グレープフルーツの旬って、どの季節かわかりますか?夏だと思っていませんか?実は、グレープフルーツの旬は春。4月~5月に採れるグレープフルーツが一番おいしいと言われています。今では1年を通してスーパーマーケットで売られているため「今年もグレープフルーツの季節がやってきた」と、旬を意識することはほとんどありません。国内に流通しているもののほとんどはアメリカから輸入されたもので、主にカリフォルニア産とフロリダ産です。国内では、鹿児島や熊本など一部温暖な地方で栽培されてはいますが、生産量は非常に量が少なく、一般のスーパーなどには並びません。日本のスーパーマーケットに並んでいるグレープフルーツはほとんどがルビーかホワイトという種類のグレープフルーツ。今日は、筆者も大好きなグレープフルーツについてお伝えしたいと思います。

◆ホワイト(マーシュ)

普段よく目にするグレープフルーツがこちら。果皮が黄色く、果肉は白みがかった薄黄色をしています。果汁が多く、さわやかな甘酸っぱさと、特有のほのかな苦みがあります。

◆ルビー(レッドブラッシュ)

一般的にピンクグレープフルーツという名称で親しまれている品種です。果肉に赤みがかったピンク色をしていることから「ルビー」という名前がついています。果皮は黄色からオレンジ。一部赤みがかっているものもあります。ルビーはホワイトに比べて酸味は控えめでまろやかな甘みがあります。

【食べるならどっち?ルビーとホワイト】

◆栄養素で比較

ホワイトとルビーの大きな差は、βカロテンという体内でビタミンAに変わる栄養素が入っているかどうか。ルビーには、βカロテンが含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を作る細胞の代謝を活発にし、肌に潤いを与えるとともに乾燥やシワなどから肌を守る働きがあります。βカロテンには抗酸化作用がありますが、ルビーには、リコピンという強い抗酸化作用をもった栄養素も含まれています。リコピンは肌の活性化、シミ予防に効果的です。美容の観点からみると、βカロテンを多く含むルビーがおすすめです。
ルビーとホワイトどちらにも含まれているのはビタミンCとナリンギン。どちらの成分も私たちの身体を健康に維持するには欠かせない成分です。ビタミンCはグレープフルーツにたっぷりと含まれており、風邪予防や疲労回復に役立ちます。ナリンギンはグレープフルーツの苦み成分で、脂肪の分解を促進します。しかしナリンギンは高血圧の治療薬の効果を強める副作用があり、悪影響を及ぼす危険が高いので、治療薬を飲んでいる場合はグレープフルーツの摂取を避けましょう。高血圧以外の治療薬でも副作用がおこる可能性はあるので、内服薬がある場合は医師に相談するようにしてください。ちなみに、グレープフルーツを食べたときに舌や唇がヒリヒリするのは、ナリンギンが鋭い形をした成分で、食べたときに舌を刺激するからだと言われています。

◆栄養素だけじゃない!香気成分にも注目

グレープフルーツには、リモネンという香気成分が含まれています。リモネンには、リラックス効果、ストレス軽減効果があると言われており、香水やアロマオイルなどにもグレープフルーツの香りは使われています。さらにリモネンには、交感神経を刺激して代謝を高め、脂肪燃焼を促進する働きがあると言われています。

【グレープフルーツの選び方と保存方法】

グレープフルーツを選ぶポイントは3つ。①形が丸くへこみがない、②ずっしりと重みがある、③ハリとツヤがある。皮についているシミはあまり気にしなくてOK。果肉がぎゅっと詰まった水分たっぷりのグレープフルーツを選びましょう。そして、グレープフルーツは風通しのよい冷暗所で保存します。冷蔵庫であれば野菜室。新鮮なものなら1~2週間くらいは保存可能です。カットした余りはラップに丁寧に包み、冷蔵庫で保存しましょう。乾燥すると味や香りが大幅に落ちてしまいます。また、ほとんどのグレープフルーツの果皮に農薬やワックスが付いているので、よく洗ってから食べましょう。

いかがでしたか?みずみずしくて食べ応えのあるグレープフルーツ。1年中手に入れることができますが、春が旬であることを頭の片隅に入れ、ぜひ旬の季節にも食べてみてくださいね。



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