目の前の景色が回っているような感覚を引き起こす「立ちくらみ」。座った状態や寝ている体勢から急に立ち上がった時にバランスが取れず、目の前が真っ白になるという人もいます。低血圧が主な原因と言われてきましたが、内耳や脳などのトラブルによって起こるものもあり、要注意の症状です。



【ただの低血圧だけではない!?「立ちくらみ」の原因】
立ちくらみの原因には、女性に多い貧血や起立性低血圧があります。しかし、頻繁に立ちくらみが起こり、なおかつ頭痛や吐き気もある場合は、30代以降の女性が発症しやすい内耳性のメニエール病の可能性が疑われますので、速やかに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

なお、人間が無意識に行っている呼吸などの動きは自律神経がコントロールしていますが、不規則な食生活や不摂生、疲れがたまった状態などのストレスで自律神経の働きが乱れることでも立ちくらみを引き起こします。また、立ちくらみが頻繁に起きる原因には脳に関する病気が隠れている可能性もあります。立ちくらみは、脳内が一時的に血液不足や酸素不足になることで起こりますが、脳の脳腫瘍や脳梗塞、脳血栓などの恐ろしい脳の病気が原因なこともあります。頻繁な立ちくらみは、これらの病気の予兆かもしれません。病院でCT、MRIなどの精密検査を受診しましょう。



【立ちくらみ改善するには】
立ちくらみを予防するには、急に姿勢を変えることを避けるのが一番です。座っている体勢から立ち上がる時は、ゆっくり立ち上がりましょう。寝ている状態からは横向きに体勢を変えて、急に起き上がらないようにします。自律神経の乱れを改善すると、立ちくらみがおさまるケースもあります。バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動は、自律神経を正常に保つ重要なポイントです。栄養素で言えば、鉄分不足も立ちくらみの大きな原因のひとつと言われています。生理や妊娠、授乳などにより多くの鉄分が失われてしまいがちな女性は、鉄分を多く含むほうれんそう、レバー、牡蠣、しじみ、青魚などを毎日の食事に取り入れましょう。低血圧とわかっている場合、血圧を上げることも立ちくらみを防ぐのに有効です。ウォーキング、ストレッチなど軽めの運動や入浴などで血圧を上げていきます。タバコは血圧を下げる作用があるので、なるべく避けましょう。




改善策を取り入れても立ちくらみが改善されない場合、総合的な健康診断や血液検査を受けることをお勧めします。専門家による診断を受け、自分の健康状態を把握しておくことは重要です。思いがけない原因が見つかり、早期治療や体質改善につながることもあり得ます。自ら進んで健康管理することは、元気で健やかな毎日をエンジョイするのに不可欠です。

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