コーヒーの様々な種類のうちのひとつであるエスプレッソ。エスプレッソはフランスやイタリアで最もよく飲まれるコーヒーであり、イタリアでカフェといえば普通エスプレッソの事を指すほどです。エスプレッソは、英語の「express(急行)」や「特別に、注文ごとに」という意味が名前の由来だといわれており、専用の機械を使って圧力をかけながら抽出します。濃厚な味わいのイタリアやフランスの料理によく合うエスプレッソは、食後の後味をすっきり整えてくれます。

さて、エスプレッソはコーヒーの抽出方法のひとつですが、具体的にどのようにコーヒーと違うのか、特徴は何なのでしょうか?

【おいしいエスプレッソの条件】

◆クレマ

クレマは、エスプレッソの表面を覆っているクリーム状の泡のこと。
細かく挽いたコーヒーに強い圧力をかけて抽出すると、湯が通り抜ける時に水溶性の成分と不溶性の成分が乳化現象を起こし、クレマが出来上がります。よりきめ細かく、艶のあるクリーミーなクレマは、美味しいエスプレッソの象徴です。きめが細かくてかき混ぜても消えない赤褐色のクレマが表面を覆っていれば、それは上質なエスプレッソと言えるでしょう。クレマに赤いツブツブが出ている状態であれば、最高。クレマは、濃厚なエスプレッソの味をまろやかにし、香りを口の中に持続させてくれます。


◆コク

エスプレッソ=苦いというメージの方が多いと思いますが、良質なエスプレッソには強い苦味や後味の悪さはなく、濃厚な中にも酸味と苦みのバランスがとれまろやかな味わいのあるコーヒーです。コーヒーと比べると、口に入れた時に強い苦味と酸味を感じるかもしれませんが、後味はすっきりとしています。砂糖を入れて飲んでみるとよりバランスのとれた美味しさが実感できるはずです。 短時間で抽出するため、コーヒーの雑味を出さずうまみだけを引き出しているエスプレッソ。コク、苦味、甘味や酸味のバランスの良さが特徴です。

【エスプレッソとコーヒーの違いってなに?】

◆淹れ方

エスプレッソとコーヒーの大きな違いは淹れ方にあります。
コーヒーで使用するのは挽いた浅煎りの豆。サイホンやコーヒーフィルターなどを使って時間をかけて淹れていきます。一方エスプレッソは、深煎りの細挽きにした豆を使用。専用の器具を使い、蒸気圧でお湯をコーヒーの粉の中に瞬間的に通して抽出します。

◆成分量

コーヒーとエスプレッソは、同じ量のお湯に溶けだす成分の量にも違いがあります。
エスプレッソの方が溶け出す成分の量が多く、味も濃厚です。エスプレッソの方がうま味成分も多く溶け出しています。カフェインの量はエスプレッソの方が少ないです。

【エスプレッソにも種類がある!】

カフェラテ、カプチーノ、カフェマキアートという言葉をよくコーヒーショップのメニューで見かけると思いますが、実はこれら全てエスプレッソ。ミルクの配合によって呼び名が違うのです。

◆カフェラテ

カフェラテ=エスプレッソ+牛乳
カフェラテは「コーヒー・牛乳」と言う意味のイタリア語で、その名の通りエスプレッソと牛乳を混ぜたもの。

◆カプチーノ

カプチーノ=エスプレッソ+泡立てた牛乳
カプチーノは、イタリアで好まれているコーヒーの飲み方のひとつで、エスプレッソにクリーム状に泡立てた牛乳を加えたものをいいます。

◆カフェマキアート

カフェマキアート=「エスプレッソ+少量の泡立てた牛乳
カフェマキアートは、エスプレッソに蒸気などで泡立てた牛乳を少量注いだもの。マキアートとは、イタリア語で「染みのついた」と言う意味で、エスプレッソに注いだミルクの跡が染みの様に見えることからそう呼ばれるようになったそうです。

◆カフェオレ

カフェオレ=コーヒー+牛乳
カフェオレは、濃く入れたコーヒーと熱い牛乳を、同量大き目のカップに同時に注いだもの。持ち手のないカップで供されることが多く、フランスで好まれるコーヒーの飲み方のひとつです。日本の食器売り場でもカフェオレボールが売られているのをよく見かけます。

コーヒーとエスプレッソは淹れ方によって分けられており、エスプレッソはミルクの配合によってさらに細かく分類されています。また、圧力をかけて一気に抽出するエスプレッソだからこそ、うまみが凝縮した濃厚な味わいが出せるのです。商品名だけではイマイチかわらなかったコーヒーの違い、知っていただけたでしょうか?




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