私たちの食生活に欠かすことの出来ない「食用油」。油と一口に言っても様々な種類があります。
動物性のものから植物性のものまでかなりありますね。「油=太る」と言う思い込みをしていて油は摂らないと決めている方もいらっしゃいますが、やはり脂質も重要な栄養素です。脂質が不足することでカサカサのお肌になってしまう事もあります。
重要なのはどんな油を摂るかということです。「油選び」について考えてみましょう。今話題の「えごま油」についても見てみましょう。


「油」の役割

5大栄養素と言う言葉を皆さま一度は耳にしたことがあると思います。小学生の時に家庭科で習いましたね。
糖質(炭水化物)、たんぱく質、脂質(脂肪)、ビタミン、ミネラルを5大栄養素と言います。どれも人間の健康を維持するために欠かせない栄養素だと習ったと思います。脂質については、油だから摂りたくない、油は太る、生活習慣病になるなどと悪者になっていることがよくあります。

しかし、本当にそうなのでしょうか。もちろん油をむやみやたらにたくさん摂ったら体には良くありませんし、太ってしまう事でしょう。でも、油について正しい知識を持って、適量を摂ることは健康と美容にとても大切な事なのです。
「脂質」の役割は、血液を作る、体温を維持する、肌や髪の潤いを守るなどの重要な役割があるのです。その為にもきちんと必要量は摂取しましょう。


「油の種類」

大きく分けて油は2種類に分類されます。

●飽和脂肪酸・・・・主に動物油脂 常温で個体のものが多い
●不飽和脂肪酸・・主に植物油 常温で液体のものが多い

さらに、一価不飽和脂肪酸(オレイン酸など)と多価不飽和脂肪酸(リノール酸、〓(〓はアルファ)‐リノレン酸など)に分けられる。どの脂肪酸が良いとか悪いとかは一概に言えないそうです。

それぞれに役割、特徴があるからです。大切なのはそのバランス。理想の割合は「飽和」「一価不飽和」「多価不飽和」の割合が3対4対3。
先ずは基本となる油を選びましょう。どんなお寮にも使えるくせのないこめ油、グレープシードオイル、菜種(キャノーラ油)、ごま油、サラダオイルでも大丈夫です。

これらはリノール酸とオレイン酸他が混ざっています。オレイン酸が多めのものは、オリーブオイル、菜種油 アーモンドオイルなどです。


「話題のえごま油」って?

今話題のえごま油はどんな油でどのように効果があるのでしょう。「えごま」とは聞きならない名前ですが、シソ科の植物で、その種子から抽出された油が「えごま油」です。「えごま油」には「α-リノレン酸」という成分が豊富に含まれていて、このα-リノレン酸は健康に良い働きをしてくれます。

α-リノレン酸とは植物油の主成分で、必須脂肪酸の一つ。必須脂肪酸とは人間に不可欠な栄養素で、体内で作る事が出来ないため食品などから摂取する必要がある脂肪酸です。
α-リノレン酸は熱に弱く、熱を加えると壊れやすくなるため加熱せずに摂るのがおすすめです

効果:α-リノレン酸が血液をさらさらにして血流を促したり健康に良い働きをしてくれます。

特に注目されたのは、認知症の予防になるというところですね。α-リノレン酸は、体の中で「DHA」「EPA」という栄養素に変化します。DHA・EPAが神経細胞を活性化し脳の栄養として働くので、認知症の予防に期待が出来ます。
美肌効果も期待できるので、女性にとっては願ってもない油という事になります。α-リノレン酸は肌の潤いを保つコラーゲンの生成を助けてくれるのです。肌にハリ・潤いが出てシワ予防にもなりますね。

また、α-リノレン酸には中性脂肪を下げる効果もあるので、動脈硬化、脳こうそく、心筋梗塞などの予防にもつながるとされています。
1日の理想的な摂取量は小さじ1杯(約5g)です。熱を加えずにそのまま摂るのが良いでしょう。ドレッシングとしてサラダにかけると摂りやすいかもしれません。


少し前には「ココナッツオイル」が大ブームになり品切れ店が続出しました。次にきたのが「えごま油」。どちらもそれぞれ長所があり、上手にとることで効果が期待できます。バランスよく好きなものを取りいれて美と健康を手に入れましょう。




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