酒は百薬の長と言いますが、これは「お酒は薬」ということではありません。「お酒を全く飲まないよりも、適度に飲むことで健康にいい」という意味なんですよ。

●適度な飲酒が体にいい理由とは?

お酒というのは、飲み過ぎれば体への悪影響があるものです。
しかし、体にとってちょうどいい量を飲むのであれば、嬉しい効用もあります。
では、どういった効用があるのでしょうか?

・食事が美味しくなる
胃液の分泌を促進して消化を助けてくれますから、食欲が増し食事が美味しくなります。

・ストレス解消
精神的な緊張を緩め、ストレスの解消になります。

・疲労回復
血行を良くし利尿作用が働きますから、新陳代謝を高めて疲労回復につながります。

・長生きになる
適度なアルコールには善玉コレステロール(HDL-C)を増やす働きがあります。
HDL-Cというのは、動脈の壁にたまったコレステロールを取り除き、動脈硬化を予防してくれますから、長生きにもつながるのです。
ただし、「飲酒」=「長生き」ではありません。さらに、お酒は20歳からですので、未成年が飲んでしまえば、それだけ体に悪影響を与えることになるでしょう。

どれくらいの飲むと効果があるの?

「お酒の強さは人それぞれだから、自分の身体と相談しながら決める」というのは確かにそうですが、目安というのは必要になってくるでしょう。
厚生労働省が推進する「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」というのは1回量として純アルコール量20g程度となっています。

〇 女性は男性よりも少ない量が適当
〇 お酒に弱い体質の人はより少量の飲酒が適正
〇 高齢者にはより少量の飲酒が適正

などといった補足もされていますから、上記を参考にしてみてくださいね。

では、純アルコール量の20gというのはどれくらいでしょうか。

〇 ビール・酎ハイ(アルコール度数5%)であれば中瓶1本(500ml)
〇 ワイン・日本酒(度数15%)であれば1合(180ml)
〇 焼酎(度数25%)であれば0.6合(110ml)
〇ウイスキー(度数43%)であればダブル1杯(60ml)


となっていますから、この量が適正だと判断するといいでしょう。

さいごに

何度も言いますが、お酒は薬ではありません。
お酒を飲めば長生きするわけではありませんし、かといってお酒を飲まなければ長生きできるということでもありません。

よく眠れないから寝酒する・・・なんていう人がいますよね。
これはあくまでもお酒を睡眠薬代わりに使っているだけのこと。
しかし、寝酒は眠りが浅くなってしまって、夜中に目が覚めてしまったり、翌朝早くに起きてしまうなんていった「睡眠の質」を悪くさせてしまう傾向もあるのです。

お酒は、寝る前ではなく夕食時に食事と一緒に楽しむようにするといいのではないでしょうか。
そうすることで、心地いい眠りがやってきますし、食事もおいしく感じられるようになりますから、結果的に「健康にいい」という効用が得られるようになるのです。

お酒にまつわる事件はいっぱいあります。
例えば、外出先で飲んでしまって車の運転をしてしまうような愚かなまねは絶対やらないようにしてください。
そんなことをしてしまえば、健康うんぬんの話ではなくなります。
さらに、未成年の子供にお酒を勧めるようなことも絶対にしないでくださいね。



cef8f6b1e8f30b09d131de6e22a605a2_s

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)