野菜だけのおかずなんて、もの足りない?いえいえ、旬の野菜を丸ごと使ったおかずは、自然のうまみがぎゅっと濃縮。今まで捨てていたものも、工夫や活用の仕方で、おいしくいただけます。色々な調理法で、無駄なく、おいしく使いきりましょう。


【マクロビオティックとは?】

素材を丸ごといただく、よく噛んで食べる、といったことを中心に、自然と調和をとりながら健康な暮らしを実現する「マクロビオティック」。歌手のマドンナが実践していることでも知られています。実践方法をいくつか紹介すると、「その土地でとれた旬のものを食べる」ことに加えて、穀菜食中心の食事、栄養を丸ごといただくために全体を食べる、食事では消化を助けるため「一口ごとに20回ずつかむ」「腹八分目にとどめる」という原則も。「難しい」と思いがちですが、できることだけを取り入れた「プチ・マクロビ」なら、意外に簡単です。


【旬の野菜を使おう】

「その土地でその時期に収穫されるものが、そこで暮らす生き物の体に最もいい」と考えるマクロビオティック。その「丸ごといただく」を取り入れて、旬の野菜でおかずを作ってみましょう。とびきり新鮮な野菜が手に入ったら、軽く炒めたり、塩をふって揉むだけなどの簡単な調理でOK。皮や根も使い、体にたまった不要なものを外に出すデトックス効果もあるアクやえぐみを、取り除かないのがポイントです。ゴミも少なくなりますし、茹でこぼしのお湯もいりません。だしは昆布やしいたけを水に浸して手作りし、調味料はなるべく長期醸造した自然派のものを選ぶと、よりおいしくいただけます。


【丸ごと調理しよう】

料理をするときに出る野菜くずや切れはし。実は捨ててしまっている部分にこそ、栄養がたくさん詰まっています。野菜の皮やヘタ、種、茎や根には、今話題の「ファイトケミカル」が豊富。ファイトケミカルとは、ポリフェノールやリコピンといった体によい栄養分の総称で、抗酸化作用があり、免疫力アップや老化防止に効果があるといわれています。

◆葉をきざむ・・・根菜の葉はカルシウムなどの栄養が豊富。きざんだものを冷凍保存して、青み具材に利用してもいいでしょう。

◆芯や軸をきざむ・・・ブロッコリーやカリフラワーの軸は、新鮮なものは小さく切り分けて、他の部分と同様に調理しましょう。

◆根をきざむ・・・ねぎや青菜などの根は、よく洗った後で細かくきざんで炒めたり、揚げても意外においしくいただけます。

◆アクやえぐみもいただく・・・アク抜きのために茹でこぼしたり水にさらしたりすると、大切な栄養やうまみまで逃げてしまいます。素材本来の味を楽しんで。


【なるべく自然の調味料を使おう】

自然海塩(天然塩)、大豆や天然塩をゆっくり発酵させるしょうゆ、丸大豆と自然塩を使った本醸造のみそ、圧搾法で絞られたごま油やなたね油など、素材の味をより引き立てる自然調味料も少しずつそろえておきましょう。


【乾物を活用しよう】

風や天日にさらすことで水分をなくし、うまみが凝縮された乾物。干ししいたけは、日にさらすことでビタミンDが含まれるようになるなど、干すことで加わる栄養も見逃せません。


【だしは昆布としいたけ】

昆布としいたけの戻し汁を1:1で合わせる、これがマクロビオティックの「だし」。時間のないときは一緒に作っても、また煮出してもOKです。市販のだしを買わなくても、奥深い味わいが楽しめます。


「作物には無駄な部分はない。全体を食べてこそバランスよく栄養がとれる」というのも、マクロビオティックの考え方。野菜は皮に近い部分に栄養が含まれるので、理にもかなっています。
おいしい旬の野菜、ゴミにするなんてもったいない!栄養の宝庫でエコ、捨てるのが当たり前だった「あれ」や「これ」、栄養価の高い旬のもの、地産地消のものを、無駄なく、いただきましょう!




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