スーパーベジタブルと言っても「ドラゴンボール」の話ではありません。健康や美容に役立つ栄養素がいっぱい詰まった、超スゴイ野菜のこと。言わば野菜の王様です。

野菜が、ビタミンや食物繊維が豊富で美容や健康のために積極的に摂るべきものであることは説明の必要もないと思います。しかし何事にもピンとキリがあるように、野菜にもあまり栄養素のない野菜と栄養が超豊富な野菜とがあります。野菜の中でも格差社会は深刻です。
今回は野菜の中のトップエリート、栄養がタップリ詰まったスーパーベジタブルについて紹介していきたいと思います。


●食べやすくて栄養も豊富「モロヘイヤ」

モロヘイヤはアフリカ原産の緑黄色野菜で、北アフリカや中東などで肉と一緒に煮込むなどして食べられています。独特の粘り気があるのが特徴的ですが、味にクセはないので、和食や日々の食卓にも問題なく取り入れることができます。

茹でてお浸しにしてもいいし、味噌汁に入れても美味しいです。ネバネバを利用して納豆やトロロ、オクラなどと一緒にネバネバ丼なんていうのもオススメ!
栄養価が全体的にとても高く、「野菜の王様」と異名をとるほど。初めて日本でモロヘイヤの栄養分析が行なわれたとき、あまりに数値が高かったため、研究者は自分が計測を間違ってしまったのではないかと疑った、なんて逸話まであるそうです。

【豊富なビタミンとミネラル!】
疲労回復やお肌の回復に効果的なビタミンB群をはじめ、美白成分ビタミンC、抗酸化作用の強いビタミンEも野菜の中でトップクラス。鉄分やカルシウムなどのミネラルも豊富で、カルシウムはほうれん草の9倍も含まれています。なお、ビタミンは熱に弱いので、効率よく摂取するにはサッと茹でてあまり長時間加熱しないことがポイントです。

【高い「カロチン」でアンチエイジング】
緑黄色野菜に多く含まれるカロチンは、細胞を老化させる「活性酸素」を除去するチカラがあります。モロヘイヤはそのカロチンが、ブロッコリーの19倍、同じ緑黄色野菜のほうれん草と比べても4.6倍も含まれているんです。豊富なビタミンと併せて、まさにアンチエイジングにうってつけの野菜ですね。

【胃にやさしい!「ムチン」】
モロヘイヤのネバネバ成分の素「ムチン」は、胃や腸など消化器官の粘膜を保護し、胃の負担や消化不良を防ぐと言われています。胃のむかつきやもたれに悩まされている方にも優しい野菜です。

モロヘイヤは7月~8月が旬の夏野菜。サッパリ食べられるので夏バテ時の栄養補給にもピッタリですね!


●青汁などでもおなじみ「ケール」

地中海沿岸を原産とする緑黄色野菜ケールは、とても栄養が豊富で、温暖な気候であれば一年中栽培でき、しかも収穫量も多いという生命力の強い野菜です。

健康効果はバツグンなんですが、青臭さやえぐみが強く繊維も堅いので、残念なことに料理にはあまり向きません。ヨーロッパではメジャーな野菜ですので、ロールキャベツのようにして食べたりするのだそうですが、あまり長時間煮込むとせっかくのビタミンが壊れてしまうので、やはり摂取するには青汁として飲むのが一番のようですね。

【「スルフォラファン」でガン予防!】
ケールはワサビや大根と同じアブラナ科の野菜ですが、アブラナ科の特徴である辛味成分イソチオサイネアートには抗酸化作用や抗菌性、発ガン抑制の効果があるそうです。ケールに含まれるスルフォラファンもその一種。特に乳ガンを抑制するという効果があるそうで、女性にはうれしいですよね。ちなみにこの成分は加熱しても壊れません。

【「食物繊維」もタップリ!】
ケールはビタミンやカルシウム、カロチンなども豊富ですが、食物繊維もタップリ含まれているんです。なんとゴボウの3.5倍!繊維が堅すぎて食用に向かないのにもうなづけますね。
食物繊維は血糖値を下げたり、腸の中をキレイにしてくれる美容と健康の味方!食物繊維はケール青汁の中にも含まれています。


●ミラクルハーブ「モリンガ」

聞いたことない。何ソレ?とピンとこない方も多いと思いますが、その高い栄養価で最近注目されているスーパーベジタブル界の新星、それがモリンガです。

日本ではなじみのないモリンガですが、アフリカやインド、東南アジア等では葉やサヤが野菜として売られている他、花や根、種なども食べられます。現地ではスープや肉料理などと一緒に食べられているのだそう。あいにく日本では手に入りにくいモリンガですが、お茶や青汁パウダー、サプリメントとして入手できるようです。早く現物がスーパーに並ぶ日が来るといいですね。

【旨み成分「グルタミン酸」】
モリンガの良いところは、栄養豊富なだけでなくちゃんと「美味しい」ところです。旨み成分であるグルタミン酸の他、19種類ものアミノ酸も含まれているそうですよ!どんな味なのか非常に気になりますね…

【とにかく豊富な栄養素】
アミノ酸の他、各種ビタミンやミネラルがバランス良く含まれています。ビタミンCはオレンジの7倍、Eは卵の96倍、カルシウムは牛乳の16倍、鉄分はプルーンの82倍、さらにほうれん草の4.6倍の「葉酸」やワインの8倍の「ポリフェノール」まで!食物繊維もごぼうの6倍です。いやはや、圧巻ですね。


以上、栄養価の特に高い野菜を3種類ご紹介しました。ケールは食材としては微妙のようですが、モリンガはぜひ一度食べてみたいですね!…ちなみに、一番栄養がない野菜は「キュウリ」だそうです。キュウリも、美味しいんですけどね…


スーパーベジタブル

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