのメリットについて書きましたが、デメリットもあります。もちろん食べ過ぎると消化が悪いので腹痛や下痢をおこしてしまいますし、食べ過ぎることでその辛さになれてしまい、もっと辛いものを食べたいと思うようになるようです。さらに、口の中をけがしていたり、内臓に疾患をお持ちの方は炎症をおこしやすいので気を付けた方がいいでしょう。また、お酒やたばことも相性がいいから、と辛いものを食べながらお酒を飲んだりたばこも吸ってしまいがちですが、食道や胃への刺激が強いので気を付けた方がいいでしょう。

<辛い料理の食べ方のコツは?>

辛い!と思ってお水をたくさん飲んでもなかなかおさまらないですよね。辛いと感じたら牛乳がいいと言われています。牛乳に含まれるカゼインというタンパク質と辛み成分のカプサイシンが結びつき辛みがおさまると言われています。また、辛い料理に弱い人は複数のスパイスで作られている料理より、タバスコ1滴やこしょうを少しから食べしてみることをおすすめします。間違ってもハバネロなどから試さないでください。と言っても、胃腸が弱い人は普段から辛い食べ物を控えるようにしましょう。

辛い食べ物は世界各国にたくさんあります。韓国料理やタイ料理、中華の四川料理やメキシコ料理。世界各国で味わうことができる感覚ではありますが、その食べ方や食べる人の体質によってはメリットにもデメリットにもなり得ます。自分の体調をよく観察して辛い料理をうまく使って暑い夏を乗り切る切り札とできたらいいですね。



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