調理器具の中でも特に使用頻度の高いフライパン。ホームセンターなどの調理器具コーナーにはいつもたくさんのフライパンが並んでいます。素材や深さ・形、メーカーが違うのはもちろん、値段も数百円から1万円以上のものまで様々です。同じように見えるフライパンも、よく見るとそれぞれ特徴があり、用途によって買うべきフライパンも変わってきます。料理に合わせていくつものフライパンをもつのが理想ですが、そんなにフライパン持っていても…というのが正直なところ。

フライパンを選ぶ上で一番重要となるのが材質(素材)です。
材質もたくさん種類がありますが、今日は一般的に使いやすく、手に入れやすいフライパンを3つ紹介したいと思います。全ての料理に適している万能フライパンはないので、使用頻度や作る料理、手入の方法など、自分の用途を考えた上でベストなフライパンを選択しましょう。

◆テフロン加工(表面加工)のフライパン     
テフロン、マーブルコートなど、表面加工が施してあるフライパンは、表面がスベスベしているため料理がくっつきにくいのが最大の特徴です。料理が焦げ付きにくい、少ない油で調理できる、汚れが落ちやすいのがメリットで、調理や手入れがとても簡単ですし、片付けが楽なので時短にもなります。ムニエルやオムレツ等、柔らかい食材を使用した料理では、表面に食材がくっつきにくいので返すときに型崩れせず、上手に調理することができるでしょう。表面加工のフライパンの欠点は、使っているうちに表面の加工が剥がれてしまうということ。一部分だけコーティングが剥がれても、その部分の汚れが落ちにくくなるために洗う手に力が入り、さらにコーティングを痛めることで劣化が加速します。使う頻度や使い方によっても差はありますが、早いもので半年長くても1年〜2年で表面のコーティングは剥がれてきますので短い期間での買い替えが必要となります。また表面加工のフライパンは高温で使用できないため、ステーキやハンバーグなどのグリル料理や、中華料理には向いていません。

◆鉄素材のフライパン
鉄のフライパンの特徴は、火の伝わりが早く、ムラなく焼きくことができるということ。しっかり油をなじませて火加減を調整すれば焦げ付くことはありません。熱にも強く、どんな料理にも対応します。
新品の鉄製フライパンの表面には錆止めがコーティングされているので、新しいものを使うときにはそれを落とす必要があります。初めのうちは油の馴染みも悪く、火加減の調整も慣れてないため、焦げ付かせてしまう人が多いようです。また鉄製フライパンはしばらく使わないで置いておくと錆つく場合があります。
フライパンが油に馴染むこととサビ防止のため、鉄製のフライパンは洗剤でピカピカに洗うことができません。なので、油汚れが完全に取れるまでフライパンを洗いたいという人には鉄製のフライパンは向きません。
初めに慣れが必要な点と、他のフライパンに比べれば手入れの手間がかかる点がありますが、フライパンが油に馴染めば焦げ付くことも少なくなりますし、また料理も美味しくつくることができるので、料理にこだわっている人にはオススメのフライパンです。

◆ステンレス素材のフライパン
ステンレス製のフライパンは熱に強く、どんな調理もこなせます。錆びにくいため、手入れも難しくなく、きちんと手入れすれば、いつまでもシルバーの輝きを保つことができ、見た目はかなり素敵です。また、表面がシルバーなので、食材や調味料の色がわかり易く、焼き加減やコゲ具合を目で確認しやすいです。
しかし、ステンレス製のフライパンは熱の伝わりが悪く、焼きムラができやすく焦げ付きやすいです。手入れを怠ると使っていくうちにキズがつき、フライパン自体の色が悪くなっていきます。
熱が伝わりにくいという弱点に関しては、熱伝導の良いアルミをステンレスで挟んだ構造や、フライパンの底にアルミを張り付けたものなど、ステンレス製でもその弱点を補う製品が作られているのでそこまで心配する必要はないかもしれません。

始めにも書いたように、すべての料理に向いている万能フライパンはありません。

今回紹介した3つの材質からできているもの以外にも、こだわればこだわるほどフライパンの選択肢は増えていきます。素材、デザイン、大きさなど、こだわるポイントは様々ですが、材質は料理の出来を左右しますし、材質で使える期間や手入れ方法も変わってきます。納得できるまで悩んで、自分にベストなフライパンを見つけてみてくださいね。


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