別名を「十薬」といわれるどくだみ茶は昔から優れた薬草として知られてきました十種類の効能があることから「十薬」 または「重薬」と呼ばれるようになったといわれています。厚生労働省もその薬効を証明しており、薬効成分や効能はお墨付きともいえるどくだみ茶。


<どくだみ茶ができるまで>

どくだみが5月~6月に白い花を咲かせます。この時期に、なるべく清浄な場所に生えているどくだみを採ることがどくだみ茶作りのスタート。採ってきたどくだみを水でよく洗い汚れを落とし、軒先などで数日間乾燥させます。どくだみは乾燥すると匂いが弱くなり、独特の味わいのどくだみ茶が出来上がります。小さく刻んで乾燥しないように保管しておきます。乾燥したどくだみは水1リットルに対し大さじ1~2杯を沸騰後、とろ火で7,8分煮詰めて出来上がりです。温かいどくだみ茶はクセのある味わいがありますが、冷たくすると飲みやすくクセも抑えられます。


<どくだみ茶の成分>

どくだみ茶が十薬と呼ばれ、健康茶として注目される理由は、どくだみ茶の成分にあります。どくだみ茶には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛などの豊富なミネラル分と抗酸化物質が豊富に含まれています。

カリウム:血圧の安定、骨粗鬆予防
カルシウム:骨の形成や体内酵素を活性化
鉄:貧血予防、疲労軽減
マンガン:抗酸化作用促進
亜鉛:新しい細胞をつくる
クエルチトリン:毛細血管を強化、血圧低下、利尿作用、便秘解消
イソクエルチトリン:血液サラサラ、毛細血管を強化

など、ミネラルなどが豊富に含まれている分だけその効果もたくさんあり、健康茶として昔から多くの人に愛用されています。どくだみ茶の成分の中で特に注目したいのは、フラボノイドの一種であるデカノイルアセトアルデヒド、クエルチトリンイソクエルチトリン。殺菌作用、利尿作用、血圧低下作用などの働きはこれらの働きによるものでもあります。また、どくだみにはカリウムも含まれており、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり高血圧の予防に役立ちます。


<どくだみ茶の効能>

・飲むだけでデトックス
どくだみ茶の効能として最も有名なのがデトックス効果。どくだみ茶には多くのカリウムが含まれており、体内の余分な水分、毒素、老廃物を排出します。体内の老廃物や毒素を排泄することでニキビや吹き出物といった肌トラブルの予防・改善ができ、老廃物や毒素が体内に滞ることがなく排出されることで血液のサラサラにも繋がります。さらに、デトックスにより体から毒が排泄されることでアレルギーが改善するケースもあるようです。利尿効果も高まるので、むくみに悩んでいる人にもおすすめです。また、どくだみ茶には便をやわらかくする作用のある成分も含まれており、便秘を解消する効果があるため、便と共に老廃物も排出でき、体の内側からキレイになれる効果が期待できます。


<どくだみ茶に副作用はあるのか?>

どくだみ茶には厚生労働省から認められる薬効がありますが、決して即効性があるわけではなので、飲み続けることがその効果を実感できます。安全性が高いとはいえ、薬草から作られるどくだみ茶の副作用が心配になる人もいるかもしれません。

どくだみ茶を飲み続ける場合に注意してほしいことは2つ。

・飲み過ぎると下痢になる
どくだみ茶は便を柔らかくする働きをもっており、便秘改善はどくだみ茶の効能のひとつとして注目されていますが、飲み過ぎや、元々便秘に悩んでいない人には効きすぎてしまい下痢や腹痛の原因となる可能性があります。

・腎臓疾患がある場合は禁止
どくだみ茶に非常に多くのカリウムが含まれています。体内で過剰なカリウムは尿と一緒に排出されますが、尿を作り出す腎臓の機能が低下していると、カリウムがスムーズに排泄されずに体内に溜まり、高カリウム血症となる可能性が高いです。高カリウム血症は最悪の場合、命に関わるので腎機能疾患のある人や腎機能が低下しやすい高齢者が飲む場合は注意しなければなりません。

いかがでしょうか?毎日飲むお茶があなたにとって「十薬」になるのはとても嬉しいことですよね。副作用にさえ注意すれば、欲しかった健康が、どくだみ茶を飲むことで簡単に手に入るかもしれません。




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